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wasabiwasabi  - ,  10:00 PM

第2のベルリン?ヨーロッパの移住先として「ライプツィヒ」がオススメな理由〜なぜ私がベルリンから引っ越しを決めたのか?

第2のベルリン?ヨーロッパの移住先として「ライプツィヒ」がオススメな理由〜なぜ私がベルリンから引っ越しを決めたのか?

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こんにちは、2015年の春からドイツの首都ベルリンに在住していたライター・翻訳家のwasabiです。ライフハッカー[日本版]の過去記事でも日本人フリーランサーが過ごしやすい街としてベルリンのことを紹介させていただいたことのある私ですが、約1年のベルリンでの生活を終えた今、今年2016年7月からドイツのライプツィヒという街へ拠点を移しました。

今回はなぜ私がベルリンからライプツィヒへ移住を決めたのか、そしてこれからヨーロッパ移住を考えている人にとってどうしてライプツィヒをおすすめしたいのかその理由を紹介します。



住宅バブルが起きているベルリンの現状


ヨーロッパの移住先としてベルリンが注目されていることは国内外問わず、ヨーロッパ移住を考えている人なら一度は耳にしたことがあるかもしれません。ライフハッカー[日本版]の過去記事でも日本人フリーランサーが過ごしやすい街としてベルリンのことが何度か紹介されていますが、その人気は年々加速度を増し、今年はついに旧西独地域から旧東独地域(特にベルリン)への移住者数が1990年のドイツ統一以降初めて上回ったほどです。

その影響はベルリンに住む人々にもダイレクトに影響しています。未だにヨーロッパのなかではロンドンやパリに比べて生活費が安いとされるベルリンですが、その人気のゆえに近年家賃が高騰しています。昨年より家賃の引き上げを制限する家賃規制法が導入されましたが、新築住宅の数が移住者の数に追いついていないことから、もともと大変だった家探しは一層難しくなっています。つい最近もひっ迫した住宅状況の影響でドイツ国内ではベルリンのみAirbnbが法的に禁止されるという動きもありました。実際に自身のブログがきっかけでベルリンへワーホリや留学をしに来たという読者さんから、「ベルリンに来てみたけれど家が見つからないので違う街で家が見つかるまで滞在している」というメッセージや「300件以上物件へ連絡して2件しか返事(お断り)がこなかった」というメッセージを受け取ったこともあります。

私がライプツィヒに移住した一番大きなきっかけは、まさに「ベルリンで家が見つからなかった」ということに尽きます。(詳しい経緯はブログで紹介しています。)

もちろん、ベルリンでも家が絶対に見つからないというわけではありません。運やタイミングという要素は大きいですが、エリアや広さ、生活スタイル(シェアか一人暮らしか)、家賃にこだわりがなければ比較的短期間でも滞在場所を見つけることは可能です。しかし、ある程度理想の物件を見つけるには時間がかかることを覚悟する必要があります。


私の場合在宅で仕事をする関係もあり、物件を探すにあたって以下2つの譲れない条件がありました。

  • 仕事に集中できる一人暮らし
  • 予算は現状で払っているベルリンの家賃(300ユーロ)以内

ベルリンでその2つの希望を満たす物件を探すにはかなり時間がかかるため、違う街へ引っ越すというオプションを考えたときに、たまたま旅で訪れたライプツィヒに引っ越すご縁ができました。


なぜライプツィヒなのか?


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街のシンボルとして重要なバッハの銅像は街に点在している


街の歴史

ライプツィヒは旧東独地域のひとつであるザクセン州に属する人口約57万人の都市です。歴史的には長年商業の街として栄え、壁崩壊前まで年2回行われていた「メッセ」での展示会は東と西の交易において重要な役割を果たしただけでなく、世界とドイツをつなぐ玄関口として栄えたためライプツィヒはヨーロッパ有数の豊かな街でした。また、バッハを始め著名な音楽家が暮らした街であり、西洋音楽文化の中心として発展してきた背景があります。政治的に重要なイベントとしては1989年にライプツィヒのニコライ教会で起きた平和的な反対制デモを発端としたベルリンの壁崩壊によって、旧東独地域における民主化運動の発信地として知られています。


ライプツィヒがどんなところか1分でご紹介


ヨーロッパの移住先として盛り上がっている!

