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matono  - ,,,  08:00 PM

ソーシャルメディアから暴言やデマを排除されるのか? 今、FacebookやTwitterで起こっていること

ソーシャルメディアから暴言やデマを排除されるのか? 今、FacebookやTwitterで起こっていること

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MakeUseOf:2016年の米国大統領選挙から、主要メディアは政治におけるソーシャルメディアの役割に注目してきました。選挙の時期、Facebookでは嘘のニュースやストーリーが広まっていました。Twitterでは、年間を通して少数派の人たちが深刻な嫌がらせを受けており、今でもその問題は悪化しています。一般的に、インターネットというのは自由に発言できる場所だと考えられていますが、SNSの運営側は、行動を起こすべき時だと決断しました。

選挙の結果を受けて、SNSの運営者はより良い監視とコンテンツの選別のために、議論を巻き起こすような行動を取りました。一体何をしたのでしょうか? 新しい規準を守っていけるのでしょうか? そして、これがインターネットをより良い場所にするのでしょうか?

SNSの運営者が考えていることを知るために、この手の問題に詳しい人たちに話を聞くことにしました。


FacebookとTwitterは何をやっているのか?


選挙期間中、ユーザーはFacebook上に大量の嘘のニュースや情報を流していました。選挙の後、評論家たちは、このような嘘の情報が選挙結果に影響を与えた可能性について議論してきました。当然ながら、両候補者ともに猛烈に擁護をする人たちがいます。しかし、この議論の結果、Facebookは嘘のニュースや情報を見極め、そのような情報に対して措置を講じることを表明しました。

Facebookがどのような措置を講じるのか、詳しいことはわかりませんが、おそらくユーザーからの報告や事実チェックのサイトの情報などを含む、かなりの要素を考慮した新しいアルゴリズムを採用するのでしょう。そのアルゴリズムが、事実やバイアス、煽り、その他難しい疑問などを、どの程度取り扱うのかはまだわかりません。Facebookには左寄りな歴史があるので、ユーザーの検閲をするのではと、神経質になっている保守的なニュースサイトもあります。これはかなり複雑な仕事です。バイアスを最小限にするのは、極端に難しいものです。

一方、最近Twitterは、利用規約に違反するような発言をしたアカウントを使用停止してきました。Twitterユーザーは、ヘイト発言や嫌がらせを禁じている規約に同意していますが、実際にはTwitterは嫌がらせを防げていないと言われています。最近Twitterは、"オルタナ右翼"のメンバーとして有名なRichard Spencerや、彼が運営している組織のPax Dickinson、Ricky Vaughn、John Riversなど、やりたい放題のアカウントを停止、削除しました。

Twitteは、不満をより真摯に受けとめ、暴言を吐くのに悪用されないようなツールに改善すると発表した後、さらに取締を強化しているように見えます。しかし、Twitterは特定の政治運動に関連するアカウントに注目してきました。そのため、それが暴言を吐くための乱用ではなく、政治的な運動のように見えると思っている人も多いです。ここで動機を明確にするのは難しいです。


これは最近の問題なのか?


アメリカのシンクタンク「ピュー研究所」の研究副所長であるAaron Smithに、このようなSNSの改善について聞いたところ、この問題には長い歴史があると強調しました。「様々な種類の"ネガティブな"コンテンツ(嘘のニュース、暴言、釣り、スパムなど)を取り締まることの必要性は、オンラインプラットフォームとその運営者/所有者のインターネット黎明期からの悩みの種です」と彼は語りました。

最近になって、メディアはこの問題にかなり注目をしてきましたが、かたちを変えずっと存在してきたものです。また、Smithは、2011年の「あなたのWebサイトがゴミ情報でいっぱいなら、それはあなたのせいだ(If Your Website's Full of Assholes, It's Your Fault)」という素晴らしい記事に、この問題でよく議論される多くの問題が要約されていると言いました。

この問題がずっと存在し続けているからと言って、うまい対処をしてこなかったという意味ではありません。例えば、Twitterは長い間ほとんど干渉してきませんでしたが、最近は10万を超えるISIS関連のアカウントを停止しました。そのような嫌がらせや規約に反する行為でアカウントを停止された人の数は、この最近の動きよりも前から増えているように思えます。しかし、Twitterが排除するのは、右寄り(右翼的な)アカウントに偏っていると指摘する人もいます。

