スパムから学ぶメール作法
最近ではメールシステムの進化のおかげで、スパムを目にする機会はだいぶ減ってきました。誰にとってもスパムはうっとうしいものですが、そのようなスパムからもメールの作法が学べます。
Photo by Adam Baker.
オンライン上の脅威についてのラボを運営するCatalin Cosoi氏によると、スパマーがよく使うテクニックとして「Dear」(日本語であれば、~様へ)をメッセージの頭につけるというものがあり、さらに、受信者の本当の名前が入っていると、より上手く作用するそうです。
これはスパムメールに引っかかりやすくするためのテクニックですが、通常のメールにも適用できます。当たり前のことですが、相手の名前をきちんと記入して、誰宛のメッセージかを明確にしておくことは、返事をもらうための第一条件でしょう。このように、スパムから学べるメール作法はいくつかあります。
パーソナルに
前述したとおり、誰宛のメッセージなのかを明記することは重要です。基本的なマナーの問題ですが、何事も140文字にまとめがちな昨今、ないがしろにしてしまうこともあるので、忘れないようにしましょう。
正確に
綴りや文章の誤り、過激な表現はスパムの特徴の一つです。スペルチェックや校正ツールを使って、なるべく誤りのない文章を作成しましょう。
誰が読むのかを考える
スパムの最もうっとうしい点の一つにその無差別さがあります。男性用のピンクな広告が女性に届こうが、フランスの銀行のフィッシングメッセージがオーストラリア人に届こうが、スパム送信者には関係ありません。その結果、私たちは「うっとうしい...」と思うわけです。
これを通常のメールに置き換えて考えると、複数の宛先をCCに入れてメールを送る際には、誰が読むべきメールなのかをしっかり考えてから送ったほうがいいということがわかります。
次に何が起きてほしいのかを明確にする
広告メッセージ(スパムでないものも含む)は、メールを読んだらこれをしてほしいという目的が明確です。スパムでは多くの場合、URLをクリックさせようとします。
これを通常のメールに置き換えると、メールを読んだ相手に、その後どうしてほしいのかを明確に記述した方がいいということ。明確な目的が思い浮かばなければ、メールを送る必要があるのかどうか、もう一度考えましょう。
いかがでしたか? 自分は◯◯から、こういったことを学んだ! という意外な学習の経験がありましたら、コメント欄への記入をお願いいたします。
Angus Kidman(原文/訳:松井亮太)
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