こうした歴史的な背景から、現在もライプツィヒは国際的でオルタナティブな雰囲気があります。そのスピリットは現代にも受け継がれ、街中には昔使われていた産業建造物を利用したアートギャラリーやクラブ、劇場などが多く点在しており、そのクールさは時として「HYPEZIG(HYPEなライプツィヒという意味の造語)」と呼ばれるほどです。ベルリンと似た雰囲気を持っていることからアートや音楽に関心のある若者も多く移住してきており、遊ぶ場所やナイトライフにも事欠きません。その様子はどこかベルリンと似ている部分があります。事実、『ニューヨークタイムズ』がライプツィヒを「ニュー・ベルリン」として紹介した記事をきっかけに世界でベルリンに次ぐ新たなヨーロッパの移住先として注目を集めることとなりました。

私は現在引っ越してから1カ月目を迎えますが、街を散歩するだけでオルタナティブな思想を持った人々があちこちで様々なプロジェクトを行っており、一定期間腰を据えて住んでみることでいろいろな発見や出会いのある大変興味深い場所だと感じています。ライプツィヒの魅力に関してもっと詳しく知りたい方は以前ライフハッカー[日本版]で転載したこちらの投稿もぜひご一読ください。


ベルリンから電車で1時間の距離


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また、ライプツィヒが注目されるもう1つの理由はその立地です。ベルリンから電車で1時間、バスで2時間という距離にあるため、ベルリンへの日帰り旅行も可能。都心のベルリンへ手軽に行けるため、ベルリンのシティライフと緑豊かなライプツィヒのよりリラックスしたライフスタイルを両方楽しむことができるのです。


実際住んでみて分かってきたこと


生活コスト

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ライプツィヒの新居


結論から言うと、ライプツィヒでの生活コストはベルリンにいる時よりもおよそ90ユーロ(約1万円)ほど安くなりました。その大きな理由は家賃と交通費です。私が現在住んでいる家は27㎡のワンルームで、光熱費や水道代などすべて込みで月々270ユーロ(約3万円)です。ベルリンの家では月々300ユーロを払っていたので30ユーロ安くなったことになります。また、ベルリンでは月々交通費として59.10ユーロの定期券を購入していましたが、ライプツィヒはどこでも自転車で行ける規模感なので公共交通機関を利用する機会が大幅に減り、定期券の購入をする必要がなくなりました。スーパ―での買い物やカフェでの飲食代金はベルリンとさほど変わりませんが、食費や家賃を含めて私の場合は1カ月約600ユーロ(約7万円)あれば十分生活できている状況です。

私の生活費(特に家賃)は特別安く聞こえるかもしれませんが、こちらの海外記事でも紹介されているとおり、ライプツィヒでは約5万円以下で趣のあるワンルームを借りることができ、最安値では2万円台から探すことも可能だそうです。ライプツィヒも近年人気が高まっているのでもちろん住宅状況は日々変化していますが、現状のベルリンと比較すれば予算や希望に合った家を見つけるのは比較的容易と言えます。


治安

ヨーロッパの都市のなかでもライプツィヒの治安は概ね安全です。普通に生活している限り、盗難、暴力、差別などの危ない目に遭ったことは今のところありません。ライプツィヒ市民は親切な人が多い印象で、困っているとあちらから声をかけてきて助けてくれるようなフレンドリーさがあります。

ただ、ライプツィヒに住むにあたって1つ外国人が気をつけなければいけないことがあります。それは、ライプツィヒには「PEGIDA」と呼ばれる西洋のイスラム化に反対する欧州愛国者団体のライプツィヒ支部である「LEGIDA」が存在していることです。この団体のメンバーの中にはネオナチ的思想を持っている人もおり、外国人である日本人も注意が必要です。以前は毎週月曜日に市内中心部でLEGIDAによる抗議運動が行われていましたが、最近は月1回にペースが落ち、毎月第1月曜日のみ抗議が行われています。デモはたいてい穏やかな様子ですが、反LEGIDA団体との争いや団体間の投石などの暴動が起こる危険性があるため毎月第1月曜日に市内中心部に行く際は念のため注意を払う必要があります。LEGIDAの活動やデモスケジュールの動向はこちらのウェブサイト(ドイツ語)で確認できます。