Facebookは以前は、著作権侵害、偽名アカウント、マリファナ販売ページ、過剰な宣伝ポストなどを取り締まってきました。ヘイトスピーチの団体は、以前はFacebookではなく法的執行機関から警告を受けてきました。また、Facebookはより開かれた空気を維持することに甘んじているように見えました。

例えば、Twitterで最も注目された停止アカウントは、オルタナ右翼のコメンテーターMilo Yiannopoulosでした。Twitterは、Yiannopoulosの女性やイスラム蔑視、他者にも標的に嫌がらせや虐待を誘発した問題で、アカウントを停止することを決めました。しかし、Richard Spencerの「National Policy Institute」として、Facebookページはまだ持っています。多くの人がこの2人は憎むべき存在として見ているにも関わらず、Facebookは彼らにサービスを喜んで提供し続けています。


なぜ大統領選を機に行動を起こしたのか?


FacebookもTwitterも、先の大統領選挙に対する反応として、行動を起こす選択をしたように思われます。しかし、なぜそれ以前に両者が行動を起こさなければと思わなかったのかは判然としません。厳密に言うと、Facebookは過去にも行動を起こしています。2016年に起こった右翼的な視点を抑圧するために、編集者が人為的にに政治ニュースを流したという悪事を暴露した後、彼らをアルゴリズムのトレンドセクションに異動させました。しかし、そのことによって、偽のニュースがさらに広まることになりました。

BuzzfeedのCraig Silvermanは、大統領選挙が近づくと、実話をしのぐ嘘のニュースやストーリーを発見しました。そのような嘘のストーリーは、選挙結果に影響を与えたのでしょうか? その可能性は間違いなくありそうです。選挙の結果を受け、主要メディアは自分たちの行動や将来についてかなり真剣に考えており、Facebookは自分たちの責任について慎重に考えているように見えます。

Twitterは、自由な発言を謳歌しようとする人たちとの関係で、すでにひと騒動起こしました。しかし、結局はそのせいで、ユーザーは発言するのに嫌気が差してしまっているように思います。SNSには嫌がらせや暴言が数えきれないほど大量にあり、そのことについてはは長い間みんなが話してきました。

嫌な思いをした結果、Twitterの多くのユーザーが離れていきました。また、選挙以降、嫌がらせは増え続けているという報告もあり、収益の問題と合わせてTwitterが心配しているところでしょう。Twitter上をクリーンにする行動を起こすことで、ユーザー数自体が増え、その結果として収益も上がるのではないでしょうか。

当然ながら、嫌がらせをしている人たちが、まともなネット民になりたいと思う日が来る可能性も常にあります。


嘘のニュースだけではない


このような取り締まりについて聞いてすぐ、「それは効果があるのだろうか?」「新しい規準によってインターネットがより良い場所になるのだろうか?」「オンライン上でより良い情報を入手し、嫌がらせから逃れられるようになるのだろうか?」というようなことを考え始めました。そして、その件について詳しい人に話を聞こうと思いました。

まず最初に、「ザッカーバーグ、残念ながら君は間違っている(I'm Sorry Mr. Zuckerberg, But You Are Wrong)」という素晴らしい記事の著者であるRick Webbに連絡を取りました。その記事の中でWebbは、Facebook上で広まった嘘のニュースが選挙結果に影響を及ぼしてはいない、というザッカーバーグの主張に反対しています。そこで、嘘のニュースを取り締まることで、どのような影響があると思うかをWebbに聞きました。

この2つのSNSは、嘘のニュースを電波するのに、他のSNSと違って特にとても向いています。SNS運営者が熱心に取り締まれば、嘘のニュースが広まるのはかなり厳しくなるでしょう。社会に対して大きな効果があると思いますが、それはあまり感じられないかもしれません。ただ、時間が経つにつれて、少しずつ効果を実感すると思います。

しかし、Webbは、それは問題を引き起こすような嘘のニュースに留まらないと、さらにすぐに指摘しました。また、Facebookはトラフィックを稼ぐために誇張した記事を書いて、ニュースのトレンドに悪影響を及ぼすことも考えられます。パブリッシャーは、クリックとシェアの数で報酬を得ています。これが正にクリックベイトです。「人は、Facebookがある前から嘘のニュースを共有しており、今後も続けるでしょう。しかし、Facebookは、そのような陰謀をまだ知らないユーザーに、この四半世紀以上に、さらに嘘のニュースを広めます」とWebbは言います。

