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itou  - ,,,,,  09:00 PM

余暇の活動はきっちりとスケジュールしすぎない方が良い理由

余暇の活動はきっちりとスケジュールしすぎない方が良い理由

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何日、あるいは何週間も前から楽しみにしていたことなのに、なぜか気が進まなくなった経験はありませんか? 私が最初にこのことに気づいたのは、数年前にトルコに里帰りしようとしていたときのことです。旧友たちと会う約束をし、とてもワクワクした気分になりました。ところが、驚いたことに、その日が近づくにつれて、待望だった再会がなんだか気乗りがしないものになり始めたのです。

この記事は、オハイオ州立大学マーケティング助教授のSelin Malkoc氏が、The Conversationに投稿したものです。


「友だちとランチに行かなくちゃならないんだ」私はまるで面倒な用事があるかのように周囲に漏らすまでになっていました。

私がおかしいのでしょうか? それともほかの人も同じように感じているのでしょうか? 私たちの生活は、ますますスケジュールという行為に依存するようになっています。電話をする、人に会う、デートをする。そして、楽しい社会活動まで、あらゆる活動がスケジュールされます。しかし、スケジュールという行為が、余暇の活動まで仕事のように感じさせてしまうということはないでしょうか? なぜ楽しいはずの活動が気乗りしないものになるのでしょうか?

私は、消費者の行動や意思決定の研究者として、この現象をマーケティングの博士候補生であるGabbie Tonietto氏と一緒に調べてみることにしました。Tonietto氏の指揮のもと、いくつかの研究を行い、予定をカレンダーに記入することで、たとえそれが楽しい活動であっても、想定外の悪影響があるものなのかを調べました。


全部仕事? 遊びはなし?


13の研究を行った結果、スケジュールするという単純な行為が、楽しい活動を仕事のように感じさせ、楽しみが減ってしまうことがわかりました。

たとえば、ある研究では、被験者たちに、友人とコーヒーを飲みに行くことを想像してもらいました。半数の被験者には、そのイベントを数日前から計画してカレンダーに記入するところを想像してもらい、残りの半数には、その場で決めてコーヒーを飲みに行くことになったと想像してもらいました。結果、こうした単純でリラックスした活動でも、事前にスケジュールをすると、そうでない場合に比べて、義務、努力、仕事といった仕事のような性質に結びつきやすいことがわかりました。

フォローアップの調査でも、楽しい活動のスケジュールをすると、まるで仕事のように感じてしまうことが示されています。たとえそれが、これまで定期的にやってきた活動であっても、新しい体験や特別な体験であっても、また、その日にほかの用事がなかったとしても、結果は変わりませんでした。

別の研究では、期末試験が迫る大学のキャンパスに、コーヒーとクッキーを無料で提供する仮設のカフェを設置し、試験勉強をしている学生たちに声をかけて実験に参加してもらいました。一部の学生には、勉強の手を休めてカフェに来る時間を事前に予約してもらいました。残りの学生には、カフェが開いている時間帯(2時間)を伝えただけです。

学生がやって来てコーヒーとクッキーを食べたあと、簡単なアンケートを実施し、この休憩をどのくらい楽しんだかを尋ねました。 予想どおり、休憩時間をあらかじめスケジュールした学生は、そうでない学生に比べて、休憩をあまり楽しんでいないことがわかりました。


スケジュールの制約


では、なぜスケジュールをすると、これほど気分が変わってしまうのでしょうか?

私たちは、スケジュールという行為が時間を構造化することと関係があると考えています。スケジュールという行為の本質は、時間を活動に割り当てることです。つまり、開始点と終了点が設定されるわけです。しかし、こうした厳格なスケジュールという行為は、人々が余暇やリラクゼーションに期待するもの、すなわち制約されない自由とは、正反対のものなのです。「楽しい時間はあっと言う間」という格言もありますよね。

裏を返せば、構造化された時間とは、仕事に結びついたものなのです。会議は決められた時間にはじまり、決められた時間に終わります。仕事には締め切りがついてまわり、どこにいても時計の亡霊が見え隠れします。

ですので、週末の予定が構造化され、スケジュールされると、たとえそれが楽しい活動であっても、どこかで仕事と結びついてしまうのです。

もう1つ別の研究では、被験者たちに、急に思いついて、午後から森林保護区に出かけ、カヌーやハイキングなどをして過ごすことに決めたと想像してもらいました。被験者の半数には、間にピクニックをはさみながら、2つの活動をするだけだと伝えました。残りの半数には、決まった時間に2つの活動を予約し、その間にピクニックをすると伝えました。基本的に、すべての被験者が思いつきで森へ出かけ、同じ活動に参加するというところまでは同じです。唯一の違いは、一部の被験者には決まったスケジュールがあり、残りの参加者にはないということです。

結果、構造化することで、活動が仕事のように感じられるだけでなく、参加意欲も低下することがわかりました。言い換えれば、急な思いつきで決めた余暇活動でさえ、構造化されてしまえば、仕事のように感じはじめるということです。


ラフな解決策


とはいえ、スケジュールという行為があらゆる活動から楽しみを奪うということではありません。結局のところ、すべての活動を行き当たりばったりで行うことなどできないのです。数日、あるいは数週間前に予定を立てなければならない人にとっては、「ラフ・スケジューリング」が驚くほど効果を発揮します。

スケジュールという行為が、週末の活動を仕事のように感じさせるのだとしたら、構造化を緩めることで、悪い影響が少しは緩和するのではと私たちは考えました。このアイデアをテストするために、学生たちを集めて、一部の学生には決められた時間に友人と会うようスケジュールしてもらい、残りの学生には、何かと何かの間に会うということだけを決めてもらいました。結果、厳密な境界をなくすことで、楽しみが増すだけでなく、思いつきで何かをするような感覚も味わえることがわかりました。

ですので、余暇の予定を立てるときは、柔軟な予定を立てるようにしてください。そうすれば、縛られている感じがなくなり、より活動を楽しめるようになります。


How making fun weekend plans can actually ruin your weekend | The Conversation

Selin Malkoc(原文/訳:伊藤貴之)
Photo by Stephen Monroe via Unsplash.

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