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ライフハッカー編集部  - ,  12:00 PM

力に自信がなくてもいい。人気クライマー・カオリンが教える「ボルダリング」の始め方

力に自信がなくてもいい。人気クライマー・カオリンが教える「ボルダリング」の始め方

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日々大量のタスクに追われる私たちビジネスパーソンにとって、仕事と運動の両立もまた、大きな課題のひとつです。パフォーマンス性の高い体を作りながら毎日を充実させたいと思いつつも、実際には地味すぎる運動は長続きしなかったり、逆に大げさな道具が必要なスポーツは挑戦するまでの敷居が高く、現実的ではありません。そんな大人のライフスタイルにぴったりのスポーツが、室内に設けられた壁をよじ登るボルダリングです。

現在、日本各地にあるボルダリングの専用ジムは約450軒と急増中。また2020年の東京オリンピックの追加種目に「スポーツクライミング」が決定するなど、近年、クライミングは注目を集めています。その中でもボルダリングのメリットは、性別や年齢を問わずに参加でき、初心者でも達成感が味わえること。そして何よりも、気が向けばオフィス帰りに1人で、ほぼ手ぶらでジムに行けてしまうことです。ボルダリングの世界の魅力を、ワールドカップの出場歴もある人気クライマー、カオリンこと細野かおりさんに教えていただく、新連載がスタートします。


ビジネスパーソンに「ボルダリング」が注目されるワケとは?


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「ボルダリングの最大の魅力は、個人スポーツでありながらも、同じようにジムで練習している人達との一体感が味わえるところです」と、カオリン。フリーのボルダリングインストラクターとして、「登ることを楽しむ」をモットーに、日本各地でクライミング指導にあたっています。現在29歳のカオリンさんがボルダリングを始めたのは、今から約10年ほど前のことでした。根っからのスポーツ少女だったゆえに、数々の運動に挑戦したあとで、ボルダリングに出会ったそうです。

「小・中学生ではサッカーとバスケットボールに熱中し、中2の途中からは陸上の三種競技(100m、高飛び、砲丸投げ)にも参加して、地元の関東大会に出場しました。スポーツ科にある高校へ進学したのちはカヌー部で国体へ出て、再び陸上にも挑戦。ハンマー投げでJOC(ジュニアオリンピックカップ)にも出させていただきました」

まさにスポーツエリートと言ってもよいカオリンさんの運動歴。ところがボルダリングとの出会いは、カオリンさんが運動漬けの生活から少し距離を置いていた"普通の人時代"にやってきます。

「高校を卒業したのちに動物看護師を志し、専門学校で学んでから動物病院で働いていたんです。そんな時にたまたま友達から遊びに誘われたのがボルダリングのジムでした」

ごく普通の社会人女性が気分転換にボルダリングへ。そこで運命の転機がありました。

「1人で壁を登るという集中力が求められる要素と、挑戦している時の周りからの励ましの声。そして壁を登り終わった時の達成感をみんなで共有できる喜びに、今まで経験したスポーツにはなかった、新鮮な楽しさがありました。あっという間にハマってしまって、動物看護師からジムのインストラクターに転職。それからは店長などを経て、2014年からはフリーのボルダリング・インストラクターとして、全国で指導を行っています」


そもそもボルダリングとはどんなスポーツなのか?


「ジムの中にある壁を登っていく」というイメージはあれども、初心者にとってはどんなスポーツなのかわかりにくい部分もあります。そもそもボルダリングにはどんなルールがあるのでしょう? オリンピック種目に登録されるクライミングとボルダリングとの違いとは? 初心者の疑問にも、カオリンさんは答えてくれました。

「壁や岩、山などを登る行為全体の総称がクライミングで、ボルダリングも、クライミングの一部に分類される"フリークライミング"が、正式な競技名称になります。フリークライミングというのは、登る時に道具を持たずに、自分の力で登っていくクライミングのことです。とは言え10m以上の高さを登るフリークライミングの場合は、命の確保のためにロープやハーネス(安全ベルト)を使いますので、こちらはリードクライミングとも呼ばれます。そしてボルダリングの場合は、低めの場所を登る、完全なフリークライミング。ボルダリングジムでは、マットが敷いてある床の上に約3~5m程度の高さの壁があり、壁にホールドと呼ばれる、よじ登るための手がかりが散りばめられています。その人の体力や、挑戦したいレベルに合わせてホールドに貼ってあるテープの色別にレベルを選んで、手と足をかけ、壁の下から上まで登っていくのが、一般的なボルダリングの遊び方です」


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ボルダリングの壁。色や番号で登る順番が示されている。


力がなくてもできるのがボルダリングの魅力


ここで大きくためらってしまうのが、ボルダリングで壁を登っていくという動きです。ホールドを手で掴んで上に登っていくわけですから、やっぱりそれなりに筋力がないとダメなのではないか.....と思ってしまいがち。かくいう私も、身長150㎝台の女性で、筋力はかなり少ないほう。むしろ「体力はない」と自信を持って言えます。そんな自分に焦りを感じ、過去には「体力づくり 老人向け」で密かにストレッチの検索をかけたことも......。現代は約週1ペースでピラティスに通っているものの、基本はデスクワーク中心の30代女性。運動する習慣が多いわけではありません。ところがカオリンさんは「そういう運動に無縁なビジネスパーソンこそ、ボルダリングへのポテンシャルが高い方が意外と多いんです」と笑顔で語ります。

