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印南敦史  - ,,,,,  06:30 AM

「スヌーズ」を押すのは負け? パワフルに1日をスタートするための「モーニングメソッド」とは

「スヌーズ」を押すのは負け? パワフルに1日をスタートするための「モーニングメソッド」とは

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朝時間が自分に革命をおこす 人生を変えるモーニングメソッド』(ハル・エルロッド著、鹿田昌美訳、大和書房)の著者は、劇的な体験の持ち主です。なにしろ20歳のとき飲酒運転のトラックと正面衝突し、6分間心肺停止、11箇所を骨折して脳にも修復不可能な損傷を受けたというのですから。

しかし懸命にリハビリをした結果、ふたたび歩けるようになり、ウルトラマラソンを完走できるまでになったのだとか。さらにはビジネスでも、大きな結果を出せるようになったのだといいます。現在は作家として、講演者として、人生とビジネスの成功を後押しするサクセスコーチとして、多くの人々をサポートしているそうです。

本書のキーとなっている「モーニングメソッド」は、そんな著者が経験のなかから編み出したもの。人生のあらゆる分野でのレベルを上げるために、もっとも実践的かつ効率的なメソッドだといいます。

シンプルだが革命的なプロセスが、人生のあらゆる分野を様変わりさせることを約束しようーーすべては、朝8時までの時間の過ごし方で決まる。
そんな大きな約束をしていいのか、とあやしむ方もいるだろう。
しかし、モーニングメソッドはすでに僕を含む世界中の1万人超の人生に大きな変化を起こしている。(「この本を手にとってくれた人へ」より)

そんな本書のなかから、きょうは4章「明日から『朝』を変えるマインドセット」に焦点を当ててみたいと思います。



スヌーズボタンを押すのは負けーー目覚めの真実とは


たいていの人は、毎朝容赦ないアラームの音で目を覚まし、しぶしぶベッドから這い出るものです。そしてほとんどの人は、起きるまでの間に抵抗し、何度かスヌーズボタンを押すでしょう。しかし、それは「理想の人生を目指して意識的に生きるよりも、ベッドで寝ているほうがいい」と宇宙に向かって宣言しているようなものだと著者は断言しています。

「スヌーズボタンを押すのは敗北宣言だ」という格言があり、そこにはかなり深い意味があるのだそうです。ギリギリまでベッドにとどまるような1日のスタートを切るのは、自分の人生の可能性に抵抗する行為だというのです。スヌーズボタンを押すたびに、自分の人生ときょうの1日に、そして夢の一歩を踏み出すことに抵抗していることになるという考え方。

どんよりとした気分で目を覚ますと、朝の調子がその日1日に強力な影響を与えてしまうということ。そしてイヤな気分で目を覚ますと、その気持ちで1日を過ごし、不安や落ち込みを感じながら眠りにつき、翌日も憂うつなサイクルを繰り返すことになるのだといいます。

一方、毎朝、情熱と目的を持って目を覚ます人は、望みどおりの人生を手にする数パーセントの仲間入りができるのだと著者。なにより重要なのは、幸せになれること。朝の目覚めに対するアプローチを変えるだけで、あらゆることが変化するというのです。

あなたは毎朝、出勤や通学や家族の世話をする時間ギリギリまでスヌーズボタンを押し続け、夜はテレビの前でうとうとしてからベッドに入るだろうか(以前の僕はそうだった)。だとしたら、こう問いかけたい。
一体いつ、望み通りの成功と自由を得るのにふさわしい人間に成長するために努力するつもりなんだ?
いつになったら、現実逃避のためにあらゆる方向にぶれ続けてダラダラ過ごすのをやめるんだ?(90ページより)

なりたい自分になり、人生を望みどおりにグレードアップし、これまでの自分とさよならしたいのであれば、きょうよりも適した日はないのだと著者はいいます。(88ページより)


短時間でもスッキリ目覚める方法


たしかに、いろいろな説はあるでしょう。しかし専門家の話を総合すると、人が十分に回復するために最適な睡眠時間を「○時間」と決定づけられる絶対的な数字はないと著者は指摘しています。

理想の睡眠時間は人によって違い、年齢、遺伝、健康状態、運動量など複数の要因が影響しているものだから。7時間がベストの人もいれば、どうしても9時間眠らなければ生産性を高められない人もいるわけです。

