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印南敦史  - ,,,,  06:30 AM

やってみよう。あなたの「やり抜く力」を5段階で測るテスト

やってみよう。あなたの「やり抜く力」を5段階で測るテスト

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どんな分野であれ、大きな成功を収めた人たちには断固たる強い決意があり、それがふたつの形となって表れていた。第一に、このような模範となる人たちは、並外れて粘り強く、努力家だった。第二に、自分がなにを求めているのかをよく理解していた。決意だけでなく、方向性も定まっていたということだ。
このように、みごとに結果を出した人たちの特徴は、「情熱」と「粘り強さ」をあわせ持っていることだった。つまり、「グリット」(やり抜く力)が強かったのだ。(23ページより)

そう語るのは、『やり抜く力――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』(アンジェラ・ダックワース著、神崎朗子訳、ダイヤモンド社)の著者。ペンシルベニア大学心理学教授であり、アメリカの教育界で重要視されているという「グリット」(やり抜く力)研究の第一人者なのだそうです。つまり本書は、そんな著者が「やり抜く力」について学んできたことの集大成。

しかし、多くの人にとってまず気になるのは、「はたして自分には『やり抜く力』がどのくらいあるのだろうか」ということではないでしょうか? そこできょうは第4章「あなたには『やり抜く力』がどれだけあるか? ----『情熱』と『粘り強さ』がわかるテスト」に焦点を当ててみたいと思います。



「やり抜く力」はどれくらいか?


ここで紹介されているのは、著者が米国陸軍士官学校(ウェストポイント)での研究用に開発したという「グリット・スケール」。以下の表の1から10までの各文を読み、右側のボックスのうち、自分に当てはまると思った数字(1~5)のいずれかにマルをつけるというもの。あまり考え込まず、「同僚や友人や家族とくらべてどうか」「たいていの人とくらべてどうか」と考えて回答してほしいと著者はいいます。


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グリット・スコアを計算するには、10項目のなかで自分がマルをつけた点数を合計し、10で割るのだそうです。最高スコアは5(やり抜く力がきわめて強い)で、最低スコアは1(やり抜く力がきわめて低い)となるのだとか。

ここで留意すべき点は、算出したグリット・スコアに「現在の自分が、自分のことをどう思っているか」が反映されているということ。同様に、何年か経ってもう一度回答したら、違うスコアが出てくる場合もあるといいます。つまり「やり抜く力」は変化するということで、そこには信じるに値する十分な根拠があるというのです。

「やり抜く力」は「情熱」と「粘り強さ」のふたつの要素でできているもの。そして、このふたつの違いを詳しく知りたければ、グリット・スケールを使って別々にスコアを出すことができるそうです。

「情熱」のスコアを出すには、10項目の質問のうち奇数の問題だけに回答し、得点を合計して5で割ればOK。同じように「粘り強さ」のスコアを出すには、偶数の問題だけに回答し、得点を合計して5で割ればよいということ。

「情熱」のスコアが強い人は、「粘り強さ」のスコアも高いはずで、逆もしかり。しかしおそらく、「粘り強さ」のスコアのほうが「情熱」のスコアをわずかに上回っているのではないかと著者は推測します。すべての人がそうとは限らないものの、これまで見てきた研究事例では、ほとんどの人がそうだったというのです。そしてそれは、「情熱」と「粘り強さ」は同じものではないことを示しているのだといいます。(81ページより)


「情熱」とは、ひとつのことに専念すること


上記グリット・スケールの「情熱」に関する質問のなかに、目標に対してどれくらい「熱心に」取り組んでいるかをたずねる質問はひとつもありませんでした。そして多くの人は「情熱」を「夢中」や「熱中」と同じような言葉だと思っているものなので、それを意外に感じるかもしれません。

しかし、偉業を成し遂げた人たちに「成功するために必要なものはなんですか?」とたずねると、「夢中でやること」「熱中すること」と答える人はほとんどいないのだそうです。多くの人が口にするのは「熱心さ」ではなく、「ひとつのことにじっくりと長いあいだ取り組む姿勢」だというのです。

