• GIZMODO
  • FUZE
  • BUSINESS INSIDER JAPAN
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • roomie
  • gene
  • machi-ya
  • GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie

春野ユリ  - ,  08:00 PM

クリエイティブな人が自分の作品になかなか満足しない理由

クリエイティブな人が自分の作品になかなか満足しない理由

170330_creative_people_rarely.jpg


Inc.:実業界のリーダーやアーティストがインタビューで何か特定のプロジェクトを自慢して、そこに自分のオリジナルなビジョンがどれほど完璧に反映されているかについて熱く語っているのを聞いたことがありますか。

そんなことをしている人がいたら、嘘をついている可能性大です。

実際には、当初のオリジナルな閃きがクリエイティブなプロジェクトにそのまま反映されることはほとんどありません。アイデアは頭に浮かんだときは完璧に見えても、具現化されて世に出るまでには、どうしても妥協や葛藤を経ることを避けられないからです。

作家のScott Berkun氏は、最近のインタビューで、この矛盾を一連の「ギャップ」と評して、クリエイティブな仕事の舵を最初から最後まで取るためには乗り越える必要があると語っています。「名案を思い付いた人が大いに驚くのは、そのアイデアが自分の頭の中にあるときと具現化するときとでは、あまりにも感じが違うことです。」と指摘するBurkun氏は「プロのクリエイターなら誰もが克服すべき3つの具体的なギャップがある」と説いています。


努力のギャップ


いざ自分のアイデアを実現すべく行動を起こそうと思うと、身動きが取れなくなる人がいます。頭の中では完璧な感じがするのに、自分の基準に達するレベルまで実行に移せるか不安になってしまうのです。Berkun氏は自著『The Dance Of The Possible』の中で、「クリエイティブになることに臆病になる人やコミットするのを恐れる人はたくさんいます。そういう人たちは、努力のギャップを埋めるのが怖いのです。クリエイティブになりたいと思いながらも、リスクは取りたくないのです。作業に何週間も費やした挙句、プロジェクトが失敗に終わる可能性もあるとわかっているので、頭の中にアイデアを封印して薄っぺらな完璧さで良しとしているのです」と書いています。

ですから、頭の中にアイデアを閉じ込めようとする力、アイデアを形にして世の中に送り出すための第一歩を踏み出すことを阻む力が存在することを意識すべきです。

せっかく頭の中に素晴らしいアイデアがあるのに、自分の期待値に達するほどうまく形にできないのではないかと心配して最初の一歩を踏み出すことを恐れていませんか?


スキルのギャップ


Berkun氏いわく、自分と同じ分野で最高の業績を上げている人たちの作品と製作途中の自分の作品を比較すると立ち往生してしまいがちです。「世の称賛を浴びる人の作品を目にすると、そんなすごい人でもかつてはスキルが伴わなくて苦しんだ時代があることを忘れてしまいます。そういう人たちは生まれつき才能に恵まれていると思ってしまい、彼らが重ねた多くの試みや、今でこそ定評のあるそのスキルを長年かけて磨いていた時代には、日の目をみるかどうかわからない作品を発表していたことに思いを馳せることができません。」とBerkun氏は書いています。

他人と比較して身動きが取れなくなったり、行動を起こせなくなったりしないことが大切です。どんなに輝かしいプロジェクトも、不器用な最初の一歩から始まっています。どんな偉大な作品も改良や編集を経て着実に進歩した結果であることがほとんどです。

他人とつまらない比較をしてせっかくのアイデアを行動に移せずにいませんか?


クオリティのギャップ


どんなに優秀なアーティストも、自分の作品にはいまだに不安を感じています。どれだけ一生懸命制作作業をしても、期待するレベルに達しないかもしれません。それが、高い基準を掲げるクリエイティブな人たちの人生の現実です。

「ロックミュージシャンのブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)氏はかつて自身のアルバム『明日なき暴走(Born To Run)』を今まで聞いた作品の中で最悪だとして、リリースしたがりませんでした」とBerkun氏は書いています。想像しがたいことですが、文化的に最も影響力のある作品なのに、その作者が作品を売り出すことに乗り気でなかったのです。

しかし、これは必ずしも悪いことではないとBerkun氏は結論づけています。「自分が作るものに完全に満足しているということは、それを作る過程で何も学ばなかったことに等しいので、私なら、全く何も学ばないよりは、時々自分の作品にちょっと失望する方がいいと思います。」大切なのは、完璧を目指して格闘しているのは自分だけではないと気づくことであり、完璧な作品にできないことを、自分のアイデアを世に出す努力をしない言い訳にしないことです。最後にBerkun氏は次の言葉を付け加えています。「少しずつ進歩していることに気づいたら、それを喜びましょう。苦労の末に手に入れたそうした数々の小さな進歩こそ、歴史上、特筆に値することを成し遂げた誰もが歩んだ唯一の道なのですから。

非現実的に高い基準を設定して、自分の作品は到底そこまで及ばないと思い込んで、公開できずにいませんか?

クリエイティブな仕事をするには不確実性に打ち勝ち、忍耐と集中力と勇気が必要です。上記の3つのギャップが原因でせっかくのアイデアを頭の中に封印してしまわないようにしましょう。どんなに素晴らしいアイデアも頭の中にあるだけでは何の意味もありません。たとえ不完全な形であっても世の中に発表すべきです。そうすれば、自分が属する組織にも世の中にも何らかの影響を与えることができるでしょう。


Why Creative People Are Rarely Satisfied With Their Work | Inc.

Todd Henry(訳:春野ユリ)
Photo by Shutterstock.

MORE FROM LIFEHACKER

powered by
    
    
    

lifehacker

Recommended

© mediagene Inc.