また、Facebookは、嘘で歪められ、過剰に誇張されたニュースを、ブランド力で正当化もしているとWebbは言います。Facebookブランドが加わることで(つまりFacebook上で流れることで)、そのニュースに信用度が加味されるのです。これは、質の高いジャーナリズムと同じように、センセーショナルな、極度に偏った、嘘の情報にも適用されます。Facebookは、偽の情報を根絶しようと努力する時に、この問題について心に留めておいた方がいいでしょう。


視野をもっと広く


また、ヴァンダービルト大学人類学科の博士研究員Sophie Bjork-Jamesにも連絡をしました。Bjork-Jamesは、白人至上主義運動、人種間関係、キリスト教系保守政治を研究しています。最近のFacebookとTwitterの利用規則の変更について聞いたところ、彼女は興味深い指摘をしました。その規則がうまく機能するには、適切な目標設定を念頭に置かなければならないと言うのです。

ソーシャルメディアでは、人種差別主義者の権利は、ISISよりも存在感が大きいという事実があるにも関わらず、ISISによるソーシャルメディアの使用の制限の方に、より大きな注意が向けられています。これは、イスラム教徒のテロリズムよりも、アメリカ国内の人種差別主義者の方が、より致命的な攻撃につながるという問題を生んでいます。

SNSが、コンテンツを取り締まることによって、ポジティブな変化を起こすのであれば、原則にのっとったやり方で取り締まらなければなりません。悪者を退治するだけでは十分ではありません。しかし、そうなると「何をもってヘイトスピーチとするのか?」「自由な発言の権利によって守られるべきものは何か?」という悪者の解釈に関する疑問が生まれます。これはとても難しい疑問で、政治的に偏っていない答えを出せる人はいないかもしれません。

それでも、Bjork-Jamesは、このような努力がポジティブな効果を生むと考えています。彼女は、反セム語(アラビア語、ヘブライ語、アムハラ語、アラム語など)のアカウントを停止することで、結果的にユダヤ人ジャーナリストに対する直接的な嫌がらせが減り、その流れはますます広まっているというTwitterの仮説例をあげました。多くのオルタナ右翼のコメンテーターがGabに移ったように、アカウントを停止された人が他のSNSに移ったとしても、Twitterはみんなにとってより良いソーシャルスペースになります。

話を聞いた人は全員、ヘイトスピーチに対処するのは良いことで、ポジティブな効果があるだろうという意見に賛成のようでした。しかし、ヘイトスピーチの根底にある問題を解決するには、このような規則だけでは十分ではないと考えてもいました。人種差別、性差別、外国人差別、その他の差別的な考えは根が深く、解決しようとする多大な文化的な力が必要です。

しかし、話を聞いた専門家たちが、FacebookやTwitterの変化が、世界を変えるかもしれないという希望を持っているなら、楽観的になってもいいかもしれません。


期待すること


FacebookとTwitterは、まだ本格的にコンテンツの取り締まりを開始していません。Facebookは、嘘のニュースを特定するアルゴリズムに取り組んでいます。Twitterは、いくつかのアカウントを停止し始め、暴言を報告するさらに良いツールを設置しました。この取組が効果的かどうかは、そのうちわかるでしょう。どれだけ熱心にこの目標を達成しようとしているか、にかかっている可能性が高いです。

個人的には、Webbが「彼らの努力がどれだけ本気かは疑わしい」と言ったのに同意します。どちらも人任せ的な感じだという評判なので、突然ギアを入れ換えて、暴言や間違った情報を自社のサイトから取り除くことに全力を尽くすとは想像しにくいです。一方で、シリコンバレーの多くの人は、最近の大統領選挙の結果に動揺しており、この政治に対する不満が変化へとおおいに駆り立てるかもしれません。

しかし、この手のキャンペーンは、「どのアカウントを停止するか誰が決めるのか?」「偏見のコントロールはどのようにするのか?」「システム(ボット)による暴言のチェックは誰がするのか?」「何をもってデマとするのか?」「FacebookやTwitterがコンテンツを取り締まるために、どれだけの人が進んで人を雇ったり、お金を払ったりするか?」など細かいところが大抵難しいものです。効果的にデマや暴言を対策するプログラムを運用するには、時間もお金もかかります。

個人的には、楽観的ですが慎重に見守りたいです。インターネット上をクリーンにするために労力を払うのには、価値があると思います。決して簡単なことではありませんし、特にプロセスを透明化するのは容易ではありませんが、やるだけの価値がある試みです。


How Can Social Networks Get Rid of Misinformation and Harassment? | MakeUseOf

Dann Albright(訳:的野裕子)
Photo by Shutterstock.

  • ,,, - By

    庄司真美

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