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印南敦史  - ,,,,,  06:30 AM

脳は疲れるのではなく退屈するだけ? 「なりたい自分」になるための脳強化トレーニング

脳は疲れるのではなく退屈するだけ? 「なりたい自分」になるための脳強化トレーニング

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どうしても避けられない「やるべきこと」に直面したとき、「やらなきゃいけない」と頭ではわかっていても、なかなか手がつけられない。そしてその結果、やる気もパフォーマンスも落ちてしまう...。多かれ少なかれ、そんな経験は誰にでもあるはず。そんなとき、自分のパフォーマンスを最大限に発揮し、自分の理想とする結果を手に入れるためにはどうしたらいいのでしょうか?

この問いに対する答えを、最新の脳科学で研究されている見地から導き出しているのが、『いつもパフォーマンスが高い人の 脳を自在に操る習慣』(茂木健一郎著、日本実業出版社)。

高いモチベーションを維持しながら、「なりたい自分」に向かって突き進むためには、脳の働きとパフォーマンスの間の重要な関係性をしっかり理解することが必要不可欠です。なぜなら、私たちのパフォーマンスは、私たちの脳の働きによって大きく左右されるからです。
つまり、脳をうまくコントロールすることで、自らのパフォーマンスをもコントロールできるというわけです。(「はじめに」より)

こうした考え方に基づく本書のなかから、きょうは第5章「『なりたい自分』になる脳強化トレーニング」に焦点を当ててみたいと思います。



目の前の文脈をあえて変えてみる


「根を詰めて仕事をしていると、脳が疲れてしまって...」という悩みを聞く機会は、決して少なくありません。ところが脳科学の見地からいうと、基本的に脳が疲れることはないのだとか。脳が疲労を感じるときは、「ずっと同じことに没入して脳が退屈している」だけに過ぎないというのです。これは、少し意外な話でもあります。

でも、だとすれば、その退屈をなくしさえすれば、脳が疲労を感じることもないということになります。同じことを長時間やっているから問題なのだから、「文脈」を変えて違うことをやれば、脳は常に高いパフォーマンスで仕事や勉強に向き合えるということです。

たとえば、目の前に積み上げられた仕事や勉強を次から次へとこなしていっても「脳が疲れたな」と感じなかったとしたら、それは「文脈を変えてなにか違うことができないかな」と考えているから。そのような意識づけによって、脳が疲労を感じるのを抑制しているということ。それもまた、私たちの脳の特性を活かしたテクニックなのだそうです。

そう主張する著者には、最近実践していることがあるのだそうです。ツイッターで自分のまったく知らないトレンドワードが出ているとき、あえてそれに対してつぶやいてみるというのです。それは、普段はまったく興味がないことにあえて目を向けることで、脳を日常から少しだけタイムスリップさせるため。すると、それまで使っていなかった脳回路が起動し、脳がワクワクしはじめるため、疲れ知らずでいられるというのです。

脳は、常にリフレッシュしていないと、活動が続けられないもの。そして同じ繰り返しよりは、常に違うことをすることを求めているので、そんな手段が有効だという考え方。だからこそ、たとえ些細なことでもかまわないので、「文脈を変える脳のストレッチ」をすべきだと著者はいいます。(170ページより)


脳を強化する「習慣化しない習慣」


通勤経路や通学路に特定のパターンがあるのと同じように、脳にもいろいろなパターンが存在しているのだそうです。だとすれば、なぜ脳はパターンをつくり、習慣化することを好むのでしょうか? 著者によればそれは、習慣化することによって複雑なことが意識から消え、やがて無意識なものへと変わっていき、結果的に"脳の省エネ"になるから。

しかし、この習慣化にもデメリットがあるのだといいます。創造的に生きる、すなわち「可能性を探る」割合が減ってしまうというのです。なんでも習慣化することによって、「脳の安全基地」が生まれるということ。

脳の安全基地とは、イギリスのジョン・ボウルビィ医師が、「幼児は母親がそばにいると安心感を示し、母親を『心理的な安全基地』として利用しながら、新たな探索行動を行っている」という観察から提唱した「セキュア・ベース(安全基地)」という学説に由来しているものだとか。

つまり、それを著者が脳科学の見地で解釈すると、「習慣化によって、子どものときのような新しい可能性を模索する割合が減ってしまう」ということになるというのです。そして脳を強化するためには、探索的にいろいろ探ることが大切なのだそうです。

