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ライフハッカー編集部  - ,,,,  08:00 PM

デーティングアプリ世界市場に参入した日本のIT企業に、オンラインデート最新事情と今世界進出する理由を聞いてみた

デーティングアプリ世界市場に参入した日本のIT企業に、オンラインデート最新事情と今世界進出する理由を聞いてみた

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ネット婚活の走りである「match.com」から世界一のユーザー数を誇る「Tinder」まで、世界中で数えきれないほどのデーティングサイトが生まれては、新しい人々とのつながりを生み出しています。

インターネットでの出会いに躊躇(ちゅうちょ)する傾向がある日本人とは違い、欧米ではよりオープンに活用されており、ネットで出会ったことのある8割のアメリカ人が出会い系アプリを好意的に受け止めているとか(編注1*)。

そんな世界のデーティング業界に、日本のIT企業が2016年5月参入しました。動画による出会い系アプリ「VEAT」のiOS版を世界151カ国でリリースしたDiverse。代表の津元啓史さんとグローバルマーケティング担当の林浩一郎さんに世界的なトレンドになっているデーティングアプリ事情と、日本から世界を目指した理由などについて話を聞きました。

(編注1*)米シンクタンク「Pew Research Center」が今年2月に発表した調査結果

株式会社Diverse
結婚支援を中心に、友達・恋人探し支援、趣向に特化したコミュニティを応援するSNSサービス等、様々な出会いのプラットフォームを提供しています。また人間の「恋・愛・人生」をより深く掘り下げる恋愛メディアを運営し多角的に事業展開することで深刻化する少子高齢化社会に本質的な目線で新しいサービスを提供できるよう日々、取り組んでいます。


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Diverse代表取締役の津元啓史(つもとひろし)さん。株式会社コンフィアンザの代表取締役も兼任。過去には、LINE株式会社やNHN Japan株式会社の事業部長などを歴任。


「7秒でつながる」がコンセプトの動画アプリを世界に発信


── 151カ国でリリースした「VEAT」とはどんな特徴のあるデーティングアプリなのでしょうか?

:「7秒でつながる」というのがコンセプトの動画アプリです。デーティングアプリの中でユーザー数世界ナンバーワンの「Tinder(ティンダー)」のように、VEATもマッチング相手に対してのYes/Noの意志表示をスワイプでできます。

津元:世界にはおよそ4000以上のデーティングアプリがあると言われています。しかしそのほとんどはプロフィール欄に写真と紹介文が載っているだけで、相手のことがわかりづらかったり、実際に会ってみると印象が違うという声をよく聞きます。

それらの問題を解消するために、動画によるデーティングアプリを開発しました。動画だと「普段の自分」をよりプロフィールに表しやすいですから。

── どのようなユーザーが対象なのですか?

:世界中に住む17歳以上から30代ぐらいまでの方です。5月にリリースしたiOS版は言語が英語ですので、現在は英語圏に住む20代前半の人がメインターゲットになっています。日本語バージョンも現在準備中です。

まずはどこの国で流行るか実験的に見てみようということで進めていたのですが、アメリカでは「Snapchat(スナップチャット=動画の共有ができるSNS)」や「musical.ly(ミュージカリー=好きな曲を使ってオリジナル動画が作れるアプリ)」などがすごく人気で、動画を気軽に上げることに慣れているので、VEATもまずアメリカから火が付くのではないかと想定していました。

ただ国土が広いので、都市圏のユーザーからまずは掴もうということになりました。テストマーケティングの結果、場所的にはニューヨークでの反応の良さが顕著に表れました。


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Diverseのグローバルマーケティング担当の林浩一郎さん。幼少期にカナダで8年、インドネシアで3年過ごしたバイリンガルスタッフで、海外情報にも精通している。


アメリカ人はデーティングアプリに慣れており自己アピールもうまい


── これまでずっと日本人を対象にビジネスをされてきましたが、アメリカ人デーティングアプリユーザーの特徴として感じることはありますか?

