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印南敦史  - ,,,,,  06:30 AM

「新しさ」で高いアウトプットを生み出す。仕事のスピードとパフォーマンスを向上させる「7つのゼロ思考」

「新しさ」で高いアウトプットを生み出す。仕事のスピードとパフォーマンスを向上させる「7つのゼロ思考」

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「1週間分の仕事を、1日で終わらせる」
これは、何の誇張もなく私が置かれてしまった状況です。通常なら1週間はかかるであろう仕事を、わずか1日で終わらせなければならない環境に追い込まれてしまったのです。
(「はじめに──1週間分の仕事を1日で終わらせる思考術」より)

こう明かすのは、『7つのゼロ思考 外資系コンサルタントも知らない「異次元スピード仕事術」』(中村一也著、ぱる出版)の著者。大学卒業後に就職した日系最大手といわれる金融機関で、金融商品の販売戦略立案・執行業務を担当していたという人物です。年間200億円を超える収入があるという部署で責任を意識する一方、自分の考えたアイデアでマーケットが動いたときには大きなやりがいを感じたといいます。

しかし、そんな部署に異動が決まったとき、先輩の多くからかけられたのは「ご愁傷さま」という言葉。その部署が、「会社でもっとも忙しい」といわれる極めてハードな職場だったからなのだそうです。事実、異動して以降は1日も太陽が見えている時間に会社を出ることができなかったといいます。しかも先輩と同期との3人で仕事を分担していたものの、2年目に先輩が異動。さらに同期が事故で入院したため、3人分の仕事を1人でこなさなければならなくなったというのです。

また同時期に労働基準監督署の改善指導が入ったため、仕事が増えたにもかかわらず、労働時間は朝7時から夜8時までの1日最大13時間に限定されることに。土日を含め、これ以外の時間に働くことが一切禁止(持ち帰りも禁止)されたそうなので、まさに出口なしの状態に追い詰められたわけです。

当時はまるで「絶対攻略不可能なゲーム」に挑戦しているような感覚だったといいますが、いまになって振り返ると、そのことは人生最大の幸運だったと感じるのだそうです。なぜなら、そんな状況を乗り越える過程において、仕事のスピードを劇的にアップさせる思考術を身につけることができたから。そして、以後の人生に多大な影響を及ぼしているというその思考術こそが、「7つのゼロ」。

1. ボール=0   <ボール(仕事)を受けたらすぐ離す>
2. 期待値=0   <アウトプットの質への期待を低く抑える>
3. デスク=0   <デスクを空にする>
4. オリジナル=0 <ゼロベースから始めない>
5. 作業=0    <他人に作業を任せる>
6. モレ=0    <全体を把握し、漏れをなくす>
7. モノマネ=0  <「新しさ」で高いアウトプットを生み出す>
(「はじめにーー1週間分の仕事を1日で終わらせる思考術」より)

この7つが、仕事をスピードアップさせてくれるというのです。しかも自身の能力は現在のままで問題なく、ただ考え方を少し変えるだけでOKなのだとか。きょうはそのなかから、「第7のゼロ思考 『モノマネ=0』<「新しさ」で高いアウトプットを生み出す>」に注目してみたいと思います。



各ゼロ思考の位置づけ


著者は、仕事の能力には4つの段階があると考えているそうです。まずは、そのことを確認してみましょう。

1つ目は、「正確に仕事をする段階」。不慣れな仕事については、どこに致命的な影響を与える爆弾が潜んでいるか予測できないもの。特にお金に関する失敗は、取り返しのつかないことになる可能性があります。また、上司からの指示をひとつひとつ着実に遂行することも大事。そこで常に自分の仕事をコントロールし、モレなく実行していくことが重要だというわけです。

2つ目は「スピードを上げる段階」。正確に仕事をこなせるようになったら、次にその仕事をいかに速く処理していくかを考えるべきだということ。責任の範囲が増えるごとに仕事量も増えていきますが、「速く正確に」仕事をこなせるようになれば、まわりからの信頼も得られます。また正確性が向上すれば、二度手間が減るためスピードがアップするというのです。

