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ライフハッカー編集部  - ,,,,,,,,,,,,,  11:00 PM

仕事はブログから調達。イチゴの専門家として世界を飛び回る宮﨑大輔インタビュー

仕事はブログから調達。イチゴの専門家として世界を飛び回る宮﨑大輔インタビュー

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「農業に関わる仕事」と聞けば、ドメスティックで退屈そうで、間違っても海外出張する機会なんてない仕事なんだろうな、という印象を持つでしょうか? 宮﨑大輔(みやざき・だいすけ)さんはそんなステレオタイプを見事に壊してくれる人物です。

宮﨑さんはフリーランスのイチゴ農業コンサルタントとして、プロジェクト単位で世界各地を周りながら農業支援の仕事をしています。日本にも定住先を持たず、時折帰国するときは実家かホテルに滞在するという生活。ただ、こだわってそういう生活をしているわけではなく、仕事の関係で仕方なく、という理由だそうです。

また、宮﨑さんにはブロガーとしての顔もあり、JIBURi.comという個人ブログにこれまでのさまざまな経験を書いています。驚くことに、イチゴ農業コンサルタントの仕事もそのブログを通して入ってくるそうです。

そんな宮﨑さんの仕事やライフスタイルについて本人から伺いました。

宮﨑大輔(みやざき・だいすけ)

1988年生まれ、長野県出身、信州大学大学院修士課程卒。專門はイチゴ農業の研究。

青年海外協力隊として中米パナマ共和国で活動後、農業コンサルタントとして独立し、日本・アジア・中南米・アフリカで農業ビジネスの支援を行う。16年8月まで東アフリカのケニア共和国に滞在。


イチゴ研究、青年海外協力隊、ボランティアを経て独立


── 宮﨑さんのご経歴からお聞きしたいのですが、イチゴの研究というのは大学でやっていたのですよね。

宮﨑:大学、大学院と、イチゴの研究をしていました。実家は兼業農家で、リンゴ果樹園をしています。


── なぜイチゴを選んだのですか?

宮﨑:もともとはリンゴの研究がしたかったのですが、イチゴの研究をしている先生に出会って、自分の卒論のテーマにしようと思ったので、イチゴの研究を始めました。大学で研究室に入って研究していたのが2年間と、大学院で2年間と、計4年間イチゴの研究をしました。

その後、新卒で青年海外協力隊に参加して、中米にあるパナマ共和国で野菜栽培という職種で2年間派遣されていました。


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2年間一緒に働いたパナマ農牧省の同僚たち。


去年、帰国したのですが、隊員時代からちらほら仕事の依頼とかボランティアの依頼が来ていたので、帰国してしばらくしてから南米にまた戻り、ベネズエラのペモン族という少数民族の村で2カ月間ボランティアをして、その後、ボリビアのウユニ塩湖で環境改善プロジェクトをボランティアをしていました。その後、仕事で半年間、アフリカのケニアに滞在していました。


── ケニアでは何をやっていたのですか?

宮﨑:ケニアでは日本の農業系企業がケニア進出を考えていて、その作物というのがミニトマトとイチゴなのですね。で、イチゴに関してのノウハウがないということだったので、イチゴ栽培のコンサルタントとしてそのプロジェクトに入りました。


── お仕事の依頼も入ってくる「JIBURi.com」という個人ブログはいつから運営しているのですか?

宮﨑:2012年からです。農業関係もあるのですが、最初は青年海外協力隊ネタが多くて、そこから海外のいろんな旅行系の話題とか、農業系の話題とか。自分の好きなことはなんでも書くという感じで、月20本くらい書いています。


── どうやってブログに仕事が入ってくるのですか? 

宮﨑:検索が多いと思いますね。日本の企業がベトナムでイチゴ農園をやっていて、そのコンサルもしていたのですが、それもブログを読んだ人からの依頼で来ていますね。


── イチゴのコンサルティングとは実際にはどんなことをやるのですか?

宮﨑:例えば、立ち上げからだとすると、どういう市場を狙うのか、庶民層なのか、安いイチゴをスーパーに卸すのか、それとも高級な高品質なものを高級ホテルとかレストランに卸すのか、もしくはインターネットで直売なのか、といった経営戦略を決めて、マーケット調査をします。そして、そのためにはこういう育て方でこういう品種が必要で、こういう栽培方法を選ぶべきというのを教えて、ではそのためには国からどういう許可が必要だとか、では例えば有機栽培でやるならどういうところの機関から何の認証を取らなければいけないとか、といったところまで。生産から販売までサポートします。

企業の場合、そういうビジネス的なことはある程度知っているのですが、イチゴとか農業のことは全然わからないという場合があるので、栽培とか品種の選定とか、そういう農業系の側面からのサポートの仕事が多いですね。


── つい先日まで、アフリカのケニアに滞在されていたようですね。

宮﨑:そうですね、仕事で4月から行っていました。ケニアの涼しい気候はイチゴには合っています。あまり暑過ぎると良くないので。なのでケニアの中でも涼しい地域でイチゴは栽培されていますよ。


── それにしても、すごいノマド生活ですよね。

宮﨑:はい、僕には家がないんですよ。今は本当にホームレス状態で...。実家はあるんですが、僕は親とあまり仲良くないので帰りづらいという...。なので、今は仕事の合間などはほとんどホテル暮らしですね。


── スペインに行く予定もあると聞きましたがお仕事ですか?

