• GIZMODO
  • FUZE
  • BUSINESS INSIDER JAPAN
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • roomie
  • gene
  • machi-ya
  • GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie

堀込泰三  - ,  11:00 PM

ポジティブで陽気な人と行動する:科学と歴史に詳しいニッチなDIYライター、ウイリアム・ガーステルの仕事術

ポジティブで陽気な人と行動する:科学と歴史に詳しいニッチなDIYライター、ウイリアム・ガーステルの仕事術

161102howiwork1.jpg


敏腕クリエイターやビジネスパーソンに学ぶ仕事術「HOW I WORK」シリーズ。今回は、『Backyard Ballistics』の著者、ウイリアム・ガーステル(William Gurstelle)さんにインタビューしました。

動的なものを作らせたら、彼の右に出る者はいません。遠くから見ると危険に見えるような、たとえば機関砲やカタパルトなどといった対象を追求することが多い彼ですが、科学を理解していればそんなに危険ではありません。

ガーステル氏は、発射物のDIYプロジェクトを集めたベストセラー『Backyard Ballistics』のほか、少しだけ手を汚して(ある意味)危険に生きる方法を書いた、筆者が個人的に大好きな『Absinthe and Flamethrowers』など多数の本を書いています。また、「Make」や「Popular Science」といった雑誌に執筆したり、「Discovery Channel」や「History Channel」などにも科学のコミュニケーターとして登場したりしています。

新刊『Ready the Cannons!』では、再び弾道学をテーマに、さまざまな発射物やその歴史的背景を考察しています。もちろん、それらのミニチュアを自作する方法も書かれていますよ。マシュマロ・ガンやスチール製のゴム鉄砲といった小型のものから、本物顔負けの機関砲(ただし弾はジャガイモ)まで、詳細な作り方が載っています。当然、安全第一ですのでご安心を。

そんなガーステル氏の、ユニークな仕事術を聞きました。


居住地:ミネソタ州セント・ポールに住んでいます。自宅兼オフィス兼ワークショップは、ミシシッピー川全域に広がる深い渓谷を見下ろす場所にあります。

現在の職業:作家であり、リスク・テイキングやクリエイティビティのプロとして講演活動もしています。専門は科学と歴史で、そこにDIYプロジェクトを含めることに力を入れています。これまでに10冊ほどの本を書いていますが、合計で数十万冊売れています。「Popular Science」や「Make Magazine」への寄稿もしています。

仕事のしかたを一言で言うと:「つながり」です。書き物をするとき、アイデアとアイデアの間のつながりを発見するのが大好きです。つながりが豊富かつ強固であるほど、書く価値のある話題だと思います。

現在の携帯端末:iPhone 5と旧式のiPad

現在のPC:旧式のHP製ラップトップです。今のところ、やりたいことは全部こなしてくれます。でも、重たいですね。


── 「これがないと生きられない」というアプリ・ソフト・ツールは?

他より優れたものがいくつかあります。Google、Gmail、もはやビンテージもののMontgomery Wards製ソケットレンチセット(30年以上使ってますが、今でも頑丈です)、Estwing製のハンマーDremel製の回転式工具などです。


── 仕事場はどんな感じですか?

161102howiwork2.jpg


自宅の裏に独立した大規模なワークショップがあり、そこで試作品を作ったり、組み立てたりしています。そこは明るくてゆったりとしており、またドアが巨大なので、作品を出し入れしやすくなっています。おそらくLifehackerの読者は、ハーフインチの合板製の内壁に関心があるのではないでしょうか。各所に、頑丈で柔軟、かつ安価な保管システム「フレンチ・クリート」を自作して装備しています。重いものでも好きな場所に保管できるのでとても便利です。

自宅オフィスには、自作のシット・スタンドデスクを置いています。天板は、インゲンマメ形のガラス。Ikeaで安く手に入れたものです。インゲンマメ形の天板ほど効率的なデスクの形はないと思います。何もかもが手の届く範囲にあって、散乱したものを集めるのに遠すぎる角もありません。


──愛用しているToDoリストマネージャーは何ですか?

いろいろなリストを使っています。シンプルなタスクや短納期のものは、「MomoNote」というアプリが最適です。機能は多くありませんが、書いたものがすべて、コンピューター、iPad、スマホに表示されます。私にとってはそれだけあれば十分なんです。もう少し長期のものには、機能が多い「ToodleDo」を使っています。


── 携帯電話やPC以外で、「これがないと生きていけない」というガジェットはありますか?

最近、DeLonghi Magnificaの自動エスプレッソマシンを入手しました。これが素晴らしくて。ボタンを押すだけで、挽きたてのコーヒーを好みの方法で飲むことができるんですから。しかもわずか数秒で。もう1つ、私にとって重要なアイテムがPhilips製のSonicare Diamond Clean電動歯ブラシですね。おかげで口がハッピーです。


── 執筆時のツールは何を使っていますか?

