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春野ユリ春野ユリ  - ,,,,  08:00 PM

自社アプリで仕事も私生活も細部までトラッキング:Asana社共同創立者ジャスティン・ローゼンスタインさんの仕事術

自社アプリで仕事も私生活も細部までトラッキング:Asana社共同創立者ジャスティン・ローゼンスタインさんの仕事術

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敏腕クリエイターやビジネスマンに学ぶ仕事術「HOW I WORK」シリーズ。今回は、最近人気のプロジェクト管理ツールAsana社の共同設立者兼クリエーターであるジャスティン・ローゼンステイン(Justin Rosenstein)さんにインタビューしました。

Asana社のクリエーターがAsana製品を使って自分の仕事のトラッキングを熱心に行っていても、それほど驚くことではないでしょう。ジャスティンさんにとっては、自社製品の機能の細部に始まり1日の初めに水を入れたコップを5つ用意してデスクの上に整然と1列に並べることに至るまで、あらゆるディテールが大切なのです。

言うまでもなく自社のアプリを使って全てをトラッキングしているジャスティンさんは2011年にダスティン・モスコビッツ(Dustin Moskovitz)さんと共にAsanaを設立しました。FacebookやGoogleで働いたそれぞれの経験を生かして、他人と協働したりワークフローを管理するもっと便利な方法を見つけたいと思ったからです。米Lifehackerの流儀に意気投合したジャスティンさんは、生活のあらゆる側面にその流儀を応用しています。すなわち、薬をのまずビタミンやサプリを使うことで良好な健康を維持したり、チームメートと協働して複雑なプロジェクトに取り組んだり、マルチタスキングの罠にはまらないようにしています。そんな彼の仕事術を聞いてみました。

居住地:サンフランシスコのミッション・ディスリクト
現在の職業:Asanaの共同創立者兼制作責任者
仕事の仕方を一言で言うと:目的意識をもって。自分が次にする仕事を仕事の重要度に基づいて意識的に選択するという意味でも、今現在している仕事を常に大局的に見られるという意味でも、何のためにその仕事をしているか意識しています。何かを行うとき発生する細かいことにどれだけ忙殺されていても、必ずそうしています。
現在の携帯電話:iPhone
現在のPC: MacBook Pro


── 「これがないと生きられない」というアプリ・ソフト・ツールは?

私は最新テクノロジーが全くなくても快適に暮らせると思いたいですが、以下のものをありがたく使っています。

・ SizeUpマウス無しで複数のウインドウの配置を素早く変えたいとき使っています。一般的に、自分が使うあらゆるソフトウエアはキーボード上でのショートカットを覚えるようにしています。数秒を節約したいからというより仕事でノリノリになってきたらそのノリを中断したくないからです。

・ 携帯電話のDo Not Disturb mode通知機能は一切オフにしています。マルチタスキングは生産性が高くなった気がするのでやりたくてたまらないのですが、仕事を中断は生産性に大打撃を与えることが研究により実証されています

・ Insight Timer 心地よい瞑想をするための休憩時間を計るシンプルなタイマーです。日に何度か休憩して瞑想するようにしています。ほんの2、3分生産性が失われても、集中力やエネルギーが高まり、瞑想後に終日感じる喜びが増すとすぐに取り返せます。

・ You Are Your Own Gym エクササイズが生産性と心身の健康を向上させることは山のような研究(及び自分の実体験)で証明されています。しかし、ジムに行くのはなにかと大変なので希望通りの頻度では行けません。You Are Your Own Gymは器具が無くてもできる自重トレーニングのやり方を教えてくれます。

・ Asana 必ずしもAsanaでなければならないというわけではありませんが、仕事をトラッキングする何らかのシステムは是非使った方が良いと思います。生活や仕事の一部始終をトラッキングするだけでなく、自分が関わっているすべてのチームの仕事の流れを管理できるので、意識や情報を共有する目的で果てしなく会議をする必要がありません。


── 仕事場はどんな感じですか?