初めてトレードを行った日から40年も50年も経ってもなお、金融市場への関心を持ち続けている投資家はいるはず。数学のひとつの問題を考え続け、何年経っても「こんな定理なんか、もうどうだっていい。他の問題に取り組もう」などとは夢にも思わない数学者もいるでしょう。だからこそ、グリット・スケールの「情熱」に関する質問は、同じ目標にどれだけ継続的に取り組んでいるかを問うものばかりなのだという考え方。

そもそも「情熱」という言葉は、「ひとつのことにたゆまず専念すること」を表す言葉として適切ではないのかもしれません。しかし重要なのは、なにかに熱中するのは簡単でも、それを持続するのは難しいということだと著者は主張しています。(85ページより)


IQと「功績の大きさ」は関係があるか?


スタンフォード大学の心理学者キャサリン・コックスが1926年に、偉業を成し遂げた301名の歴史上の人物たちの特徴を調べた研究結果を発表したのだそうです。その研究によれば、対象者のうちもっとも知能が高かったのは、19世紀イギリスの哲学者ジョン・スチュアート・ミルで、幼少時の推定知能指数は190だったのだとか。

一方、対象者のうち幼少時の推定知能指数がもっとも低かった人々は100から110の間で、一般の人をわずかに上回る程度。ちなみに物理学者、数学者のアイザック・ニュートンは中間あたりに位置し、幼少期の推定知能指数は130。これは、いまの子どもたちが優等生向けの「特別進学クラス」に選別されるのに最低限必要なIQだといいます。

こうして全員の知能指数を割り出した結果、「偉大な功績を収めた歴史上の人物たちは、一般の人々にくらべて知能が高い」ことがわかったものの、同時に意外なことも明らかになったのだそうです。これらの人々を「功績の偉大さ」で比較した場合、知能指数の高さはほとんど関係なかったというのです。つまりコックスの研究標本において、「知能」と「功績」の関連性はきわめて低かったということ。(109ページより)


偉大な人と普通の人の決定的な違いは「動機の持続性」


上位10名に入るか、下位10名に入るかを分ける決定要素が「知能」の高さではないとしたら、なにが決め手となるのでしょうか? このことを突き止めるべくコックスと助手たちが多種多様な性格の特徴を調べ上げた結果、偉人たちと一般的な人々との相違点は次の4つにまとめられると結論づけたのだといいます。

この4つの指標は、上位10名と下位10名、すなわち「超一流の偉人」と「単なる偉人」を分ける特徴としても有効で、コックスは「動機の持続性」と名づけたのだそうです。

<遠くの目標を視野に入れて努力している(その日暮らしとは正反対の態度)。晩年への備えを怠らない。明確な目標に向かって努力している>
<いったん取り組んだことは気まぐれにやめない。気分転換に目新しさを求めて新しいものに飛びつかない>
<意志力の強さ、粘り強さ、いったん目標を決めたら守り抜こうと心に誓っている>
<障害にぶつかっても、あきらめずに取り組む。粘り強さ、根気強さ、辛抱強さ>
(113ページより)

最初の2つはグリット・スケールの「情熱」の項目に、以後の2つは、グリット・スケールの「粘り強さ」の項目にほぼ当てはまるといいます。そして総括として、コックスは次のように結論を述べているそうです。

「知能のレベルは最高ではなくても、最大限の粘り強さを発揮して努力する人は、知能のレベルが最高に高くてもあまり粘り強く努力しない人より、はるかに偉大な功績を収める」
(113ページより)

いわば大切なのは、「人生で挫折や失敗を味わったとき、自分がどれくらい粘り強くがんばれるか」だということです。(112ページより)




著者自身、「やり抜く力」を身につけ、それを生かした結果、2013年にマッカーサー賞を受賞したという実績を持っています。そんなこともあり、本書には机上の空論とは異なる強い説得力が備わっています。本当の意味での成功を目指したいのなら、読んでみる価値はありそうです。


(印南敦史)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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