人が呼吸するだけでもWi-Fi信号に影響が出るらしい
Wi-Fi信号をブーストさせたり、使用可能な範囲を拡大したりする方法はいくつもありますが、科学ブログ「New Scientist」にちょっと気になるニュースがあったので、そちらをご紹介。
ソルトレイクシティにあるユタ大学で行なわれた研究によると、なんと体を動かしたり、息をしたりするだけでも、Wi-Fi信号はその影響を受けるそうです。
Photo by Sakala(Shutterstock)
Neal Patwari氏は、市販されているワイヤレスデバイス各種を使ってテストを行ない、人間がシグナルにどのような影響を及ぼすのかに着目しました。人が息を吸うと、無線信号は胸部の辺りで曲がり、それにより信号は遠くまで飛び、強度が弱くなります。
この実験は、邪魔にならない方法で人の呼吸周期を正確に図るために行なわれていたのですが、息を吸うという至ってシンプルな行動でさえも、Wi-Fiシグナルの強度に影響が出ているというのは興味深いです。生きているだけでWi-Fiシグナルに致命的な影響を及ぼす、ということは考えにくいですが、家にあるさまざまなモノ、特に動くモノは無線信号になんらかの影響を及ぼしているという事実を示唆しています。
これを逆手に取って考えると、Wi-Fiルータを使って家の中で何かが動いているかどうか、生き物が呼吸をしているかどうかを調べるセキュリティツールを作る、なんていう応用方法も実現するかもしれませんね。
Wireless network can watch your breathing | New Scientist via Business Insider
Adam Dachis(原文/訳:まいるす・ゑびす)
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