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Asana社のオープンフロアにあるスタンディングデスクの上に以下のものが置いてあります。

  • モニター/ワイヤレスキーボード/ワイヤレスマウス
  • 水の入った背の高いコップ5個。朝一番にデスクの上に並べて仕事の途中で飲み干してしっかり水分補給しています。そのうちの1つはティモシー・フェリス氏推奨のサプリメント、Athletic Greensが入っており、それとは別のコップには中国のハーブが入っています。これはエネルギーを高めるとされていますが、プラシーボ効果を狙った偽薬かもしれません。
  • ブルーライト。毎朝数分点けると気分が高揚することが証明されています。
  • 毎日のんでいるビタミン剤の箱3個。それと、エネルギーと健康を促進するとして医師から勧められたオキアミ油、魚油、ビタミンC、Drenamin、カルシウム・マグネシウム、免疫力強化キノコなど、山のようなサプリがあります。
  • 90分ごとに休憩するためのタイマー
  • 頭に思い浮かんだことを自由に描く紙とペン
  • 観葉植物


── お気に入りの時間節約術やライフハックは何ですか?

仲間を見つけて協働することです。独りで仕事をする方が好きな人もいますが、複雑な作業となると私は辛くなり楽しいことに逃避しがちです。だから週の初めに作業リストに目を通して、各項目に関して一緒に楽しく働けそうなチームメイトを見つけるようにしています。普通は2日かかる作業が適切なパートナーを選ぶと2時間で完成してしまうこともあります(「ペア・プログラミング」はソフトウエア・エンジニアリングでは普通のことですが、どんな作業にもそれは効果的です)。

これといった相棒が見つからないときは、テキストエディターやジャーナルを使って自分自身と会話することにしています。まず大きな疑問点を書き出して、次にその答えを書きます。まるで2人の人間がやりとりしているかのようにnotebookに戦略的で生産性の高い会話を長々と書いてきました。

実際の人間と組むことも疑似的相棒を作ることも、仕事をするのに嫌気がさすと頭をもたげる「先延ばししたい」という気持ちを抑えるのにとても役立ちます。


どんなToDoリストマネージャーを愛用しているか聞くことにしているのですが、あなたの場合は聞くまでも無くAsanaでしょうね。Asana以外に何か使っていますか?

いいえ。Asana一辺倒です。Asanaだろうと他の何を使おうと、生活のあらゆる部分のあらゆる細部を1か所にまとめておくことが必須だと思います。私は自分の仕事のパートごとに(制作、マネージメント、企業文化、人材採用、マーケティング等々)プロジェクトがあり、私生活の各パート(健康、地域活動、精神性、社会奉仕、娯楽等々)についても同様です。Google Calendarを使ってまとまった時間をブロックしてはさまざまな分野の仕事をしています。そうすると、全く関連性の無い仕事を同時に抱えて必死で文脈を切り替えたりしなくてすみますし、じっくり腰を据えてある分野に取り組むときは、そのプロジェクトの最優先事項を選ぶことができます。さらに、「週に4時間マネージメントに使う」、「週に4時間人材採用に使う」、「戦略を立てるために半年ごとに丸々1週間使う」というようなマスタースケジュールがあります。


── 携帯電話やPC以外で、「これがないと生きていけない」というガジェットはありますか?

ガジェットは興味なしです。でも猫のいない人生は考えられません。


── 日常のことで「これはほかの人よりうまい」ということは何ですか?

人に委ねることです。自分がいないと何も回らないようにしたい人もいますが、私の目標はその反対で、自分がいなくても回るようにすることです。何かをうまくやる方法を見つけたら、すぐに誰かを見つけて教えたくなります。その人がその仕事をする責任を喜んで引き継ぎたいと思う人を選んでですが。そんなふうにして新しい分野で学び成長してくれる人が増えて、私自身はまだうまくできないことに取り組んでいけるのが理想です。


── 仕事中、どんな音楽を聴いていますか?