「『筋肉がないと登れない』『体力がないと厳しい』と思われがちなボルダリングですが、心配しないでくださいね。実は最初の段階では、筋肉量はそこまで関係ありません。ボルダリングは全身運動なので、むしろ問われてくるのはバランス能力になります。女性や子どもなど、身軽な方のほうがバランス能力に優れている場合も多く、筋肉に負荷をかけにくい傾斜を持つ壁から挑戦していけば、初回からゴールにたどり着けます。クライミングの大会では『え? こんなに華奢な方がどうして?』と思うほど小柄な女性が、ひょいひよいっと壁を飛ぶようにして登っていき、難易度の高い課題をクリアしていくのもよく見かけます。手足の長さも有利にはなりますがあまり関係ないですよ」


ポイントは指の保持力


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「とは言え、最初は筋肉痛になります」とカオリンさん。「少女時代からスポーツ漬けの生活だった私も、初めてボルダリングをやった時は、ものすごい筋肉痛に襲われましたから」

カオリンさんが激しい筋肉痛に襲われたのは、腕だったといいます。「ジムの帰りにラーメンを食べようと思ったら、手がぷるぷるしてしまい、割り箸を裂けませんでした(笑)。現代人は指でぶら下がることなんてあまりないので、運動経験の有無、性別、年齢問わず、スタートはみんな一緒なんです」

そしてさらに解説がありました。ボルダリングをする上でキモとなるのは、"握力"ではなくて"保持力"なのだそうです。

「握力は握りつぶす力で、保持力は指が開かないように保っていられる力のことです。普段はあまり鍛える機会のない指の保持力ですが、ボルダリングで壁にがむしゃらに登っていくことで増していきます。私はまず初心者の方には、とにかく壁に登ってもらい、ぶら下がることに慣れてもらって保持力をつけてもらうように指導しています。保持力が高まり、力をこめすぎすに指をホールドにひっかけていられるようになる頃には、自然と全身の筋肉量もつき、今までの自分とは違う体のシルエットも実感できるかもしれません。男性の場合は上半身が綺麗な逆三角形型になったりと、筋肉が目立ってきますね。女性は私のように筋肉ムキムキにはならないので安心してください(笑)。足先までしっかり使うので、ヒップアップ効果がありますよ!」

忍耐力。前向きな思考能力。メンタル面でもプラスの変化がたくさん。またボルダリングは、メンタルにもよい影響を及ぼすのだと言います。

「壁に設定された課題(上まで登っていくためのコース)を乗り越えて頂上を目指すボルダリングのルールは、頭も使います。登る→次のホールドへ移るための葛藤に直面する→考えて手足を動かし、葛藤をクリア→次の動き方を考える......と自分の限界を超える努力を繰り返すうちに忍耐力がつきますし、最後まで立ち向かえた時の達成感は格別です。そして、課題に取り組んでいる過程で、周りにいる人たちからアドバイスを受けたり、さらに待ち時間に他の人を応援したりと、コミュニケーション能力がアップするのも、ボルダリング独特の魅力だと思います」

1人で課題に向き合いつつも、周りからの応援を肌身に感じられる。競技に取り組んでいる人をゆるやかに助け合うカルチャーが大前提のスポーツなため、初心者が1人で参加しても疎外感を味わうことがない、というのも魅力です。

「もちろん友達同士で誘い合ってグループで参加してもいいですし、会社帰りに最寄りのジムへふらっとお試し参加をしても、まったく抵抗なく楽しめます。洋服も足が動かしやすい服装であればなんでもOK!。どこのジムへ行っても、それぞれが"課題"をキーワードに話しやすい雰囲気があるので、気がついたらボルダリング仲間が増えていきますよ」

というわけで、次回はカオリンさんのご指導を仰ぎながら、私がボルダリングの具体的な楽しみ方をレポートします。


(取材・文/ライター・Eri Ishii)


細野かおり(カオリン)|オフィシャルサイト

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1987年生まれ。栃木県出身。どんなスポーツも挑戦させてサポートしてくれる両親の元、幼い頃からさまざまなスポーツを経験する。20代始め頃にボルダリングと出会い、インストラクターの道へ。『クライミングジムOZ』の店長を経て、2014年からフリーのボルダリングインストラクターとして全国で活動中。「楽しむ」クライミングをモットーに、怪我をしない指導にも定評あり。競技者としてはボルダリングのワールドカップ始め、数々のクライミング大会への出場経験がある。その成績と明るいキャラクターから、ボルダリング界では知らぬ人はいない存在。愛称は「カオリン」。

  • ,,,, - By

    友清哲

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