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和田美樹  - ,  09:00 PM

「忙しい」と言うのは謙虚を装った自慢 だった

「忙しい」と言うのは謙虚を装った自慢 だった

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アメリカのサラリーマンに「最近どう?」と聞けば、「忙しい」のひと言が返ってくるのが普通です。

しかし、時間管理や、人の時間の使い方を立証する研究者に「なぜアメリカ人はこんなに忙殺されているのか」と聞くと、「彼らは忙しくなんかない」という答えが返ってきます。

現代のサラリーマンは常に忙しく、過密スケジュールを嘆いているように思われるかもしれませんが、実際、アメリカ人の平均的な自由時間は昔とあまり変わっていません。これは大きな矛盾ですが、そのワケを説明するような研究が、コロンビア・ビジネス・スクールによって最近行われました。



「忙しい」と言う人が本当に言いたいのは「自分は有能」だということ


研究者は、「自分はとても忙しい」と人に話すのは、実は謙遜を装った自慢であるということを発見しました。アメリカ人は、過密スケジュールを功績やステータスと関連づけていたのです。つまり「私は忙しい」と言う人がいたら、その人が本当に言いたいのは「私は有能だ」ということなのです。

研究チームをこの結論に導いたのは、とても興味深い一連の実験でした。ボランティアの参加者に、架空の人物を短い説明文とともに提示し、その人物のステータスを判定させたのです。

その結果、「スケジュールがいっぱい」「ブルートゥースのイヤホンをしている」「スーパーのデリバリーサービスを利用している」といった、その人物が超多忙であることが示唆される説明を見ると、参加者は一貫してその人の価値や功績が高いと評価しました。


仕事を忙しくしていることがステータスになったのはなぜ?


自分の忙しさをアピールすることで自分を良く見せ、その結果として他者から評価される人もいますが、「それは変な話だ」という研究者のコメントが『ハーバード・ビジネス・レビュー』のブログが紹介する研究結果に載っています。

何が変かというと、昔からステータスを示す究極のシンボルは、できるだけ何もしない優雅な生活だったからです。

昔は、貴族階級のあいだでは一生涯にわたってまったく働かないことが究極の権力と地位を象徴していました。いったい何が変わったのでしょうか?

「のんびりすることがステータス」から、「忙しいことがステータス」に変わったのは、知識集約型経済が発展したことに関連しているのではないかといえます。

知識集約型経済の雇用市場では、雇用主やクライアントから重宝されるような能力や意欲などといった人材の資質を備えた個人に需要が集まり、引っ張りだことなります。

したがって、自分がいつも仕事で忙しいと人に言うことで、自分が引く手あまたであることを暗に示し、自分のステータスを高く見せようとしているのではないか、と研究者たちは述べています。

あるいはこんなふうにも考えられるかもしれません。昔は、富と権力は、そうした家柄に生まれることでしか手にできないものでした。しかし現代では、地位は自分で努力して手にするものです。だから、自分のステータスが高いことをほのめかしたければ、自分にどれだけ仕事があるかを示すことが1番なのです。

またこの研究では、自分の力で這い上がるという信念をもっている人ほど、忙しさと有能さを関連づける確率が高かった、という結果も出ています。


Science Confirms It: Talking About How Busy You Are Is a Humblebrag | Inc.com

Jessica Stillman(訳:和田美樹)
Photo by Pixta.

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