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ライフハッカー編集部  - ,,  08:00 PM

「先行き不透明な時代」への備えとしての「国際分散投資」──投資家・谷家衛さん

「先行き不透明な時代」への備えとしての「国際分散投資」──投資家・谷家衛さん

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日本社会に現れる変革の旗手たちを次々と見いだし、知恵や資金を提供して企画から組織の立ち上げ、運営までを支える縁の下の力持ちのような投資家である、あすかホールディングス株式会社取締役会長の谷家衛(たにや・まもる)さん。

ネットで保険を販売する先駆けとなったライフネット生命保険、世界から集まった高校生が全寮制で共に学ぶインターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)、世界の人権問題に取り組むヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)東京事務所などが、谷家さんの実績の一例です。

一方で、京都大学と共同でロボット・アドバイザー「THEO(テオ)」を開発。投機マネーが躍る金融市場でも一般投資家が一定の利益を上げられるよう、人口減少や円価値の下落など将来の社会変化に備えた国際分散投資を呼びかけています。

かつて辣腕の証券トレーダーとして大活躍した谷家氏に、「先行きが不透明な時代の新しい投資方法」について伺いました。

ウェブメディア「Mugendai(無限大)」の記事より抜粋してご紹介します。


投資の量やスピードと実業のギャップが拡大


── 世界経済は英国のEU離脱や中国の経済成長の減速など長期的な停滞が予想され、不透明感が漂っています。投資家として、世界経済の行方や投資環境をどのようにご覧になっていますか。

谷家:いま世界中で投資目的のお金の量が膨らみスピードが速くなりすぎて、製造業など実業とのギャップがあまりにも大きくなっています。例えば原油価格は1日で5%も上下し、原油を材料としている実業を翻弄しています。欧米でも日本でも、実業の側が投資の大きさやスピードに合わせることは不可能です。

リーマンショック後の対応として、各国は民間の金融のレバレッジを下げて投資を抑制しました。ところが実際には需要までも縮小し、実業は大きな影響を受けてしまいました。そこで今度は各国の中央銀行が金融緩和でレバレッジをかけて支えていますが、日銀もどこまで緩和を続けられるか分かりません。本当に難しい時代になったと思います。

その中でも米国経済が強いのは、産業の新陳代謝が盛んだからです。世界中の国から来た起業家がアメリカで起業し、巨大なベンチャーを創り上げ、ひんぱんに栄枯盛衰を繰り返しています。

投資家は、以前は実業のファンダメンタルズ(基礎的な指標)を考えて投資していれば、株価やアセット(資産)価値に相応の結果が得られたのですが、そんな時代は終わりました。

最近は株価やアセットが投資マネーによって先に動き、それによってファンダメンタルズが影響されるというように、原因と結果が逆転しています。どのアセット価格がどう動くかは、お金がどこに動くかによって左右されるので、短期的には読みにくくなっています。


未経験の社会変化に備え、生活を防衛するための「THEO」


── 投資家にとってはきつい時代ですね。谷家さんがファウンダーをされている会社「お金のデザイン」では、一般向けの資産運用としてロボ・アドバイザーサービスの「THEO(テオ)」を提供されています。これについて説明していただけますか。

谷家:THEOは当社がアカデミック・アドバイザーを依頼している加藤康之・京都大学大学院特定教授に監修いただいて開発したロボット・アドバイザーです。金融工学やITを駆使するフィンテック(FinTech)の1つで、世界6000種のETF(上場投資信託=株価指数などに連動するように作られ上場されている金融商品)を対象とする国際分散投資をしています。

過去9年間のシミュレーションではリターンが年平均5%と、世界の平均経済成長率4%を上回る成績を上げています。お客様1人ひとりの事情や希望に合わせて最適なポートフォリオを設計し、スマホで10万円から簡単にスタートできる新しいサービスです。手数料もたったの1%と格安ですから、20代、30代の方を中心に選ばれています。THEO(テオ)というネーミングは画家のゴッホを金銭的にも精神的にも支えた弟テオ(画商)の名前から取っています。

これからの100年は今までの100年の延長ではありません。人口減少、超高齢化、円安・インフレなど、これまで経験したことのない社会変化が起きるでしょう。何が起きてもいいように生活や資産を守るには、リスクを分散することが大事。これまで当たり前だった円預金だけでなく、世界の株式・債券・実物資産などに国際分散投資を行うことが大切な時代になっています。

     

投資をしないことがリスクになる時代


── 確かに日本では若い世代ほど人生の先行きに不安を感じています。毎月十分な預金ができるほど給料に余裕はなく、年金支給開始年齢も上がっていきます。そういった将来に不安を感じている人たちに向けた投資手段だということですね。

谷家:そうです。今の若者が22歳で就職して、ずっとコツコツ円預金して40年経ったときに、円の価値が下がって思ったほどの購買力がなかったという事態は十分に起こりうる話です。

アジアの人は、もともと自国通貨を信用していないので、お金をグロ-バルな金融商品に替えて生活を守ろうと考えます。しかし日本、とくに比較的お金を持っている中高年の間では、円に対する絶対的な信頼が続いています。

一方で、若い世代は投資をすることがリスクなのではなく、逆に投資をしないことがリスクになることを敏感に感じています。将来のお金の不安を希望に替え、自分らしく挑戦していくためにも、これからは世界に資産を分散し、世界経済の成長を資産形成に取り入れるのが、新常識になっていくでしょう。


このように「新しい投資の形」をつくっている谷家さん。その一方で、非営利団体の企画や設立に深く関わるなど、社会変革を目指す動きにとことん尽力しています。一流の投資家である谷家さんはどうしてこうした事業に「投資する」のでしょうか? 以下のリンク先でその理由が明かされています。グローバルな投資家の考え方を垣間見るまたとない機会ですので、ぜひご覧ください。


社会変革のリーダーを見いだし支える ――投資家・谷家衛氏に聞く「先行き不透明な時代」にどう備えるか | Mugendai(無限大)

(ライフハッカー[日本版]編集部)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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