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ライフハッカー編集部  - ,  12:00 PM

「Siri」共同創業者が人工知能の進歩を不安視しない理由

「Siri」共同創業者が人工知能の進歩を不安視しない理由

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Inc.:人工知能(AI)がますます賢くなるにつれ、あることが盛んに議論されています。それは、「人工知能は人間を超えるのか? 超えるとしたらそれはいつなのか?」ということです。

しかし、「人類がロボットに支配される日が来るのではないか」という心配は無用だと考える人が、テクノロジー業界に少なくとも1人います。それは、音声アシスタント「Siri」を開発した会社の共同創業者アダム・チェイヤー氏です。この会社は2010年にAppleに買収されています。


AIの心配をするのは時期尚早


チェイヤー氏は3月11日、テクノロジー系新興企業が集まるイベント「South by Southwest」で講演を行い、GoogleのAI部門「Google Brain」チームを立ち上げたアンドリュー・ング氏の考えを要約してこう述べました。「今の時点でAIが賢くなりすぎるのではないかと心配するのは、火星が人口過密になると心配するようなものです

チェイヤー氏は、「私たちはAI開発のスタート地点にようやく立ったところです。まだ何も成し遂げていない状態です」と述べました。

AIは今のところ、物理的な世界で非常に限られたタスクを実行することしかできません。また、感情や意識を持っていません。

また、チェイヤー氏によれば、AIが持つ知能は特殊であり、システムにチェスのようなボードゲームをプレイするよう教え込んだとしても、そのスキルをチェッカーに適用することはできず、チェッカーをさせたい場合は、人間が別にプログラムしなくてはなりません。SiriやアマゾンのAlexa、IBMのWatsonのような人工知能でも、幅広い知識を持っているとはいえ、できることはかなり限られています。

チェイヤー氏は次のように続けています。「現代のコンピューターは、人間なら2歳児でもできるような物事の一般化ができません」

火星のたとえ話は、イーロン・マスク氏に対する事実上の批判です。火星移住計画に夢中になっているマスク氏は、テクノロジー業界でAI脅威論を声高に叫んでいる人の1人でもあります。そして、Y Combinator創業者のサム・アルトマン氏とともに、非営利組織「OpenAI」を創設しました。この組織は10億ドルの資金を確保し、人工知能が良い目的のために使われることを目指して活動をしています。マスク氏は以前、AIを「人類の存亡を脅かす最大の脅威」と呼んだことがありました。

しかし、ング氏やチェイヤー氏による火星のたとえ話は、テクノロジーの進歩のスピードを甘く見ているからこそ言えることです。ここ20年の技術の進歩と、それより前の100年の進歩を比べてみてください。人工知能はまだ揺籃期にあるかもしれませんが、進化のスピードはこれからどんどん増していくでしょう。今のうちに用心しておくのに超したことはないのです。

2012年にパーソナルアシスタント・ソフトウェア開発企業「Viv」の創設に関わったチェイヤー氏は、コンピューターと人間の交流の形は変わるはずだとも指摘しています。1985年にパーソナル・コンピューターが、1995年にウェブブラウザが、2007年にスマートフォンが登場しました。チェイヤー氏は、「いつ次のパラダイムシフトが起きてもおかしくありません」と言っています。

同氏によれば、その可能性の1つは、「チャットボット」だそうです。テキストベースになるのか会話ベースになるのかはともかく、「あらゆる企業が、ウェブサイトとアプリだけでなく、会社に関する情報や質問への答えを提供してくれるアシスタントを持つようになるでしょう」と同氏は語っています。


Why the Co-Founder of Apple's Siri Isn't Worried About Artificial Intelligence Becoming Too Smart|Inc.

Kevin J. Ryan(訳:遠藤康子/ガリレオ)
Photo by Shutterstock

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