宮﨑:いえ、プライベートの旅行です。10月から1カ月ほど滞在します。


── そもそもなんでスペインなのですか?

宮﨑:そうですね。青年海外協力隊のときに、中南米でずっと仕事していたので、僕スペイン語はしゃべれるんです。で、それなのにスペインに行ったことなくて。というかヨーロッパも行ったことがないんです。これまで訪れた国はずっと途上国ばかりだったので、ちょっと行ってみようと思ったんです。あと、女の子がすごいかわいいと聞いたし。


── ブログにも海外にあるメイドカフェ巡りのレポートを書いていますよね。きっかけは何だったのですか?

宮﨑:日本人がやっているメイドカフェはもはや日本では普通ですよね。でも海外にも、日本から輸入されてきたメイドカフェがあるんです。そもそも、メイドもカフェも欧米の文化が日本に来て、しかもそれがまた海外に逆輸入されて外国人がメイドカフェをやっているというこの独特な感じがいいですよね。

中南米には反アジア人感情みたいなのがあって、結構つらい思いをしました。でも、メイドカフェに行くと、メイドさんたちもお客さんたちもオタクなんですよね。で、日本が大好きなんです。だからすごい優しくしてくれて。こんないいところがあったのかと思いました。しかも、日本の文化を外国人の彼らが発信してくれているというのがすごいうれしくて。でも外国にそんな人たちがいるのを日本では結構知らないなと思って、情報発信したいなと思ったのでブログに載せています。


── もともとメイドカフェが好きだったのですか?

宮﨑:いえ、全然興味がなくて、日本のメイドカフェにも行ったことはないですね。


── 世界のメイドカフェを巡ってどこが一番良かったですか?

宮﨑:コロンビアのメデジンですね。コロンビアは美人が多いことで知られているのですが、その中でもメデジンという街が一番美人が多いといわれていて、そこにあるメイドカフェはやはりレベルが高かった。

次は、ドイツに1カ所あると聞いているのでそれに行こうかなと思っていて、あとスペインにありそうですよね。


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メデジンのメイドカフェで撮影したメイドさん。


── それにしても、本当に国境とか、言語とかに縛りなく仕事をされていますね。これからも今のような仕事とライフスタイルを続けるつもりですか?

宮﨑:どうでしょう。いまだに、これからどうしようかなと思っていて、やはり拠点みたいなところもほしいなというのがあって。でも仕事の依頼がいろいろ来ているうちは、それをやりつつ自分のビジネスなり、自分の拠点なり探そうかなという感じです。


── 拠点を作るとしたら場所はどの辺を考えていますか?

宮﨑:一番住みたいと思ったのは、チリのサンティアゴです。街もすごくきれいだし、南米の中で唯一治安がいい首都で。ただ、ビザとかがかなり厳しくて、チリ人をつかまえて結婚しない限り、たぶん無理らしいです。


── 青年海外協力隊に参加されていたということで、途上国の支援みたいなものは昔から興味があったという感じなんですか?

宮﨑:いや、それが全然興味なくて(笑)。どちらかというと嫌いぐらいでした。今でもそんなに好きではないのですが、大学院ぐらいから海外とか途上国に興味を持ち始めたという感じです。


── 現在、ブログから仕事が来るようになっているそうですが、そもそもブログを始めたのは何がキッカケですか?

宮﨑:「HIBILOG」というブログをやっている人の記事を読んで始めたという感じです。それから、隠居系男子というブログを参考にしてネットでどんどん詳しい情報を発信したり、SNSで発信したりして。あと、僕が考えているのは、日本の企業が海外進出するときに、例えば、いきなり「おまえ海外でイチゴやれ」とか言われてもほとんどの人は分からなくて困るから、たぶんググりますよね。海外で、イチゴをどうやって育てるとか。そういう検索ワードで引っかかるようなSEOは意識していますね。

ただ、イチゴの仕事をブログから得ようと最初から思って狙っていたわけではなくて、気付いたら仕事になっていたという感じなんです。パナマにいたときにも、パナマに住んでいるイギリス人から、農園やるから助けてよと言われて、それは無料でやっていて、そしたらケニアでやりたいのですけど、ちょっと来てくれませんかと依頼があって、そしたらそのあとベトナムからも同じような依頼があって、これはいけるなと思ったんです。


── 海外のメイドカフェ巡りは趣味のような位置づけになるんですか?

宮﨑:そうですね。ただ、イチゴの仕事の依頼してくれる人もメイドカフェの記事を読んで、「すごく面白い。人間性を含めて君に仕事を依頼したい」みたいなことを言ってくれる人がいるんです。メイドカフェの記事を見てイチゴの仕事を頼むのをやめたという機会損失もあるとは思うのですが。イチゴとメイドカフェはまったく結びつかないですが、面白いことをやっているねということで、プラスに働いているみたいですね。




専門分野である農業を、ブログを使って広げている宮﨑さん。海外メイドカフェへの興味すら本業につなげていて、自分の興味や自分らしさをそのまま活かして仕事をしている様子が印象的でした。農業だけではなく、ブログだけでもない。必要なのは、2つを組み合わせること。彼のような働き方がこれからの「新しい働き方」と言えるのかもしれません。


(聞き手/米田智彦、文/大嶋拓人)


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    香川博人

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