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matono  - ,,,  08:00 PM

トランプ氏の発言に思う、米大統領選で負けた候補者が敗北宣言をしなかったらどうなるのか?

トランプ氏の発言に思う、米大統領選で負けた候補者が敗北宣言をしなかったらどうなるのか?

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米大統領選挙の最後の討論会で、ドナルド・トランプは自分が負けたとしても選挙結果を受け入れるかどうか明言せず、ヒラリー・クリントンに敗北宣言はしないと言っていました。しかし、そもそも選挙の決着をつけるのに敗北宣言は必要なのでしょうか?

ひと言で言えば「ノー」です。選挙で負けた候補者から、勝った候補者の事務所に敗北宣言を送るという誓約はありません。両者の選挙キャンペーンを終了させる、政治的な規範に過ぎません。敗北宣言には、数カ月にも及んだ(よくあることですが、今回の場合は特に辛辣だった)キャンペーンを平和的に終わらせるという意味があるだけです。だからといって、敗北宣言が重要ではないという意味ではありません。敗北宣言をしないことによる影響は、今でも重大なものです。


大統領選に敗れた候補者たちの歴史


歴史的に見ても、選挙に負けた候補者は、厳粛に結果を受け止め、相手の候補者に非公式で電話をかけ、そして公に負けを認めることになります。

この一連の流れは、1860年スティーブン・ダグラスがエイブラハム・リンカーンに負けたことを、公式に認めたスピーチをしたことから端を発しており、それを2000年にアル・ゴアが引用しました。非公式に勝者に連絡をしたのは、1896年ウィリアム・マッキンリーに負けたウィリアム・ジェニングス・ブライアンが電報を送ったのが最初です。非公式にも公式にも、敗北宣言を最初に行ったのは、1928年にハーバート・フーヴァーに負けたアル・スミスです。

アメリカの歴史上、現代の主要な大統領候補者で、負けた後に敗北を認めなかった人はいませんが、それに近いことが2000年にありました。メディアがフロリダ州でジョージ・W・ブッシュが勝ったと報じた後で、アル・ゴアがブッシュに電話をかけましたが、フロリダ州の票の読み取りに問題があったことがわかり、ブッシュに電話をかけなおして敗北宣言を撤回しました。36日後最高裁が再集計をに不利な判決を下し、結局ゴアは敗北宣言をしました。

他にも、敗北宣言がすんなりといかなかった例はあります。伝えられるところによると、チャールズ・エバンズ・ヒューズは、ウッドロウ・ウィルソンに敗北宣言を送るのに数週間かかったといいます。ジェイムズ・ブレインは、公式に集計が終わるのを待って自身の負けを認めたので、グロバー・クリーブランドに敗北宣言を送るまで2週間かかりました。

リチャード・ニクソンは、ほとんどの人が選挙の勝敗はついたと言ったにも関わらず、ケネディに敗北宣言を送るのは翌朝まで待ちました。ニクソンはマスコミとの不仲で有名で、1962年のカリフォルニア州知事選の敗北宣言では「もうニクソンの周りをうろつかずに済むだろう」と言ったこともあります。

1964年のバリー・ゴールドウォーターリンドン・ジョンソンの大統領選は、今年の選挙戦の状況に少し近く、大敗したゴールドウォーターは選挙後もジョンソンとの戦いを続けると誓いました(その後ゴールドウォーターのために働くとことで政界に入った者も多く、ヒラリー・クリントンも「ゴールドウォーター・ガール」でした)。

敗北宣言をするにしても、友好的にする必要はないのです。


トランプ氏が敗北宣言をしなかったらどうなるのか?


話を今年2016年の選挙に戻しましょう。トランプが選挙結果を受け入れない可能性について、考慮しなければならないことがいくつかあります。アメリカの大統領選挙は、すべての開票が終わるまで認定されず、選挙人投票は12月の第2水曜の次の月曜に行われます。(2016年の場合は12月19日)トランプのこれまでの発言を元に考えると、自分の正しさを証明するためだけに、この12月19日まで敗北宣言をしない可能性があります。

もちろん、詐欺行為や不正などにより、選挙結果に手が加えられていると考えるだけの理由があるかどうかで変わってきます。その場合は、立証の責任は不正を主張する告訴人にあり、選挙結果に影響を与えるという主張にもなります。アメリカの州法では、43の州が再集計を認めています。トランプ(もしくはどの候補者でも)が詐欺や不正の証拠を持っていたり、もしくは投票結果が僅差の州では、強制的に再投票するという選択肢もあります。

トランプが投票結果を認めなかったり、公式に敗北宣言をしなくても、他の人が代わりにするかもしれません。法律学教授のエドワード・フォーリーによると、下院議長のポール・ライアンや上院多数党院内総務のミッチ・マコーネルがする可能性がありそうです。共和党のほとんどの議員が先例にならっていることを考えると十分に可能性がありますし、トランプに何も言わせずに悪ふざけのような選挙戦を効果的に終わらせることができます。

当然ながら、必ずしも簡単なことではありません。トランプが自身の負けを認めるかどうかは、法的にも政治的にも問題ではありませんが、彼の支持者が抗議やデモを起こすなど、副次的な影響がある可能性もあります。この時点でそのようなことは予測できませんが、大統領選の投票日が近づいている今、このようなことを考えてもいいのではないでしょうか。


Thorin Klosowski(原文/訳:的野裕子)
Illustration by Sam Woolley.

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    香川博人

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