たしかに子どものころは、脳に基本的な習慣があまりないので、なにをやるにしても探索や試行錯誤の連続だったはずです。ところが大人になるにつれ、生活のほとんどが習慣化されていくことになります。すると脳の安全基地が増えすぎて、知らず知らずのうちに脳の省エネを覚えてしまう。なぜなら、そのほうが楽だからです。しかし、その結果、脳の大切な栄養である好奇心が奪われてしまうというわけです。

だからといって著者は、「すべての習慣をなくしましょう」といっているわけではありません。そうではなく、脳を元気にしてパフォーマンスを高めていくために、習慣の部分にくらべ、探索の部分を少しだけ増やしてみようと提案しているわけです。(178ページより)


最悪の事態を想定してシミュレーションを


「本番になると、いつも不安でパフォーマンスが出せません」

著者のところにも、そんな悩みを抱えた多くの学生が相談に訪れるそうです。そんなときに著者はいつも、「最悪の事態を想定しておいて、『そのときどうすればいいか』を考えなさい」とアドバイスするのだといいます。

常に高いパフォーマンスの状態で本番を迎えられる人のなかには、「うまくいったときのよいイメージを描く」ことが重要だと考える人もいます。しかし、悪く考える癖がついている人にとって、それは簡単なことではありません。それに「悪い結果を想像する」というのは、よくいえば慎重であるということ。つまり、最悪の事態を想定するということも、考え方によってはとても大切なのだと著者は主張しています。

「よいイメージを描くだけ」の状態は、登山にたとえれば「まさか遭難しないだろう」と楽観的に考えて、予備の食料も持たずに冬山に行くようなもの。危険が伴うこともあるわけです。

では、人間の脳はなぜ「ここ一番」というプレッシャーのかかる状況で不安を感じるのでしょうか? 著者によればそれは、「次にどうなるかわからないから」。これは、ホラー映画で、モンスターが出てくる直前がいちばん怖いのと同じことだといいます。でも「いつモンスターが出てきてもおかしくない」と、常に最悪を想定して心の準備をしておけば、恐怖心は意外と軽減できるものでもあるわけです。

誰でも最悪の事態は避けたいと考えるものですし、できればいつも最高の状態でいたいはず。しかし、最悪の事態とまではいかないにしても、現実はなかなか思いどおりにならないものでもあります。

ここで重要なのは、「最悪の事態を想定するということは、なにかをしたから、あるいはなにかをしなかったがゆえに最悪の事態を招いたのか」を分析できることだといいます。それがわかれば、「やるべきこと、やってはいけないこと」の原因を事前に把握することができ、集中したパフォーマンスを発揮できるようになっていくというのです。

自分にとって新しい挑戦や、むずかしいことに取り組むとき、あるいは突発的なトラブルに見舞われたときに、この「やるべきこと、やってはいけないこと」を導き出すことができれば、あとは目の前のことを淡々とこなしていけばいいだけなので、不安もなくなるというわけです。(192ページより)

とはいえ、最悪のことを想定すれば、相応のストレスが伴いそうです。しかし著者はそんな考えに対し、心配は必要ないと断言しています。なぜならそこで、脳の想像力が活躍することになるから。

人間が不安に感じてしまうのは、造像力が豊かな証拠。つまり不安になったときに最悪の事態を思い浮かべるということは、実は「うまくいくための道のりを確実に想像できている」ということでもあるというのです。だとすれば、最悪のことを想定するときに、どのような想像力を駆使すればいいのでしょうか?

それは、現実と仮想の明確な使い分けを学ぶこと。最悪の事態を想定するうえで重要なのは、「脳の仮想領域におけるシミュレーションを、どれだけ現実と切り離して慎重かつ大胆にできるか」ということになるのだそうです。

脳にとっての仮想とは、最悪の事態を想定し、現実でうまく対応するためにあるもの。「これはフィクションだから大丈夫。いくらでもやりなおせるんだ」と思っていれば、最悪の事態を想定してもストレスに感じることはないというのです。(190ページより)




解説はわかりやすく、具体的な事例やエピソードも豊富。そんな本書を活用すれば、脳をコントロールできるようになれるかもしれません。


(印南敦史)

  • ,,,, - By

    友清哲

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