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ライフハッカー編集部  - ,  12:00 PM

BUSINESS INSIDER JAPAN編集長・谷古宇浩司さんの仕事術【ライフハッカーが選ぶ、2017年の活躍に注目したい人々】

BUSINESS INSIDER JAPAN編集長・谷古宇浩司さんの仕事術【ライフハッカーが選ぶ、2017年の活躍に注目したい人々】

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今年のライフハッカー[日本版]の新年特集は「HOW I WORK」特別編です。2017年の活躍が楽しみなクリエイターやビジネスパーソンの方々に、独自の仕事術やお気に入りのビジネスツール、今年の活動テーマ等をお聞きしました。この記事で紹介するのは、2017年1月16日にローンチしたばかりのBUSINESS INSIDER JAPAN編集長・谷古宇浩司さんです。


谷古宇浩司(やこう・こうじ)
2015年4月、株式会社インフォバーン入社。2016年10月、グループ会社である株式会社メディアジーンに移籍。「DIGIDAY[日本版]」プロデューサーを経て、2017年1月16日、「BUSINESS INSIDER JAPAN」を創刊。


居住地:東京都三鷹市
現在の職業BUSINESS INSIDER JAPANの編集統括責任者
仕事の仕方を一言で言うと:バランス
現在の携帯端末:iPhone 5S
現在のPC:MacBook AirとMacBook


1. 「これがないと生きられない」アプリ/ソフト/道具は何ですか?


Ulysses:長い文章を集中して書く時のために。
Slack:極めてよくできたリアルタイム・コミュニケーション・ツール。
Facebook:最良の部類に属するニュース・アグリゲーション・ツール。
Appleのメモ:iCloud を経由してデバイスを問わずメモの閲覧・更新が可能。シンプルな仕様が素晴らしい。
Evernote:使いやすさ抜群のクリッピング・ツール。
Google Maps:旅先で何度も助けられた。
Kindle Voyage:古典と現代のビジネス書のために。

2. 仕事場はどのような環境ですか?


京王井の頭線 神泉駅前にオフィスがある。松濤という閑静な住宅街と猥雑な街並みの狭間にある奇跡のノーマンズ・ランド。


3. お気に入りの時間節約術は何ですか?


質問の仕方です。アイルランド生まれの探偵小説作家 F・W・クロフツが生み出したスコットランドヤードのフレンチ警部は、犯人が設計した鉄壁のアリバイを巧妙な質問で突き崩します。彼の質問には複数の意図が隠されており、どんなに狡猾な犯人であっても、彼の裏をかくことはできません。フレンチの目的は素早く確実に犯人を追い詰めること。適切な質問は、複雑に絡まりあった事実関係の整理にも役に立ちます。


4. 愛用している、仕事をうまく進行させるためのツール(ToDoリスト、アプリ、道具など)はありますか?


Appleのカレンダー:iCloudやGoogleなど複数のアカウントと連携しています。便利。
電気に依存しない道具:いまでもインクで指を汚しながら紙のノートブックにたくさんの文字や図を書いています。本には付箋を貼り、余白にいっぱい書き込みをします。重要な予定やToDoは「ほぼ日手帳」に"ダウンロード"しておきます。

MONTBLANC マイスターシュテゥック147/149
ペリカン スーベレーン800
J.HERBIN
ほぼ日手帳


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5. 携帯電話とPC以外で「これは必須」のガジェットはありますか?


無印良品の「綿天竺アイマスク」と「ネッククッション」:仕事の合間に仮眠を取ることが多いため。
ライカ D-LUX4:ポケットからサッと取り出し、人生のある瞬間を切り取る。そう、まるで、アンリ=カルティエ・ブレッソンのように。
グローバルのペティナイフ:ペンを握っているより、あるいはコンピューターのキーボードを叩いているより、実は料理をしている方が好きかもしれない。
Art Authority for iPad:「美術の物語」(E・H・ゴンブリッチ)を読みながら、このアプリで芸術作品を眺めるのが至福の時間。膨大な収録作品数。


6. 仕事中、どんな音楽を聞いていますか?


フランツ・シューベルトのピアノ・ソナタとか弦楽重奏曲。あるいは、ベートーヴェンのピアノ・ソナタやアルド・チッコリーニのサティ作品全集。ビル・エヴァンス、バド・パウエル、デクスター・ゴードン、アート・ブレイキー、アート・ペッパー、マイルス・デイヴィスたちの演奏もいまだによく聴きます。クラシックスと1950〜60年代のジャズが好きです。


7. 仕事において役に立った本、効果的だった本は何ですか?


組織づくり、チームマネジメントの領域では『なぜ人と組織は変われないのか:ハーバード流自己変革の理論と実践』、「ワーク・ルールズ」(*1)の内容が示唆に富んでいました。前者は心理学を応用したキャリア開発および組織改善の実践方法を詳細に記述したもの。後者には、組織の人事制度を設計/構築/運用する際のコア・アイデアの獲得方法が書かれています。

経済ニュースの編集者として仕事をする上でとても刺激的だったのは『シフト&ショック』(*2)です。著者のマーティン・ウルフはフィナンシャル・タイムズ紙の経済論説主幹。第二次世界大戦以降に形作られた世界秩序の枠組みは、現在、少しずつ壊れ始めている。



8. 現在、どんな本を読んでいますか?