そして3つ目は、「高いアウトプットを目指す段階」。「速く正確に」仕事ができるようになれば、その次に考えるべきは「インパクトのある仕事をすること」。インパクトの出し方は人それぞれですが、著者の場合は次の方法を強調したいそうです。

まず、「深さ」でインパクトを出すこと。具体的には、自分の専門分野に徹底して強くなることが大切。営業や財務のプロフェッショナルを目指すのか、ビジネスコミュニケーションの専門家を目指すのか、個々人に応じた道があるという考え方です。

次に、「新しさ」でインパクトを出すこと。誰もやっていないことに挑戦するのには勇気が必要ですし、リスクも伴うでしょう。しかし、うまくいけば新しい分野を開拓することも可能だということ。もうひとつは、「組み合わせ」でインパクトを出すこと。一見関係なさそうに見える2つ以上の特技を組み合わせると、新しい価値が生まれる場合があるわけです。

最後は、「リーダーシップを意識する段階」。自分ひとりだけの高い成果を目指すのではなく、周囲の人の力を引き出しながら、個々の力だけでは成し遂げられないアウトプットを目指す段階だということ。

こうした考え方を軸として、著者は「スピードで付加価値を出す」ことにこだわるべきだと主張しています。なぜなら、仕事を速くこなすために必要なのは、ほんの少し考え方を変えることだから。能力の問題ではなく、考え方の問題だというのです。そして「新しさ」でインパクトを出すために必要なことは、努力よりも「勇気」であり「考え方の転換」だともいいます。このことを意味しているのが、第七のゼロ思考「モノマネ=0」。「新しさ」で、高いアウトプットを出すことです。(176ページより)


違いを出すための2つのテクニック


「新しさ」=違いを出すためには、2つの具体的な方法があるといいます。まずひとつは、「組み合わせを変えること」。たとえば「ビール×トマトジュース=レッドアイ」がそうであるように、多くの製品やサービスはさまざまな要素を組み合わせてつくられているもの。そして組み合わせを変えるためのアイデアには、次の3つがあるそうです。

まずは、「A×B」の比率を変えること。お酒であれば水とアルコールの比率を変えることで新しい商品を生み出すことができるわけです。次に、AまたはBを別のものに変えること。比率を変えるのではなく、まったく別のものに変えてしまうのです。たとえば「人×寿司」から「機械×寿司」に転換することで、回転寿司が生まれたことがいい例。もうひとつは、AとBの順番を変えること。「支払い→購入」という流れを「購入→支払い」に逆転させたクレジットカードが、まさにそれにあたるそうです。

さて、違いを出すための方法の2つ目は、「考え方を変えること」。それは、同じものを別の視点から見るということだそうです。1つ目は、物事を裏から見ること。2つ目は、物事の切り方を変えること。3つ目は、物事の枠の大きさを変えること。そして4つ目は、他人の目から物事を見ること。

このように「組み合わせ」と「考え方」を変えることで、違いを出すことができるわけです。加えて新しい発想を出すためには、「メンタルブロック」を克服することも重要だと著者はいいます。メンタルブロックとは、「否定的な考えによる発想の制限」。人間は普段、自由に発想しているように見えて、実は無意識に制限をかけて発想しているというのです。

なお、メンタルブロックを克服する簡単な方法は、室内から外に出ることだとか。空を見上げるだけでリフレッシュでき、発想の枠も広がるということ。そこでアイデアを出せなくて困ったときには、意図的にシチュエーションを変えることを著者は提案しています。

ただし違いを出すといっても、ただ奇をてらっただけでは無意味。大切なのは、新しさのなかに、本質的に重要な要素が備わっていること。別の言葉で表現するなら、それは「世界がよくなる(誰かが喜ぶ)、もしくは誰かの悩みを解決できる」ということだといいます。(188ページより)




著者も認めているとおり、本書に登場するビジネス事例はきわめてシンプル。あえて身近な話題を取り上げているわけで、だからこそ無理なく読み進めることができます。このメソッドを身につければ、なかなか進まなかった仕事のスピードをアップできるかもしれません。


(印南敦史)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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