ノマドワーカーとしての仕事環境


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私が借りているオフィス風景


ライプツィヒはノマドワーカーの行き先としても注目されています。Wi-Fiを提供しているカフェも多く存在し、市内にはコワーキングスペースや無料で利用できるWi-Fi完備の図書館もあります。私は家から徒歩5分の場所にあるコワーキングスペースを1カ月間契約していて、値段は1カ月間24時間アクセスができる自由席のお試しプランで99ユーロ(約1万円)とベルリンの平均と比べると破格です。私は主にコワーキングスペース中心で働きつつ、カフェ、図書館、公園などその日のスケジュールに合わせて働く場所を微妙に変えています。肝心なネットの安定性ですが、デジタルノマドのための情報サイト Nomad List によればライプツィヒのインターネットスピードは30MBPSで、ベルリンが25MBPSなことを考えれば全体的に働く環境として悪くない印象です。


現地での就職

過去には交易や産業において栄華を極めたライプツィヒですが、ベルリンの壁の崩壊後経済は破綻し、ドイツのなかでも比較的高い失業率を記録しています。2016年6月時点でのベルリンの失業率は9.5% ライプツィヒは8.7%です。一見ベルリンよりもわずかに失業率が低く、就職のチャンスが多いかのように見えますが英語を使って働ける国際的なスタートアップ企業の多いベルリンと比べて、ライプツィヒには就労経験の少ないエントリーレベルの外国人やドイツ語運用能力の低い外国人が現地就職できる雇用機会はまだまだ多くありません。ビザの問題も含め、まずは現地ドイツ人の雇用機会を奪わない職種や、場所にとらわれないビジネスを確立したうえでの移住を検討するのが現実的だと感じます。


住んでみて感じるベルリンとの違い


ここまでライプツィヒの魅力を語ってきましたが、ベルリンに住んでいた人間として頻繁に感じるベルリンとの違いを2つシェアしたいと思います。


言語


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コワーキングスペースの同僚たちとランチ

英語のみでもなんとか生活できてしまう超国際的なベルリンと比べると、ライプツィヒはドイツ語中心の社会です。お店はもちろん、若者同士が集まるミートアップやパーティーなどでもドイツ語を話すことが求められます。人によっては英語で対応してくれる場合もありますが、ベルリンと比べて外国人の数は少なく、多くの場面において大多数の人々がドイツ語を話すのでドイツ語を学ぶ姿勢は必須です。私の場合ベルリンで伸ばせなかったドイツ語を学ぶ目的もあってライプツィヒに引っ越しましたが、たった3週間ほどでコワーキングスペースの同僚から「あなたのドイツ語が上達した!」と言われるほどドイツ語を学ぶ環境として最適だと感じます。言語的なダウンサイドはやはり、英語が使えたベルリンほど意思疎通がスムーズにできない場面が増えたことですが、日々学びの姿勢で積極的にコミュニケーションをはかるようにしています。


街がコンパクトで自然が身近


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鳥も警戒心ゼロ? でリラックス...


ベルリンも緑が多い都市ですが、ライプツィヒは街の規模感がベルリンよりも小さく、緑をより身近に感じることができます。クララ・ツェットキン公園は中心部に位置した市民憩いの場。また、中心部から自転車を30分ほど走らせればコスプデーナー湖という大きな湖に行くことができます。そこでは体を自由にする目的で裸になる「FKK」という旧東ドイツの文化が残っており、夏の間は自由気ままに泳ぎ裸でくつろいでいる人々が大勢います。街からそこまで遠くないにもかかわらずこのようなリラックスした光景が広がっているのは印象的でした。この点のダウンサイドは、ライプツィヒの街の規模感が小さいため街でよく知り合いに出くわすのですが、FKKをしていたら誰か知り合いに出くわさないかと若干ヒヤヒヤする点でしょうか(笑)。


ヨーロッパに興味があるならチェック必須です!


いかがでしたでしょうか?私は個人的にライプツィヒでの生活をとても気に入っています。ベルリンとはまた違う経験をすることができているので、ブロガーやライターとしての仕事上での展開を見せることもできました。ライプツィヒはヨーロッパらしい美しい街並みが印象的なとても住みやすい場所です。ヨーロッパ地域への移住を考えている方はぜひ移住先の候補として検討してみてはいかがでしょうか?


(wasabi)

  • ,,,,,,,, - By 香川博人LIKE

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