加藤周一、丸谷才一、吉田健一の著作集を紐解くかたわら、国際政治・経済の論考に目を通す日々。時々、小説も読みます。

『最後の資本主義』(ロバート・B・ライシュ、雨宮寛、東洋経済新報社):原題は「Saving Capitalism」。「自由」とは「権力」について触れることなしにはほとんど意味をなさない、とライシュ教授が指摘するように、資本主義の成熟過程においては、自由を口実にした権力の濫用が目立つようになる。現代はまさにそんな時代。鍵を握るのはロビイストたち。そして、メディアも確実にその片棒を担いでいる。

『The Paper Menagerie and Other Stories』(HEAD of ZEUS):中国系米国人作家 ケン・リュウ(劉宇昆[リウ・ユークン])の短篇集。日常、滅多に使うことがない言葉と想像力の具現化を体験するために僕たちは小説を読む。表題作は折り紙で"生きた動物"を創り出せる少女とその息子の物語。文化大革命を生き延びた少女はアメリカ人と結婚し、子どもを産む。少女が母となり、少年が母親の息子を自覚する頃、運命が具体的な姿を現し始める。早川書房から『紙の動物園』というタイトルで短篇集が編まれているが、収録作は異なる。


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9. 睡眠習慣はどのようなものですか?


午前0時を過ぎる頃にはベッドに入ります。寝るのが遅くなってしまった日の昼間はオフィスのソファで仮眠を取ります。睡眠は大好き。無印良品やIKEAに行くと、ついついベッドに横になってしまう。


10. 仕事をよりよく進めるために「習慣」にしていることはありますか?


ジョギング:頭で考えてもどうにもならない問題に直面した時は、身体をまるごと過酷な環境に置いてしまう。そうすると、身体は生き延びるために、最適な解を勝手に導き出す。長距離を走っている時は、だから、だいたい仕事のことを考えています。

新聞購読:毎朝、複数の新聞を読みます。コーヒーを飲みながら、隅から隅まで丹念に目を通す。そして、「むしろ、記事としてまとめられていない『その他の出来事』がまさにいま、世界を更新し続けている」という思いに耽(ふけ)る。


11. いまお答えいただいている質問を、あなたがしてみたい相手はいますか?(なぜ、その人ですか?)


水島寒月(*3):「......先生、わたくしのヴァイオリンを習い出した顛末を御話しした事がありましたかね」で始まる寒月くんのヴァイオリン購入エピソードは、話が横道に逸れるばかりで、まったく要領を得ない。寒月くんはいつまで経ってもヴァイオリンを買わない。そんな彼に質問をして、まともな答えが返ってくるだろうか。とても興味深い。

あるいは、

小林緑(*4):「ディスカッションってのがまたひどくってね。みんなわかったような顔してむずかしい言葉使ってるのよ。それで私わかんないからそのたびに質問したの。『その帝国主義的搾取って何のことですか? 東インド会社と何か関係があるんですか?』とか、『産学協同体的粉砕って大学を出て会社に就職しちゃいけないってことですか?』とかね。でも誰も説明してくれなかったわ。それどころか真剣に怒るの。そういうのって信じられる?」というようなことを喋る小林さんが質問の意図をどんな風に解釈するか、期待が高まる。


12. これまでにもらったアドバイスの中でベストなものを教えてください。


カート・ヴォネガットは「セミコロンを使ってはいけない」と書きました(*5)。「あれはあいまいでまぎらわしく、矛盾に満ちた、まったく無意味な記号だ」と。ジョン・アーヴィングも同じことを書いています。作中に登場する"カート・ヴォネガット"という作家が主人公に忠告するのだ。「(セミコロンを使えば)世間は君が大学教育を受けたってことは了解してくれるかもしれないがね......それを世間に向かって証明しようとする必要はないんじゃないかな」(*6)。カート・ヴォネガットとジョン・アーヴィングの2人が口を揃えて言うくらいだから、このアドバイスには耳を傾ける価値があるのではないかと思います。


13. 2017年の抱負や力を入れて取り組んでいきたいことについて教えてください。


2017年1月16日(月)11時に「BUSINESS INSIDER JAPAN」を公開します。世界中のビジネスニュースをほぼリアルタイムで日本のみなさんにお届けする新しいタイプのニュースメディアです。海外ニュースの翻訳に加えて、日本のニュースも独自に取材・執筆していきます。2017年は編集部を基軸とした「チーム BUSINESS INSIDER JAPAN」という組織の基盤部分をしっかり作る年にしたいと考えています。記者、編集者、翻訳記事編集者、翻訳者を随意募集していますので、腕に覚えのある方はぜひともご応募くださいませ。


14. 最近購入したものの中から、特に気に入っているものがあれば教えてください。


NuAns TAGPLATE」:iPhone用モバイルバッテリー。手触りのよさ、シンプルな筐体。
Carry Umbrella」:逆向きにたためる傘。手が濡れない、水滴が落ちない。感動的な使用感です。


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15. 2017年に行きたい場所はどこですか。


ヨーロッパ大陸:フランス、イタリア、ドイツ、オランダ、スウェーデン、ポーランド。いずれもBUSINESS INSIDERがある国。そして、新しい時代の胎動に激しく揺さぶられている国々です。


(*1)『なぜ組織は変われないのか』(ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー、池村千秋、英治出版)、『ワーク・ルールズ』(ラズロ・ボック、鬼澤忍、矢羽野薫、東洋経済新報社)
(*2)『シフト&ショック』(マーティン・ウルフ、遠藤真美、早川書房)
(*3)『吾輩は猫である』(夏目漱石、岩波書店)
(*4)『ノルウェイの森』(村上春樹、講談社)
(*5) 『国のない男』(カート・ヴォネガット、金原瑞人、NHK出版)
(*6)『あの川のほとりで』(ジョン・アーヴィング、小竹由美子、新潮社)


(ライフハッカー[日本版]編集部)

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