何の音も聞こえないのが一番です。たまにさらなる静けさを求めて、音楽をかけずに大きなヘッドフォンをつけることもあります。


普段このコーナーでは「今、何を読んでいますか」と聞くのですが、今回は「誰かに贈るとしたらどんな本をあげますか?」と聞きたいと思います

効率を最大化することに関する本としては、Tony Schwartzの『The Power of Full Engagement: Managing Energy, Not Time, is the Key to High Performance and Personal Renewal』が気に入っています。この本は題名を見ただけで強力に訴えかけてきます。可能な限り多くのエネルギーを得られるやり方で生活する方法について掘り下げていて、週に60時間かけてゆっくり仕事を消化しようとするよりも、ごく短時間に極力集中すればもっと多くの仕事をこなせることを教えてくれます。

『The 15 Commitments to Conscious Leadership』もお勧めです。これはAsana社が全社員に提供しているリーダーシップ・トレーニング・プログラムに基づいており、社員の多くは生活や仕事の仕方が根底から変化したと報告しています。この本からスキルを学んだことは私の人生で最も重要な経験の1つであり、そのおかげで私は個人としてもリーダーとしても劇的に変化しました。Conscious Leadership(意識的リーダーシップ)のおかげで、Asana社は明確で本物のコミュニケーションができるようになりましたし、会社のミッション遂行の点で他社よりうまくできていると思います。


── どのように充電していますか?仕事のことを忘れたいときはどうしますか?

瞑想、ヨガ、ダンス、睡眠、マインドフルな食事、自然の中で過ごす、音楽、お祭り、ランニング、コミュニティの友人たちとリラックスする、チョコレート。


── 睡眠習慣はどのような感じですか?夜型ですか。朝方ですか。

毎晩だいたい夜10時から朝7時まで眠ります。良きにつけ悪しきにつけ、それが私の体が必要としている睡眠量なのでしょう。


── 今日あなたがされたのと同じ質問をしてみたい相手はいますか?

起業家のイーロン・マスク氏、 Googleの共同創立者のラリー・ペイジ氏、マイクロソフト社共同創立者のビル・ゲイツ氏、 アメリカ合衆国大統領のバラク・オバマ氏、アーティストのビヨンセ氏です。彼らはいったいどのようにしてこれほど多くのプロジェクトを結実させているか知りたいものだと友人と話したことがあります。一般に、リーダーは1日単位、分単位でどのような仕事の仕方をしているかをお互いに共有しあうことで得るものがあると思います。これは大多数の職業やビジネスで普通に行われていることですが、リーダーシップに関してはそこまで実現していません。だから、この仕事術シリーズには感謝しています。


── これまでにもらったアドバイスの中でベストなものを教えてください

「『私(I)』の代わりに『私たち(We)』を使いなさい。」です。リーダーシップに関してはベストなアドバイスだと思います。10年前にこのアドバイスをもらってから、私のリーダーとしてのスタイルは根底から変わりました。それまでは「私の製品」とか「私のプラン」という言い方をしていて、それが私と一緒に働いて膨大な時間をその製作につぎ込んでいるチームのモチベーションをどれほど損なっていたか、まるで気づいていませんでした。

しかも、そんな言い方は不正確でもありました。どんな偉業も1人の力では成し遂げられていないからです。メディアやカルチャーは、スティーブ・ジョブズがiPhoneをたった独りで作ったかのように崇拝していますが、ほとんどの偉業は仲間との協働の産物です。

「私」を「私たち」に変えて話すことは、自分の態度を変える最初のステップでした。今では、Asanaで働いている人たちを「私のプロジェクトに取り組んでいる私の従業員」というのはとても変に聞こえます。彼らは私のチームメートであり、Asanaの製品という共通の子供を一緒に産んでいるのです。


── そのほかに読者やファンに伝えたいことがあればどうぞ

仕事をこなしていく能力を最適化することが大切なのは、重要な仕事を手がけているときだけです。目標をなるべく早く達成することが意味を持つのは本気で大切に思う目標に向かっているときだけです。仕事を選ぶ余裕があるなら、定期的にかなりまとまった時間を割いてじっくり考えてみましょう。どんな世界にしたいのか、こうなって欲しいと思う世界の実現に貢献するには、自分のユニークなスキルや情熱や視点をどのように使っていくべきか、じっくり考えてみてください。


Andy Orin(原文/訳:春野ユリ)

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