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ライフハッカー編集部  - ,,  12:00 PM

「ベンチマーク」を気にすべき場合と、無視していい場合

「ベンチマーク」を気にすべき場合と、無視していい場合

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新しいガジェットを購入する時には、予算の範囲内でもっとも速く、もっとも高性能なモデルを手に入れたいと思いますよね。そんな時に役立つのがベンチマークです。ベンチマークは、どのデバイスが最高にパワフルなのかを教えてくれます。でも、時にはこれが判断の妨げになることもあるのです。


ベンチマークって実際は何をするもの?


私たちは「高速」や「高性能」といったフレーズを何気なく使ってガジェットを表現していますが、実際のパフォーマンスの測定は想像よりはるかに複雑なものです。例えば、クロック周波数を測定すればCPUの処理速度がわかりますが、CPUが複数のコアを内蔵している場合には、各コアの速度が遅めでも、より多くの処理を実行できます。またグラフィックカードも、比較的遅いコアを何千基と用いることで、膨大な処理能力を生み出しています。

ベンチマークは、スペックの比較にわずらわされることなく実効性能を評価する手段です。アクションRPGの『Mass Effect: Andromeda』が最大フレームレートで細部までくっきりとレンダリングされるのなら、グラフィックカードのコア数やRAM容量を知る必要はありませんね。ベンチマークテストには色々な種類がありますが、もっとも一般的なものをいくつかご紹介しましょう。

  • 計算テストはCPUの処理能力を測定。基本的に、CPUは非常に素早く計算を行うように設計されています。「PassMark」などのベンチマークスイートは、さまざまな数学ベースのテストを使ってCPUが処理できる量を評価します。例えば、一定時間内に圧縮できるデータ量や、素数を検索する速度などが計測されます。処理できる量が多いほど、CPUの性能は高いことになります。
  • ハードドライブテストはデータの読み書き速度を測定。処理すべきデータをハードドライブがなかなか見つけられないのでは、CPUがいくら速くても意味がありません。PassMarkは、ハードドライブ上のデータの読み書きやシークの速度を計測し、各種ハードドライブのモデルをランクづけします。データの読み書きが速ければ速いほど、ハードドライブがシステム全体の性能を妨げる度合いは低くなります。
  • 2D/3Dテストはグラフィックカードの性能を測定。「3DMark」や「Heaven Benchmark」のようなベンチマークスイートは、グラフィックカードやGPUが2Dおよび3Dの画像をどのくらい速く表示できるかを計測します。1秒間に描画できるフレーム数が多いほど、また1フレームで描画できるディテールが細かいほど、テストスコアは上昇します。
  • スマートフォンのベンチマークは、スマホの各コンポーネントを測定。スマホは複雑に組み合わさったコンポーネントで構成され、そのすべてが互いに連携するように設計されています。つまり多くの場合、1つのコンポーネントだけを切り離して評価することは予想以上に難しいのです。「AnTuTu」などのベンチマークスイートは、CPUのスピードからインターフェースの描画速度、さらにはSDカードや内部ストレージに対する読み書き速度まで計測し、総合的な性能評価に基づいてスマホをランクづけします。

ベンチマークテストの中には、例えば一人称シューティングゲーム『Crysis』をプレイするなど、実際の使用状況を用いて性能を測定するものもあれば、より一般的なテストを使用するものもあります。原則として、これらはすべてデバイスがどれだけ高性能なのかを示すように設計されていますが、ベンチマークにも限界はあります。例えば、Samsungのスマホはベンチマークテストでは高得点を獲得するかもしれませんが、もしSamsungやVerizon製のスマホにクラップウェアが山ほど入っているのなら、スコアは低くても不要な機能が追加されていない「Pixel」スマホよりも、実際のスピードは遅くなってしまいます。では、ベンチマークが本当に重要になるのは、どのような場合なのでしょう?


ベンチマークを購入の判断に用いるべき場合


ベンチマークがもっとも役立つのは、グラフィックカードの性能など、何か特定のものを測定する時です。そのほか、購入を検討しているデバイスのスペックや変動要素が多すぎて、製品間で直接比較するのが不可能な時にも便利でしょう。これもやはりグラフィックカードを選ぶ場合などが該当します。以下に、ベンチマークがもっとも役立つと思われるケースをご紹介します。


ゲームPCのニーズに合ったグラフィックカードを見つけたい

ゲームPCを組み立てる場合、ユーザーがグラフィックカードに求める役割はただ1つ、ゲームの見栄えを良くすることです。NVIDIAやAMDなどの企業は、実にさまざまなモデルや機能のグラフィックカードを提供しているため、その中から「ベスト」なものを見つけるのは容易ではありません。そんな時に参考になるのがベンチマークです。

PassMark」や「Futuremark」などのサイトは、独自のベンチマークスイートでランクづけしたグラフィックカードのリストを随時更新しています。さまざまなオンラインストアが販売する各カードの最低価格も表示しています。また、Futuremarkは各カードの人気度も示しているので、ほかのユーザーがどの製品を購入しているのかもわかります。アップグレードを検討中の方は、お使いのカードをリストで見つけてそこから上にスクロールし、予算内でよりスコアの高いカードを探しましょう。それがユーザーエクスペリエンスを向上させる一番確かな方法です。


動画編集などプロセッサー負荷の大きいタスクをこなせるCPUがほしい

ライトユーザーがウェブ閲覧やメールチェックといった基本的なタスクに使用するだけなら、市販のどのCPUでもまず間に合います。しかし、動画編集やグラフィックデザイン、3Dモデリングといった負荷の大きいタスクを行う場合には、よりパワフルなCPUを選んだほうがよいでしょう。そんな時にも、ベンチマークが役に立ちます。

