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印南敦史  - ,,,,  06:30 AM

年収150万円で豊かに暮らすことは可能? 「倹約」を習慣化するためのヒント

年収150万円で豊かに暮らすことは可能?  「倹約」を習慣化するためのヒント

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お金持ちはなぜ、靴をピカピカに磨くのか? 金運を鍛える「倹約」生活のルール』(臼井由妃著、朝日新聞出版)の著者は、肝臓癌で亡くなったご主人が残した3億円もの借金を、ほぼ10年で返済してみせたという実績の持ち主。専業主婦から経営者に転進し、独自のビジネス手法で成功を収めたことでも知られています。

著作も多く、日本テレビ系のテレビ番組「マネーの虎」などにも出演していたため、お金のことで奮闘していたとは少し意外。しかし実際は、金融機関と借金返済の交渉をしながら、「年収150万円」生活を続けてきたのだとか。また、もともと不要なモノに囲まれている生活に疑問を感じていたため、年収こそ150万円を超えていたものの、あえて「年収は150万円しかない」ものと決め、ライフスタイルを見なおしたというのです。

年収150万円は、月収に換算すると12万5000円ですが、本書の冒頭では「倹約生活の家計簿」(2005年2月〜2013年12月の平均値)としてその内訳が公開されています。ちなみに家族構成は、著者と愛犬1匹。

月収 12万5000円(厚生年金受給者の平均需給年金額から算定)
住宅ローン 3万円(住宅ローンを組んでいるつもりで計上)
ガス 1890円  電気 2530円
水道 0円(水道料金ゼロの理由は後述)
電話 7300円  ネット関係 3800円
食費 1万4800円  雑費(医療費・日用雑貨など)8650円
美容院(愛犬・著者)6500円  交際費 9800円
冠婚葬祭費 1万円(ゼロの月もあったものの、積立金用のように毎月計上
その他 1万7000円  計11万2270円

収入12万5000円に対し、支出は11万2270円。残金1万2730円は貯金に回したそうですが、実際は「みなし住宅ローン」の3万円や、冠婚葬祭費の残金なども加えると毎月5万円ほど預金できたのだそうです。つまり年60万円、10年で600万円です。

このように年収150万円生活を心地よく満喫した結果、「当たり前にあるものをなくしてみると、暮らしの本質が見えてくる」ことに気づいたといいます。必要なだけ手に入れるのではなく、あるものを工夫する「倹約」こそが最高の贅沢だというのです。第2章「倹約を実績! 年150万円でできる『清富』生活」から、幾つかのコツを引き出してみましょう。(23ページより)



倹約してマイナスになることはひとつもない


収入を増やしたいと思っても、なかなか思いどおりにはならないもの。いつ、どのくらい給料があるのかわからず、がんばっても報われない。そんな状況下では、休日や夜間にアルバイトをしたり、インターネットで副収入を得ようとする人がいることも理解できると著者はいいます。しかし、そんな事実が会社にばれたときのことを考えると、精神的にも疲労困憊して当然。

だからこそ、支出を抑えるちょっとした工夫、つまり「倹約」が活きてくるというのです。しかも倹約はすぐにはじめられ、自分でコントロールすることができ、簡単に成果を出せるのだとか。

たとえば手取りで28万円の給料をもらっている人が、毎月28万円使い切っていたとします。「あと2万円あれば趣味に興じたり、飲みに行く回数を増やせるのに、なんとかならないか」と望んでいたとしても、毎月2万円、1年で24万円もの給料が増えるなどということは現実的ではありません。

しかし毎月の支出のムダをなくし、28万円を26万円に抑えることができれば、毎月2万円を捻出することが可能。つまりそれは、倹約することで2万円収入が増えたということ。しかも財布だけでなく、心までもが豊かになるのだといいます。

しかし「高額の給料をもらっているのに、生活が楽にならない、お金が貯まらない」という人は、支出をコントロールする意識がないもの。そのため収入が増えると同時に気持ちがゆるみ、財布の紐もゆるんでしまうというわけです。いわば支出も収入に比例して増えてしまう「浪費家」。しかし支出を抑える意識「倹約思考」をしないと、どんなに給料が増えても生活にゆとりを感じられず、いつまでも苦しい状況から抜け出せないわけです。

本業に打ち込むのはもちろんのこと、許される範囲で収入を増やす努力ももちろん必要でしょう。しかし支出を把握、管理し、抑える努力を同時に進める「倹約思考」にならないと、お金は生まれないということです。(67ページより)

