LH質問箱:乾燥した寒~い季節、ビリっとくる静電気を防ぐには?
ライフハッカー編集部様へ
だんだん、寒い季節が近づいてきました。空気が乾燥すると、カラダが静電気でビリっとなります。今年の冬こそ静電気を防ぎたいのですが、どうすればいいですか? 教えてください。
PN:静電気がマジ心配(Serious About Static)より
Photo by jgl247/Shutterstock.
静電気がマジ心配さんへ
状況は痛いほどわかります。冬になると、あらゆるものが自分をビリっとさせる気がしますよね。幸い、静電気を極力避ける方法はいくつかあります。
静電気の具体的な防止方法に入る前に、まずは静電気のメカニズムについて知っておきましょう。
静電気とは、ある表面から他の表面に電子が接触しながら移動する際に帯電すること。表面同士が絶縁体だと帯電し、一方は正の電荷、もう片方は負の電荷となります。そして、帯電した物体が金属のような伝導体に触れると、電気が中性化され、静電気の「ビリッ」が起こります。
これは、日常生活ではどういうことなのでしょうか?
ゴム底の靴、居間のウール絨毯など、家庭には絶縁体が多く存在します。たとえば、ゴム底の靴を履いてウール絨毯の上を歩くと、カラダに静電気が起こります。金属のドアノブに触ったとき、ビリっとくるのも同じメカニズムです。乾燥した空気も絶縁体です。ゆえに、乾燥した冬は静電気が起こりやすくなります。
静電気をもっともカンタンに防止する方法は、着る物や家具の素材に気をつけること。静電気をテーマとするウェブメディア「Electrostatics.net」によると、ゴム底の靴は典型的な絶縁体で、ウールやナイロン製の絨毯に触れると、カラダに静電気が起こりやすいそうです。ゴム底を皮革製の靴底にしたり、ウールの靴下の代わりに綿の靴下を試してみましょう。たとえば、スーパーに買い物に行くときは革靴がオススメ。ショッピングカートは静電気を起こしがちだからです。
同様に、ウールのセーターは、乾燥した冬には大敵。これに比べて、綿は静電気が起こりにくいので、静電気を避けたいなら、綿製の洋服を着てみてください。家具用カバーや静電気防止スプレーで、静電気をいくらか和らげることも可能です。
自動車から降りるとき、ドアに触れて静電気が走ったことはありませんか? これを防止するには、車から降りる前に金属性のドアフレームを触ると効果あり。シートから完全に出るまで、フレームに触れ続けるのがポイントです。ドアフレームに触るのを忘れたときは、車のキーを使ってドアに触れましょう。こうすることで放電され、静電気が起こるのを防げます。
Photo by Brendan DeBrincat.
自宅で静電気を防ぐには、加湿器が使えます。30%程度で「ちょっと湿気があるな」という感じがするかもしれませんが、静電気対策としては、40~50%くらいがベター。ちなみに、自宅の湿度コントロールについては、ライフハッカーアーカイブ記事「自分と自宅を快適に保つための湿度コントロールのススメ」で詳しく採り上げています。
Photo by Jeremy Noble.
着る物や履くものをちょっと工夫したり、空気の湿度を少し気にするだけで、静電気は防ぐことができます。このほか、「Electricity Central」のこちらのページ(英文)や「Electrostatics.net」のページ(英文)でも、静電気を防止するコツが紹介されているので、あわせてご参考まで。
静電気からうまく逃れ、快適な冬をお過ごしくださいね。
少しでもお役に立てれば、幸いです。
ライフハッカーより、愛を込めて。
Whitson Gordon(原文/訳:松岡由希子)
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