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ライフハッカー編集部  - ,,,  09:00 PM

「旅行好き」が語学留学するなら行くべき場所は地中海の島国「マルタ」

「旅行好き」が語学留学するなら行くべき場所は地中海の島国「マルタ」

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近年、語学を学びに短期でカナダやオーストラリア、フィリピンといった国に留学する日本人が増えているといわれています。

そんな中、日本人がほとんど行かないマルタ共和国に大学の夏休みを利用して、私が1カ月語学留学をしてきた体験をご紹介します。



マルタ共和国(以下、マルタ)は南ヨーロッパの地中海に位置する、東京都23区の半分ほどの面積しかない小さな島国で、この国ではマルタ語と英語が公用語になっています。

ヨーロッパなのに英語が公用語なの? と思う方もいるかもしれませんが19世紀から20世紀後半にかけて英国の統治下であったため英語を話せる人が多くいるのです。


なぜマルタだったのか

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マルタ島の北西部にあるゴゾ島の、風と波によって作られた「アズールウィンドウ」。


私も最初は周りの友だちが行くようなカナダやオーストラリア、フィリピンといった場所へ行くことを考えていました。

しかし、最近ではフィリピンなどに短期で語学留学へ行くアジア人が多く、海外に来て勉強しているにも関わらず中国人や韓国人、日本人に囲まれながら勉強する状況になってしまいます。さらに、慣れない土地での生活だと日本人とついつい一緒に行動してしまうことが多くなり英語を話す機会を逃してしまいます。

せっかく留学に行くなら日本人のほとんどいない環境に自分の身を置いて英会話力を向上させたいと考えていた私は、ヨーロッパに位置しているためフランスやスペイン、ドイツなどの国から生徒が多く訪れる留学先としてマルタを選びました。

そして、もう1つの理由としては留学費用が安かったということです。イギリスやアメリカに同じように1カ月語学留学をしようとすると滞在費と授業料だけで相場は30万円ほどかかるといわれています。しかしマルタの留学ではエミレーツ航空を利用したので往復10万ほどの渡航費と滞在費用、授業料、テキスト代すべて含めても約30万円ほどですみました。


マルタの魅力


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街のどこを歩いても古い歴史ある建物があるヴァレッタの街並み。


マルタの一番の魅力といえば世界遺産に登録されている首都ヴァレッタの街並みです。ハチミツ色の石灰石からなる建物は夕方になると太陽に照らされて、街全体がオレンジ色に輝きます。街の中には大きな教会もあり、誰でも中を見学することができるようになっていました。

私はこの街並みが大好きだったので時間があればカメラを持って散歩をしたり、見つけたカフェでコーヒーを飲みながら勉強をしたりしていました。

さらに、地中海の透き通った海はダイビングスポットも数多くあり留学生の中には毎週のように潜っているクラスメイトもいました。私はライセンスを持っていたわけではなかったのでクラスメイトからシュノーケルセットを借りて素潜りをしてました。

海岸から潜っても、透明度の高いマルタの海ではたくさんの魚を見ることができます。


私の通っていた語学学校


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校舎の入り口に面するストリート。外観は古い街に溶け込んでいますが内装は新しくしたばかりということもありとても素敵でした。


私はこの首都ヴァレッタに唯一ある語学学校に通っていました。授業は1クラス最大で8人の少人数で行われ、文法から会話、リスニングなどを週20レッスン勉強しました。

授業内ではトピックについて英語で自分の意見を伝えたり、お互いに教え合いながら文法の勉強と会話の練習をしました。最初はクラスメイトが話すヨーロッパ特有のなまりがある英語に苦戦しましたが、次第に耳が慣れていきました。

小規模な学校だったので雰囲気はアットホームで、先生や生徒同士の距離も近かったです。わからないところがあればすぐに質問できるような環境だったり、先生からマルタで行われるイベントについて教えてもらったりしました。


マルタでの生活


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ホストファザーのジェイソンがマルタのローカルビール「CISK」をごちそうしてくれました。


滞在中の1カ月のうち最初の3週間はヴァレッタにあるホストファミリーの家で過ごしました。毎日美味しいマルタ流の夕食を作ってくれるホストマザーのカルモナ、ホストファザーのジェイソン、ポケモンと妖怪ウォッチが大好きな一人娘のアデルに囲まれながら過ごしました。


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英語版のDS3ソフト妖怪ウォッチとポケモンのぬいぐるみ。キャラクターの絵を描いてあげると喜んでくれました。


マルタの中心地スリーマ


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マルタには電車がないので移動はバスかフェリーでの移動。交通量も多く車の保有率も世界トップ10に入るといわれています。首都ヴァレッタとスリーマの移動はフェリーのほうが早く移動できます。


最後の1週間はヴァレッタから少し離れたところにある街スリーマで、インターンシップをしているフランス人とビールが好きな韓国人の女の子たちとシェアハウスをしました。

毎晩交代でそれぞれの国の料理をふるまったり、スリーマのスーパーで1つ50円で売っているモッツァレラチーズと、1本300円のフランス産のワインを買ってきてお酒を飲んでおしゃべりしながら毎日を過ごしてました。

同じアジア圏なのに韓国人の女の子との恋愛観の違いに驚いたりで大盛り上がり。こういう話は万国共通でみんな大好きなんだなと感じました。

スリーマでは大きなショッピングモールやホテルが多くあり、少し歩くとバーやクラブが建ち並ぶナイトライフの中心地セントジュリアンにも遊びに行くことができます。


放課後や休日の過ごし方


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18歳からシニア層まで幅広い年代の人が留学に訪れているなかで、私はフランスやスイスから来た同じくらいの年の子たちとよく遊んでいました。


授業よりも英語の勉強になったのはクラスメイトとの会話でした。放課後はスリーマのビーチに出かけてみんなで日光浴をしながら、自国の文化や自分の趣味を語り合う本当に素敵な時間でした。

そして休日はクラスメイトと一緒にマルタの北西にあるゴゾ島に観光に行ったり、イムディーナという城塞都市に遊びに行ったりしました。


ヨーロッパに旅行ができる


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日本からヨーロッパに旅行すると片道だいたい14時間、往復で10万円ほどかかってしまいます。しかし、マルタから格安航空を利用すると、往復5000円ほどでイタリアへ行くことができるので金曜日の授業を休んで2泊3日、格安でヨーロッパにプチ旅行をすることもできます。

行き先を決めて、その国の出身のクラスメイトに相談すれば安くて良いホテルやおいしいレストランを教えてくれたりしました。

私にとってこのマルタでの1カ月は勉強しながら海と街に癒され、クラスメイトとかけがえのない時間を過ごした夢のような時間でした。

そして、今までは読み書きしかできなかった英語力が、毎日クラスメイトと会話をしたことによって日常会話で使えるような生きた英語力となりました。

あなたもこの地中海にあるこの美しい島で留学してみてはいかがでしょうか?


(文・写真/城岡来奈)

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