「お金は幸せを守る力になる」と著者は断言します。お金で幸せは買えないけれど、お金がなかったら、やるべきことや、やりたいことができないのも事実。リストラやケガや病気の不安、老後の心配、子どもの将来など、さまざまな不安はお金が解決してくれるということ。

もちろん、ある程度まとまった額がないと、不安や心配の解消にはなりません。だからこそ、その助けになるのが倹約だという考え方。生活水準を下げることなくムダをなくせば、「支出を抑える=倹約」は可能。会社に隠れてアルバイトをするなど無理をすることなく、毎月しっかりと貯金していけるそうです。(66ページより)


少ない道具で無理なく倹約を続ける


著者の家には電気炊飯器がないそうです。電気炊飯器は生活に欠かせないものだと思われがちですが、大家族でもなければ、一度に食べるご飯の量も限られてくるもの。一人暮らしで、しかも一日一膳で十分満腹になるのなら、2合炊いたら消費するのに4日はかかることに。仮に何万円もする高価な炊飯器を購入したとしても、炊きたての醍醐味はほんの一時しか得られない。だから、必要としないというのです。

機械に慣れてしまうと、「それがないとできない」と思いがち。便利を追求し始めるとキリがなくなり、よりよいものを求めていくと、終わりがなくなってしまうわけです。しかし、「ほどほどのところ」で折り合いをつけるために工夫するのが倹約家だと著者はいいます。

そして、「あるもので手間や労力をかけずに炊飯する方法はないか?」と考えた結果、行き着いたのが、10年間使い続けているタイマーつきの圧力釜での炊飯だったのだそうです。その方法なら、手間をかけることなく簡単においしいご飯を炊くことが可能。しかも調理時間の短縮と、光熱費に節約になるのも魅力。

なにか新しいものを購入しようとするとき、「必要だから」「節約につながるから」などと、無理やり理由づけをしていないかと著者は問いかけています。いうまでもなく、人はついそう考えてしまいがちだからです。しかし、それを「手間や労力を極力かけずに目的を達成するには、どう工夫をすればいいのか?」という発想に切り替えると、たくさんの道具は不要になり、無理なく倹約ができるといいます。(72ページより)


電気・ガス料金は月2000円前後、水道料金0円の内訳


著者の家に明かりが灯るのは、夏は午後7時、冬は午後5時。床に就くのは午後8時だといいますから、明かりを使うのは夏で1時間、冬で3時間。起床は午前3時だそうですが、仕事に使うパソコンと手元を照らす小さな証明があれば十分だといいます。そんな「昼は働いて、夜は眠る」生活こそ、自然の姿なのではないかと著者は記しています。

当然、仕事の関係でそういうスタイルができない方もいらっしゃるはずです。しかし、自分には選択できるのだから、それを実現しようというのが著者の考え方。その結果、無理なく早寝早起きをライフスタイルにすることができたというわけです。

電気代がかさむエアコンは滅多に使わず、扇風機やコタツも持っていないのだとか。テレビはほとんど見ないので、日々使う電気は電灯を2時間程度、電子レンジが3分くらい、掃除機は2分ほど。電気料金も、現状は3000円でおつりが来るというのです。ガスはジャムや佃煮などの保存食をたくさんつくり、ご近所さんとの茶会用のお菓子やおこわづくりをしても2000円止まりなのだそうです。

実は、これにはカラクリがあるようです。著者の住まいには温浴施設が併設されているので、お風呂は大浴場を使用。水道料金はマンションの管理費に含まれているので、使っても使わなくても水道料金はタダだということ。そんなこともあって、現在の住まいで暮らすようになってから公共料金が激減したのだといいます。

そんなメリットを活用しつつ、他の部分にも気を使いながら、ムダなエネルギーを使わない方向にシフトしていったということ。結果、頭も心も落ち着き、健康状態も良好なのだとか。そんなわけで、人間本来のあり方が身をもってわかったのだそうです。(110ページより)




著者には「成功した経営者」というイメージがついてまわりますが、上記からもわかるように、本書は決して投資術的な内容ではありません。それどころか、内容は「倹約」に基づいたきわめて堅実なもの。しかも、その考え方にはミニマリズムともつながる部分も多く、無理なく受け入れることができると思います。


(印南敦史)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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