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大嶋拓人  - ,,,,,  06:00 AM

15点が85点になった「Google翻訳」で仕事が捗る【2017年注目のライフハックツール】

15点が85点になった「Google翻訳」で仕事が捗る【2017年注目のライフハックツール】

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ガジェットやウェブサービスなど、便利なツールを紹介するライフハッカー[日本版]おなじみの連載「今日のライフハックツール」。年末年始の特別版として、2017年にとりわけ注目しているツールをご紹介します。


言わずと知れたGoogleの機械翻訳サービス「Google翻訳」。ウェブやアプリで無料で使えるので、外国語に触れることがあまりない人でも一度は使ったことがあるはず。

そんなGoogle翻訳が、2016年11月に大幅な進化を遂げていたことをご存知でしょうか? それも、日本人が一番よく使うであろう、英語と日本語の翻訳が劇的に改善されているのです。新しくなったGoogle翻訳を実際に使ってみた感想と考察をご紹介します。


今まで15点だったのが85点になった感じ


Googleは11月16日に公式ブログにて、ニューラルネットを活用した新しい機械翻訳システムを導入したと発表しました。


(新しいGoogle翻訳では)文章をパーツごとに翻訳するのではなく、ひとつの文として扱います。文のコンテキストを把握することで、より正確な訳語の候補を見つけることができるようになり、その後、言葉の順番を変え調整することで、文法により正しく、人の言葉に近い翻訳が出来るようになります。

ニューラルネットに基づく機械翻訳は、システム上にエンドツーエンドで学習し続けるシステムを構築しています。お使いいただくことで、よりよい、より自然な翻訳が出来るようになっていきます。


では、実際どれくらい改善されたのか。主観的に言ってしまえば、今まで15点だった翻訳の出来が85点になった、という感じです。これは英語から日本語へ訳したときの感想なので、言語的に近いペアの言語(例えば英語とドイツ語)などであれば翻訳の精度はもっと上がっているかもしれません。ちなみに、新システムは英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、日本語、韓国語、トルコ語の計9言語に対応しています。

ライフハッカーでは通常、翻訳記事は翻訳会社や翻訳ライターにお願いして訳してもらうのですが、先日ライフハッカーで公開したこちらの記事はGoogle翻訳で訳してみました(ちなみに原文記事はこちら)。もちろん、編集作業を経て手直ししているので最終的な文章は整っていますが、Google翻訳にかけただけの文章も本当に悪くないのです。

下の画像では、Google翻訳をかけた(編集前)の原稿の一部を表示しています。左側がGoogle翻訳をかけただけのもの、右側が編集した後の文章で、青い囲いの部分が変化を加えた箇所です。


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Google翻訳しただけの文章(左)と、編集した後の文章(右)。


編集で手を加えた部分はいくつかありますが、翻訳の品質が原因で修正した箇所は少ないのがわかると思います。むしろ驚くのは、全く手を加えていない文章も多くあるということ。おそらく、その点が以前のGoogle翻訳とは根本的に違う部分です。以前のGoogle翻訳では、文単位で自然な日本語訳が出てきたことなんてほとんどなかったからです。

さて、ここまで進化した新しいGoogle翻訳ですが、残念ながら完璧とは言えません。そこで、実際に仕事で使うことを考えた場合に注意しておきたいポイントを挙げておきます。


英語ができる人間は必要

先述したように翻訳の精度はかなり上がったものの、意味不明な訳も少なからず散見されます。実際の仕事に使う状況を考えると、人間が原文の英語を読んでチェックするプロセスは必須です。つまり、新しいGoogle翻訳をもってしても、ちゃんとした翻訳文をアウトプットするためには、結局英語ができる人間は必要ということ。


大意がわかればいい程度の翻訳なら十分

翻訳のニーズはさまざまです。ライフハッカーのようなウェブメディアで発信する記事翻訳もあれば、英語がわからない上司に頼まれたビジネスメールの翻訳もあります。後者の類の「大意がわかればいい程度の翻訳」であれば、新しいGoogle翻訳で十分対応できると思います。


翻訳の品質は、原文の品質や種類による

Google翻訳にかける文章には向き不向きがあります。当然と言えば当然なのですが、企業リリースのような堅い文章や、名詞が多いような技術的な文章のほうが自然な訳が出てくる印象です。逆に、エッセイのような文章はまだ少し難があると思いました。ただ、微妙な訳が出てくるときは、原文の英語自体が微妙だったりすることが多いので、そこは差し引いて考える必要はあるかと思います。


Google翻訳と人間が協働するスタイル

新しくなったGoogle翻訳で一番恩恵を受けるのは翻訳家なのかもしれません。というのも、機械翻訳でここまで自然な訳ができるなら、「まずGoogle翻訳で翻訳させて、そのあと細かいところを自分で直す」、というスタイルで翻訳できるからです。翻訳という作業は「英文の意味をしっかり理解するための英語力」はもちろん必要なのですが、もっと重要なのはリライティングする日本語力だと思います。

このリライティングはもちろん大変な作業なのですが、まずGoogle翻訳にかけることができるなら、イチから英文を翻訳をするより、頭の疲れ方はだいぶ少なくなります。つまり、翻訳のアウトプット量(効率)は上がるでしょう。




Google翻訳についてネガティブな面についても触れましたが、15点が85点になったという点はやはり評価に値する改善と言えます。それに、日本語と英語以外にも、ドイツ語、フランス語、スペイン語や中国語といった言語も新しいシステムが導入されています。

言語の壁がなくなる世界は、もう間近に迫っているのかもしれません。


Google 翻訳

(大嶋拓人)

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