マイボトルを節約につなげるマネーハック(活用編)
■マイボトルで「エコ × 節約」しよう
毎日どこかのカフェでノマドワークしているFP山崎(@yam_syun)です。しょっちゅう利用するがゆえに、マイボトルも実践しています。そこで、今回のコラムではマイボトルの活用をFP的に考えてみます。
マイボトルといえば「エコ」という印象ですが、実際には「節約」でもあります。資源の節約といったエコ的な話ではなく、自分の財布をリアルに「節約」できるという意味です。エコだけどコストが高い...といった場合は悩んでしまいますが、エコかつ節約になるなら、これを避ける理由はありませんね。
前回のコラムでは「マイボトルを買おう」ということで、購入の際のヒントを実用面とコスト面からアドバイスしてみました。今回は、マイボトルを実際に使ってみたいと思います。それではマイボトルを持って、お店にでかけましょう!
Photo by John Carleton.
■マイボトルの使い方はとても簡単
マイボトルの使い方は簡単です。マイボトルを差し出して「これで○×をお願いします」と言えば通じます。「マイボトルで」と言わなくてもかまいません。もし、中の衛生状態に不安があれば「洗ってください」とお願いすれば、きれいに洗ってからドリンクを入れてもらえます。
フタについてはそのまま渡してもいいし、開けてから渡して、フタは手元に持ったままでもかまいません。私はフタは持っておくタイプです。
受け取りの際、順番がわからなくてもマイボトルだと自分の飲み物が誤解されないのもうれしいところ。ときどき「順番を抜かされた?」ということがありますが、マイボトルがかぶることはまずないからです。
飲み終わったら、そのまま持ち帰って家で洗ってもいいですし、店員さんに「洗ってもらえますか?」とお願いして洗ってもらうこともできます。ただし、キャップの内側に入った小さな汚れなどは自宅で洗ったほうがいいでしょう。特に、ミルク入りのカフェラテなどを頼んだ場合には小まめの洗浄を心がけましょう(皿洗いなどと一緒にまとめてやるといいです)。
マイボトルデビューのときは少し緊張するでしょうが、利用は本当に簡単です。
■マイボトルでいくら得する?
さて、ここからがFP的に考える「節約」の本題です。
割引を理由にカフェを選ぶというのはちょっと本末転倒かもしれませんが、それぞれいくら割引になるかは知っておくべきだと思います。どちらのお店に入るか悩むときには参考になるかもしれません。なお、執筆時点での情報なので、それぞれ最新の状況を確認してください(気がついたら加筆しますので、情報があればtwitterで、@yam_syunまで教えてください)。
50円割引
- 上島珈琲店:専用カードに現金チャージで最大5%還元&利用で5%還元。iPhoneアプリで20%引きクーポンがもらえることも。
30円割引
- タリーズコーヒー:15杯で1杯無料のポイントカードあり(2011年9月で終了予定、継続するかは未定)、現在はマイボトル利用者10人に1人、1杯無料チケットプレゼントも実施中。
- エクセルシオールカフェ:Tポイントカード提示で1%還元。
20円割引
- スターバックス
- カフェディエスプレッソ:上島珈琲店と同じアプリ、カードの割引あり。
割引なし
- ドトール:Tポイントカードで1%還元。
- カフェドクリエ:5%割引+1%ポイントのチャージカードあり。
- プロント:時間帯により10%割引のチャージカードあり。
- 珈琲館:上島珈琲店と同じアプリ、カードの割引あり。
店舗数はあまり多くないのですが、実は上島珈琲の割引が大きいです。喫茶店で時間をつぶすとき、近くに上島珈琲があればチャンスですね。なお、割引がなくてもマイボトルには入れてくれるので、気にせず頼んでみてください。
■FP的に試算してみると1カ月で元が取れる?
最後は割引でどれだけ得か試算してみましょう。真ん中をとって、30円割引(タリーズなど)の例で考えてみます。
仮に1日1杯370円のトールラテを飲んでいるようでしたら、毎月20日働くとして、1カ月600円の得ということになります。1500円のボトルも2カ月半で元が取れます。それ以降はもちろんお得です。500円程度で安いタンブラーを買ったのであれば、すでに元が取れたということになります。
同じペースで1年間飲み続けたとすれば、年間7200円のお得ということになり、けっこう大きなインパクトです。コーヒー代はなかなか大きな出費で、370円 × 20日であれば、毎月7400円も使っていることになります。マイボトルに置き換えることで、1年で1カ月分くらいの得です。なかなかの割引ではないでしょうか。
どれくらいのペースで飲むかにもよりますが、コーヒー好きほど早く元が取れることは間違いありません。ペースが週1~2回程度の人であっても、おそらく半年くらいで元が取れると思います。長く使えば長く使うほど、お得度合いもアップするので、マイボトルで出費を抑えてみてはいかがでしょうか。
■まとめ:その一杯で有意義な時間を過ごすのも大事
ところで、プラスチックのカップはいかにも資源のムダづかいという印象を受けますが、店内利用でマグカップやガラスコップで出してもらっても料金は同じです。同じ料金なら、マイボトルで割り引きしてもらうほうがさらにお得(エコ×節約)ということになります。保冷・保温の面だけでも楽しむ時間が増えるので、トリプルでお得かもしれません。
ただし、ムダづかいとして考えれば、飲まないのが一番節約です。しかし、気持ちがリフレッシュしたり、新たなアイデアがみつかる時間になるのなら、370円の価値はあります。「その一杯で有意義な時間を過ごす」ということを意識することが、実は一番の節約です。ぜひ、良い香りを楽しみ、お茶を楽しむ時間を大切にしてください。
「エコ × 節約 × 満足」の観点で、マイボトルライフ、今日からはじめてみませんか?
(山崎俊輔)
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