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ライフハッカー編集部  - ,,,  12:00 PM

米ミズーリ州で「ソーラー発電道路」の実験がまもなく開始

米ミズーリ州で「ソーラー発電道路」の実験がまもなく開始

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Inc.太陽光発電と言えば、これまではソーラーパネルを住宅の屋根に設置したり、商業利用の場合は広い空き地などに並べたりするのが普通でした。


しかし、これからは違うかもしれません。不動産関連サイト「Curbed」の記事によると、米国ミズーリ州にある幹線道路のサービスエリアでまもなく、発電用ソーラーパネルを敷き詰めた道路の運用実験が始まるそうです。同州以外にも、全世界で同様の実験が始まろうとしています。

このサービスエリアがあるのは、ミズーリ州のコンウェイを走る旧国道66号線沿いです。実験では、強化ガラスで覆われたソーラーパネルが約50枚使用されます。はじめは、歩道にパネルを敷設して、サービスエリア内にある建物の電力を賄うことを目指すそうです。

実験を行うのは、Scott BrusawとJulie Brusaw夫妻が立ち上げた、アイダホ州に本社を置く新興企業Solar Roadwaysです。同社はクラウドファンディングの「Indiegogo」を通じて、すでに220万ドルの資金を集めています。また、2011年には米運輸省と今回の実験の実施契約を結び、75万ドルの資金提供を受けました。コンウェイのサービスエリアにおける実験は、未来型の幹線道路を構築するミズーリ州の計画「Road2Tomorrow initiative」の一環です。

歩道での実験が成功したら、次はサービスエリアの駐車場に、さらにその次は入口と出口の車道にパネルが敷設される予定です。そして最終的には、一般道や幹線道路での応用を目指します。

Solar Roadwaysが考案したのは、ソーラーパネルが敷き詰められた自己発熱型の道路です。そのため、冬の間も維持管理の必要性があまりないか、まったく不要です。また、パネルに埋め込まれたライトが街灯代わりになるので、前方に障害物がある時にドライバーに知らせることもできます。発電システムは、屋根に取り付けられているソーラーパネルと同じです。

では、なぜソーラーパネルを道路に埋め込む必要があるのでしょうか? それは、住宅の所有者は屋根にパネルを設置して自宅の電力を賄えますが、行政機関の場合は大量のクリーンエネルギーを生み出す方法を独自に開発しなければならないからです。そうなると、広大な土地が必要になりますし、大型ソーラーパネルや風力発電用タービンを設置すると、景観を損ないかねません。

けれども、道路を使えば、既に存在する社会基盤を利用してエネルギーを生み出せます。Solar Roadwaysと同様の技術を開発しているオランダのSolaRoad社の広報担当Sten De Wit氏は「Curbed」に対し、オランダの道路の面積は住宅の屋根の面積の2倍あるので、道路を利用した発電は魅力的だと語っています。

また、道路なら収益化も可能です。幹線道路の場合は通行料以外の収入源にもなりますし、政府の関心を集めること間違いないでしょう。

そのためにはまず、この技術が可能であることを証明しなければなりません。そこで、ミズーリ州のサービスエリア内歩道という小さな規模で実験を行うことになったのです。ただし、強化ガラス製パネルが、車両の重みだけでなく速度に耐えられるのかという問題があります。また、タイヤによる摩擦への耐久性もセメントと同等かそれ以上でなくてはなりません。場所によっては、冬の間の雪や氷、道路が陥没する原因である温度差への耐性も必要です。とはいえ、Solar Roadwaysが考案した自己発熱システムなら、そういった問題の大部分を解決してくれるかもしれません。

米国外でも同様の取り組みが進行中です。現在フランスでは、道路整備関連企業Colasが、「Wattway」という厚さ1センチメートルのパネルを既存の路面上に敷設して太陽光発電を行う実験をしています。また、オランダのSolaRoadは自転車専用道路で自社製品を試験運用中です。

ただ、実験が成功したとしても、コストという壁が立ちはだかります。フランスのWattwayのエンジニアは「Curbed」に対し、路面用ソーラーパネルの敷設費用は、従来の道路建設よりもはるかに大きいと述べています。しかし、路面発電が最大限の効果を発揮して収益化できれば、その問題は解決できるかもしれません。それに、パネルの製造工程が改善されて徐々にコスト削減が進むことは間違いないでしょう。

どうやら、さまざまな企業が太陽光発電業界に衝撃を与えようと競い合っているようです。イーロン・マスク氏は8月に、同氏の創業したSolarCity社が、外観の問題を解決するために屋根そのものがソーラーパネルでできた製品を開発中であると発表しました。ロサンゼルスに本社を置くRayton Solarなどの企業もコスト削減を目指し、パネルの製造に必要なシリコンの量の大幅削減に取り組んでいます。

米国では現在、消費電力の99パーセントが太陽光以外の方法で発電されています。


Coming Soon: Roads That Produce Solar Energy|Inc.

Kevin J. Ryan(原文/訳:遠藤康子/ガリレオ)
Photo by SolarRoadways

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