執筆そのものはWordです。文書の共有にはDropboxが使いやすいですね。さまざまな出版社や雑誌社の複数の編集者と仕事をしているので、共有フォルダーのシステムがあると、いろいろなことが上手く回ります。


── 常に何かに取り組んでいる方ですか? それとも1つプロジェクトが終わると次のことを気にせずに心を自由に解き放つ方ですか?

私の心の中には、常に大量のプロジェクトがあります。ToodleDoのリストでは、「積極的に取り組んでいるプロジェクト」「今は未着手だけどいずれ必ずやるもの」、そして「いい感じだけど着手するかどうかは誰にもわからないもの」の3つにプロジェクトを分類しています。

私は相当な時間をかけて、何かが実行可能かどうか、実行可能な場合、それをやるだけの価値があるのかを考えています。当初は夢中になっていたけれど、時とともに熱が冷めてしまったアイデアは数知れず。それらはリストに残っていますが、ここだけの話、着手することはまずないと思います。


── 日常のことで「これはほかの人よりうまい」ということは何ですか?

161102howiwork3.jpg


撃ったり投げたりするものを作るのが得意です。本物のガンはそうでもありませんが、ジャガイモ機関砲、カタパルト、吹き矢、トレバシェット、空気銃、ロケットなどが好きですね。これらには興味深い科学的・歴史的つながりがあって、それがとにかく大好きなんです。もうあちこちのメディアやら何やらで、このことを聞かれますね。ちょっと変わったニッチな内容かもしれませんが、私のためのニッチと言っても過言ではないでしょう。


── 仕事中、どんな音楽を聴いていますか?

オフィスでは集中したいので、静寂が好きです。ワークショップでは、バックグラウンドノイズとしてテレビをつけています。ただし、連続で見る必要がないような番組限定ですね。たまに見ても話しの流れについて行けるような、たとえば「Cops」の再放送とか、「Jeopardy!」とか、「Forensic Files」とか。


── 今、何を読んでいますか?

1930年代に書かれたおもしろ本、P.G.Wodehouse著『The Code of the Woosters』を読み始めたところです。Wodehouse氏はコミックの天才ですね。それと先日、Kingsley Amis著『Lucky Jim』を読み終えました。これまたおもしろかったです。


── どのように充電していますか?

毎日イヌと一緒に散歩に出ています。夏でも冬でも、雨でも晴れでも(セントポールの冬は-30℃近くまで気温が下がります)。もちろん、天気のいい日ほど長く歩きます。私のベストアイデアのいくつかは、散歩中に思いついたものですね。いい考えが思いついたら、忘れないうちにSiriを使ってメモをします。


── 睡眠習慣はどのような感じですか?

朝は7時に起き、夜は11時ごろ寝ます。海外に行くことが多いのですが、時差のあるところに行くと寝るのにも起きるのにも苦労します。特に東方向に行くときはキツいですね。かんたんなセラピーを試してみるのですが、あまり役に立つものは見つかってません。時差ボケ克服のアイデアがあれば、ぜひ教えてほしいです。


── 今日あなたがされたのと同じ質問をしてみたい相手はいますか?

レオナルド・ダ・ヴィンチです。彼は世界でもっとも有名な博学者と言って間違いありません。たくさんの思考と、たくさんのアイデア! 彼のノートを見たことがありますが、乱雑な殴り書きがページ一面にぎっしりと、しかも鏡文字で書かれていました。彼が複数のプロジェクトをどうやって同時に進めていたかを聞いてみたいです。


── これまでにもらったアドバイスの中でベストなものを教えてください

ポジティブで陽気な人と一緒に行動することが重要だと思います。「人は他人からエネルギーをもらうもの。だから、エネルギッシュな人と付き合いなさい」。このアドバイスは母親からもらったものです。母自身、想像できる範囲で最高にポジティブで楽天的な性格なんですよ。現在94歳ですが、今でも完全に自立しており、相変わらずポジティブで楽天的です。


── そのほかに読者やファンに伝えたいことがあればどうぞ

私はトリビアが好きで、毎週月曜日の夜に自宅近くのバーでトリビア・コンテストを開催するほどです。以前、「Win Ben Stein's Money」(WBSM)というテレビ番組に出たとき、優勝賞金を勝ち取りました。当時WBSMの司会だったJimmy Kimmel氏に聞かれて、私が答えた質問の1つがこれです。「固まった溶岩で形成される、もっとも豊富な火成岩は?」

答えは、玄武岩です。


Andy Orin(原文/訳:堀込泰三)

MORE FROM LIFEHACKER

powered by
    
    
    

lifehacker

Recommended

© mediagene Inc.