• GIZMODO
  • FUZE
  • DIGIDAY
  • gene
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • roomie
  • machi-ya
  • GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie

matono  - ,,,  09:00 PM

スマホで写真を撮ることで、その体験はもっと楽しくなるのか?

スマホで写真を撮ることで、その体験はもっと楽しくなるのか?

20161001smartphone_camera.jpg


スマートフォンのカメラによって、お昼に食べたハンバーガーから、インド旅行で訪れたタージ・マハルまで、人生のあらゆる体験を記録することが容易になりました。その写真をSNSで友だちや家族と共有するのはいいものですが、それがあなた自身の体験にどのような影響を及ぼすのでしょうか? 今やっていることから気を逸らしてしまうのか、それともその体験をさらに楽しめるようになるのでしょうか?


スマホや携帯で簡単に写真が撮れることについて、自分なりの意見を持っている人はいますが、科学的な研究というのはそこまでたくさんありませんでした。しかし、最近になってスマホの写真に関する研究が出てきました。


写真を撮ることが体験に与える影響


イェール大学、南カリフォルニア大学、ペンシルバニア大学の研究者チームが、この疑問に関する興味深い研究をし、その結果として「写真を撮ることによって体験の楽しさがいかに増加するか」というタイトルの論文を発表していました。

研究者チームは、写真を撮ると実際の体験がさらに高められるという、直感的には少し反対のように思われる結果を発見しました。論文の著者が「写真を撮ることで、体験に対する注意が逸れるので、体験との結びつきや楽しさが減る二次的行為だと思われていました」と言っているので、その結果は少し意外だったのでしょう。写真を撮ることに意識が向くと体験から気が逸れるだろう、というのは何となく想像できます。

一方で、良い写真を撮ろうとすると、体験や対象にさらに注意を向けなければなりません。このことが体験との結びつきを高めている、と研究で判明しています。被験者は、バスツアーに参加し写真を撮った人、お昼ご飯を食べて写真を撮った人、バスツアーの様子を撮影した主観的なビデオを見ながら、画面のボタンをクリックして写真を撮るシミュレーションをする人などの条件で分けられました。

この3つの条件では、写真を撮った被験者は、3週間後でも体験への興味が強く、より楽しんだことがわかりました。驚くべきは、バスツアーに行った場合にいつ写真を撮るかを考えさせられたけれど、実際には写真を撮っていない被験者も、楽しかったと答えた割合が高かったことでしょう。

写真を撮るという行為自体ではなく、写真を撮る場合の頭の中のプロセスによって、体験に対する興味が高まり、興味が高まることによって、より楽しくなるのだと思われます。しかし、写真を撮る時に、デジタル一眼レフカメラのような煩わしい操作が必要な場合は、その効果がなくなることもわかりました。また、すでにやったことがある行為に対しても効果が薄れました。

全体的に見て、その研究では写真を撮ることで体験に対する興味や楽しさが高まることがわかりましたが、その効果は写真を撮ることが煩わしかったり、すれにやったことがある体験の場合は、その効果が薄れました。その研究では、写真の枚数、写真の種類、写真を撮る目的、写真を後で見直すことが与える影響など、多くの疑問が上がっているとも書いています。


写真と共に楽しさが増加する


疑問に関してはさておき、この研究によって、実際にスマホで写真を撮ることで、体験がさらに楽しくなることがわかりました。しかし、体験を最大限に楽しむために、覚えておきたいことがいくつかあります。


1. 写真を撮る時はできるだけさり気なく

研究では、被験者が複雑な操作をしなければならなかった時は、簡単に写真が撮れる時ほど楽しさが高まらないことがわかりました。つまり、自分のスマホで写真を撮った方がいいということです。操作が簡単で、素早くさり気なく写真が撮れ、カメラの設定に時間を取られることがありません。

もちろん、写真が趣味で、写真を撮る度に毎回カメラの設定を変えたいというような人は、ここでは当てはまりません。写真を撮ること自体が体験の楽しさの一部になっています。写真を撮るのが好きな人は、好きなだけ写真を撮ってください!


2. 写真を撮るために何かをするのをやめない

サッと数枚の写真を撮るためにでも、中断しなければならなくなるようなことをやっている場合は、おそらく写真を撮らない方がいいでしょう。しかし、やっていることが何かを見ることと関係している場合は、写真を撮りましょう。当然ながら、人によって違います。写真を撮ることで中断されても、関係なくとても楽しめる人もいます。しかし、一般的には、何かをやっている場合は、その行為とその瞬間に集中した方がいいです。


3. 体験のビジュアルに意識を向ける

写真を撮ることで体験をさらに楽しくしたいと考えるなら、その体験の視覚的な部分に注目した方が、効果を最大限に活用できます。写真を撮っていなくても、自分の見ているものに驚いたことを思い出し、それが視覚的に印象的な理由を考えてみましょう。

頭の中で素晴らしい写真を並べ、独自のアングルで写真を撮るために見晴らしのいい場所に移動したり、視覚的に一番魅力的な部分をしばらくじっと見るだけでもいいです。これは特定の分野に関する初期の研究なので、頭の中で起こっていることは正確に判明していませんが、視覚的に印象的な部分に注意を向けることが大事だということは、間違いなく結果としてわかっています。


4. 気を逸らさない

研究の中のある実験で、被験者が美術館の展示会を見て回っている時に、被験者の注意が向いている場所を特定するために視線追跡装置を使ったところ、掲示やサインのような物ではなく、展示の大事な部分をじっくり見て写真を撮っていることがわかりました。

体験の大事なところに集中し続けることで、この効果を活用することができます。電話をマナーモードや飛行機モードにすることで、メールのチェックをできないようにすれば、その瞬間に集中することができます。(その体験に集中するためにマインドフルネスを使うのもいいです)集中力には限界がありますから、大事なところに使うようにしましょう。


写真によって体験の楽しさが高まるか?


当然ながらこの研究は、とても限られた状況で写真を撮ることに注目した、ひとつの研究に過ぎません。研究者は、できるだけ一般化ができる結果を得ようとしていましたが、写真を撮ることが体験の楽しさに与える影響は、当事者が写真を撮るプロセスによって変わる可能性が大きいです。

How to Enjoy Life More With Smartphone Photography |Make Use Of

Dann Albright(訳:的野裕子)
Photo By Shutterstock.

MORE FROM LIFEHACKER

powered by
    
    
    
  

Kotaku

Recommended

© mediagene Inc.