PassMarkは、あなたが必要とするCPUのタイプを絞り込めるように、ランキングをいくつかのチャートに分けています。ハイエンドCPUのチャートは、高性能なゲームおよび動画編集PCとサーバー向けCPUのランキングです。そこまでの高性能を求めない人向けには、ハイミッドレンジCPUのチャートがより従来的なデスクトップCPUを比較しています。あまりお金をかけずに標準的なゲームPCをパワーアップさせたいだけという場合は、そちらを参照しましょう。


カメラやスマホ、Raspberry Pi用に、より高速なSDカードを見つけたい

SDカードの動作が遅いと、それを使うデバイスのパフォーマンスも低下しかねません。カメラが写真をなかなか保存できなかったり、スマホのアプリの動作が遅くなったりと、SDカードはシステム全体の処理性能を低下させるおそれがあります。SDカードには、書き込みの最低保証速度に応じた「クラス」が付与されていますが、同じクラスに属していても、SDカードの速度は製品によって大きな差があるのです。

SDカードのベンチマークを見つけるのはやや困難ですが、「Raspberry Pi Dramble」や「TechFunology.com」などのサイトでは、特に人気の高いカードをいくつか比較しています。平均的なユーザーなら、単純により高いクラスのSDカードを入手すればいいだけです(クラス10が最速で、書き込みの最低保証速度は10MB/秒です)。しかし、Raspberry Piのプロジェクトやプロ仕様のカメラなどに使うため、確実にもっとも速いカードが必要な場合は、上記のサイトでどれが最速かをチェックしましょう。


ベンチマークテストを気にしなくていい場合


多種多様なタスクをこなすスマホのようなデバイスについても、一般化されたベンチマークの結果を見れば、そのデバイスの性能がおおよそわかります。でも中には、実際の使用状況がテスト条件とは大きく異なり、ベンチマークがほとんど無意味になる場合もあります。以下に、ベンチマークテストを無視したほうがよいと思われるケースをいくつかご紹介します。


スマホのベンチマークは参考程度に留め、購入の判断材料にはしない

AnTuTuはスマホのベンチマークのリストを随時更新して、パフォーマンスに応じたランクづけを行っています。たしかに有益な情報ですが、これだけを判断材料にするのは避けたほうがよいでしょう。ベンチマークで高評価を獲得しているスマホでも、バッテリー寿命が短かったり、カメラが良くなかったり、あなたが契約しているキャリアのネットワークでは使用できなかったりする可能性があります。

さらに重要なのは、ベンチマークのスコアは、スマホを能力の限界まで使用する場合にのみ重要であるという点です。Gmailをチェックしたり、ニュースを読んだりするのにスマホを使用するだけなら、とんでもなく高性能なプロセッサーを搭載していても大きな役には立ちません。モバイルゲームを遊ぶのには役立つかもしれませんが、その場合も、ゲーム開発者がその性能をどれだけ活用しているかで大きく違ってきます。ある程度長く使えるスマホを購入したいのであれば、上位20位ぐらいから選ぶのが得策かもしれませんが、ベンチマークスコアの高さばかり気にして、ほかの機能を犠牲にしないようにしましょう。

また、AnTuTuのベンチマークリストで最高位を獲得しているAndroidスマホは、ベンチマークスコアを人為的に吊り上げているとして非難された「OnePlus 3T」であることも指摘しておくべきでしょう。OnePlusがスコアを上げるために使ったメカニズムは複雑で、不正行為とまでは言い切れませんが、これが意味するのは、スコアが実際の使用状況を反映しているとは限らないということです。また、メーカーがベンチマークで高評価を得るためにシステムを細工していると非難されたのは、これが初めてではありません。この点も、スマホのベンチマークを鵜呑みにして、それを基に購入判断を下すべきではない理由と言えるでしょう。


ハードドライブのベンチマークは参照不要、SSDの購入あるのみ

PassMark」や「UserBenchmark」などのサイトは、旧来のプラッターベースのハードディスクドライブ(HDD)とソリッドステートドライブ(SSD)の両方をランクづけする総合リストを提供しています。ですが、事業用のサーバーを構築しているのでもなければ、これらのリストは無視してかまいません。現在プラッターベースのHDDをお使いなら、スピードを最大限に高める方法は、SSDを入手することです。すでにSSDをお使いなら、保存できるデータ量や特定モデルの信頼性を購入の判断材料にするとよいでしょう。

旧来のプラッターベースのHDDは、製品によってスピードに差があります(例えば、7200RPM[ディスクが1分間に回転する速度]のHDDよりも1万RPMのHDDのほうがスピードで勝ります)。一方、SSDはプラッターを一切使用しておらず、それがSSDをHDDよりもはるかに高速にしています。実に、標準的なHDDのほぼ2倍の速さです。旧式のHDDをお使いの方は、ベンチマークに注意を払うのはやめて、SSDを購入してください。それでもコンピューターの動作が遅い場合は、おそらくほかのコンポーネントをアップグレードしたほうがよいでしょう。

ニーズに応じて、平均的なユーザーよりベンチマークを気にしている方もいらっしゃるでしょうが、それは何の問題もありません。高性能のNASを構築しようとしている、あるいはアプリのコードを書く目的でスマホを購入しようとしているのであれば、ベンチマークに注意を払ったほうがよいでしょう。ですが一般的には、ベンチマークは役に立つとはいえ、必ずしも鵜呑みにする必要はないものです。


Eric Ravenscraft(原文/訳:阪本博希/ガリレオ)

  • ,,,,,,,,,,,,,,, - By 香川博人LIKE

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