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堀込泰三  - ,,,,,,,  09:00 PM

常に忙しい状態ではクリエイティビティが生まれない

常に忙しい状態ではクリエイティビティが生まれない

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Inc.:常に忙しいことは脳のために良くないと聞いたことがあるかもしれません。このことに関する研究をまとめた「Scientific American」の記事によると、重要な心理プロセスの多くが、ダウンタイム(休止状態)と呼ばれる休養、あるいはほかの形での休養を必要としているようです。たまの何もしない時間がモチベーションと注意力を補給し、記憶を定着させると科学が示しているのです。

また新たな研究では、クリエイティビティを高めるためにも休養が必要だということです。



雑然とした脳はクリエイティビティを低下させる


イスラエルのBar-Ilan大学では、研究者のShira Baror氏とMoshe Bar氏がボランティアを集め、クリエイティビティが必要となる言葉を連想する作業をしてもらいました。たとえば、研究者が「白」と言ったら、参加者はそれから連想される言葉を言うのです。

ここでひねりがあります。参加者は心理的な「負荷」をかけられた状態でこの作業に取り組みます。1つのグループはこの作業と同時に7ケタの数字を記憶してもらい、もう1つのグループには2ケタだけを記憶してもらいました。さて、両者にはどのような違いが表れたでしょうか。

New York Times の記事で、Bar氏はこのように説明しています。

心に常に重い負荷がかかっていると、回答の独創性やクリエイティビティが損なわれることがわかりました。7ケタの数字を記憶した参加者はよくある回答(例:白-黒)で、2ケタの数字を記憶した参加者はもっと多様な連想をしていました(例:白-雲)。


心理的な負荷は、参加者の回答時間とは無関係でした。多くのことを考えているグループが回答するのが遅かったわけではありません。これはこの研究だけの話ではありません。もっと大事なのは、このことが現実の生活に与える影響を考えることだとBar氏は主張します。


日常生活において、たくさんのことで頭をいっぱいにしているかもしれません。スーパーで買う食料品のリスト、さっき会った人の名前を忘れないために名前を繰り返す、大事な会議の前のプレゼン練習など。そのせいで心のゆとりが失われ、考えが単調になり、そして無快楽症(快楽への欲求がなくなること)をもたらします。つまり、雑然とした脳はクリエイティビティと幸せを奪うのです。


さらなる効果


クリエイティビティのゆとりを作るために、Bar氏はシンプルな対処法を提案しています。それは、瞑想。とてもよい提案ですが、もっと型にはまらない日常生活の中での方法もあります(筆者の場合、それはジョギングです)。

また、旧来からの方法として、スケジュールを自分で掌握し、罪悪感なく1時間、1日、場合によっては1週間何もしないという手もあります。その間、買い物リストやプレゼンテーションから逃れ、クリエイティビティのスペースを自由に広げるのです。

加えて、「New York magazine」 の「Science of Us」 では、この研究からほかの効果も指摘しています。心理的な負荷による独創性またはその欠如は、クリエイティビティが先天的なものとは限らないことを意味するのだと。つまり、自分のクリエイティビティは自分でコントロールできるのです。


Why Being Constantly Busy Is Killing Your Creativity | Inc.

Jessica Stillman(訳:堀込泰三)
Photo by Shutterstock.

  • ,,,,, - By

    香川博人

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