そこで著者は、自分でさまざまな睡眠時間を試し、モーニングメソッドの実践者たちとの情報を統合してみたそうです。その結果として行き着いた結論は、「睡眠と体調の関係は、その人が『自分に必要だと感じている睡眠時間』に影響を受ける、ということ。つまり目覚めたときの気分は、「本当の睡眠時間」だけではなく、「何時間必要だと考えているか」に大きく左右されるのだという考え方です。

たとえばあなたが、疲れをとるのに8時間の睡眠が必要だと信じているとしよう。明日朝6時に起きる予定で夜中の0時にベッドに入ったとしたら、こう思うのではないか。
「8時間は必要なのに、今夜は6時間しか眠れない。明日は疲れがとれていないだろう」
これでは、自ら明日の自分が不調になる予言をしているも同然だ。
(92ページより)

こうしたことは、誰にでも経験があるのではないでしょうか? しかし「翌朝は疲れているはずだ」と自分にいい聞かせるようなことをすれば、それは現実になるもの。8時間眠らなければ疲れがとれないと思い込んでいれば、それ以下の睡眠時間では疲れがとれないという身体の反応になるということです。

そこで著者は、さまざまな睡眠時間を自分で実験してみたそうです。短くて4時間、多くて9時間。さらに、どの睡眠時間を選ぶ場合も「この睡眠時間では足りないから翌朝は疲れている」と寝る前の自分にいい聞かせてみたのだというのです。

4時間の睡眠の後、目覚めると疲れていた。
5時間の睡眠の後、目覚めると疲れていた。
6時間の睡眠の後、もうおわかりだろうーー疲れていた。
7時間...8時間...9時間...何時間眠っても、朝アラーム時計が鳴ったときの気分は変わらなかった。ベッドに入る前に「睡眠時間が足りない、翌朝は疲れている」と言い聞かせている限り、その通りの気分になってしまうのだ。
(92ページより)

そこで、今度は実験を変えてみたそうです。睡眠時間は同じく4時間から9時間だけれど、眠る前に「翌朝目覚めたときはエネルギーに満たされている」といい聞かせてみたというのです。具体的には、次のアファメーション(自己暗示)を唱えたといいます。

「今夜僕に5時間の睡眠を与えていただき、ありがとうございます。5時間は、僕が疲れをとり、朝エネルギーに満ちた状態で起きるのにちょうどいい長さです。僕の現実は僕がつくります。僕は、明日の朝エネルギーに満ちた状態で目覚め、ワクワクした気持ちで1日を始めます」
(93ページより)

さて、実験の結果はどうだったのでしょうか? 4時間から9時間まで1時間刻みで睡眠時間を変え、その長さがパーフェクトだと自分にいい聞かせて眠ったところ、毎回、かつてないほどにいい気分で目覚めることができたというのです。そこで著者は、読者にこう提案しています。

「自分に本当に必要な睡眠時間を見なおすとともに、寝る前に翌朝スッキリ目覚められるように考え方を変えてみよう」と。(91ページより)


毎朝「クリスマスの朝の気分」で目を覚ますために


次に著者は、「これまでの人生で、朝ワクワクした気持ちで目を覚ましたときを思い出してみよう」とも記しています。たとえば著者の場合、それは子どものころのクリスマスの朝。その日の朝はベッドから這い出るように起きるようなことはなく、それどころか起きるのが待ち遠しくて仕方がなく、エネルギーに溢れ、眠気など一瞬で吹き飛んだといいます。

あなたの毎日が、こんなふうだったらどうだろう。できるわけがない? いや、可能なのだ。
「人生を変えるモーニングメソッド」から得られる大きな収穫のひとつは、あなたが再びエネルギーに満ちたワクワクした気分で目覚めるようになることだ。
(94ページより)

そして、それは今後も毎日続くもの。だから「義務」ではなく、心から「希望」し、目的意識を持って起きるべきだということ。そうすれば、毎日いくらかの時間を、自分を成長させるために捧げることができるようになるといいます。(94ページより)




このような主張からも推測できるように、本書は睡眠や朝の時間をモチーフにした自己啓発書です。とてもパワフルであるだけに読者を選ぶことになるかもしれませんが、フラットな気持ちで読み進めてみれば、多くのことを得られるはずだと感じます。


(印南敦史)

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