:デーティングアプリを使うのに慣れており、気軽に使ってくれているなと感じます。動画のプロフィールも、それぞれ自分の個性を出すのがうまいです。自撮りが好きな人も多くて、いい具合にドヤ感があったり(笑)。

友人による動画撮影も目立ちます。その人の個性やチャームポイントは本人より実は友人が知っていることが多いですから、友人が撮影した動画は本人により近いイメージとして伝わりやすいようですね。プロフィールとしてはすごく理にかなっていると思います。

津元:とにかく自分のアピールに慣れている印象ですね。音楽を流しながら自己紹介したり、ラップに合わせて自分を表現したり、ジムで鍛えながら動画アップしている人も(笑)。自分の趣味嗜好をアピールすれば、同じような人を見つけやすいですからね。


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VEATにアップされた、友人による紹介の動画プロフィール(写真はイメージ)


デーティングではなく「ソーシャルディスカバリー」と呼ばれる時代に


── なぜ世界中でリリースすることになったのでしょうか?

津元:私がここ1年くらいで感じている、「デーティング(出会い)はフェーズが変わった」ということが関連しています。今まではmatch.comがデーティング時代の覇者でい続けてきたんですけど、その時代はもう終わり、そしてこれからはデーティングという言葉自体がなくなっていくと思っています。

出会い系アプリというのは日本でも海外でも若い世代を中心に使われていますが、その中でも24歳以下と25歳以上では、出会いに対する意識が大きく変わってきているんです。

特に、24歳以下の世代でアプリによるデーティングや出会いというのが一般的になってきています。その世代の子たちが次の時代のメインユーザーになるわけですが、この世代ではSnapchatがウケているので、やはりこの点から見ても動画が一番のキーだと思いますね。

この傾向はどこの国でも同じです。どこでリリースしても同じであれば、せっかくだから大きい市場で勝負しようと思ったわけです。

── 24歳以下と25歳以上の境界線は何が起因していますか?

津元:今の24歳くらいまでの子たちって、17〜18歳ぐらいからLINEやFacebookなどのSNSを当たり前に普通に使ってきた世代です。SNSっていうのはもともと男女の出会いのために作られていないですが、実際には勝手に知らない人からメッセージが来て、出会えちゃいますよね。

── 24歳以下の若い世代では、ネットの出会いによりオープンなのですね。

津元:そうですね。多分誰でも最初は少し抵抗があると思うんです。でも、SNSで知らない人からメッセージが来て、少しずつやりとりをする中で「じゃちょっと会ってみようか」ってなって、それで実際会ってみるとごく普通の人だったりする。そうすると「なんだ、インターネットの出会いって普通じゃん」ってなっているようです。

でも25歳以上の世代になると少し事情が違います。10代のときにSNSがなかったので、ネットでの出会いに対して「少し怖い」と思っていたり、会うことにも慎重になる傾向があります。

──  オンラインデーティングが特別なものでなくなってきているとしたら、今後はどういう風に受け取られるようになるのでしょうか?

:最近使われている言葉は、ソーシャルディスカバリー(Social Discovery)とかソーシャルコネクション(Social Connection)というワードです。VEATをローンチする前にアメリカに視察に行きましたが、やはりニューヨークなどでもそのような言葉が実際に使われていました。


反応がいいニューヨークでマーケティングをより細分化


── 実際にローンチしてみて反響はいかがですか?

:アメリカでは、年齢的なボリュームゾーンとして19歳ぐらいから20代前半あたりに反応がいいですね。男女比では現在、男性が女性より少し多い状態です。現在はiOS版だけをリリースしていて今後はAndroid版も予定しているので、ユーザー数の伸びは夏から秋に向かって山場を迎える感じになりそうです。

── ローンチ後に方向転換した点はありますか?

津元:大きくは変わっていませんが、マイナーチェンジした点はあります。たとえば、リリースしてみると現地のユーザーは私たちが思っていた以上にもっとカジュアルに動画をアップすることがわかりました。そのため、今後はより動画がカジュアルに使われている「Snapchat×Tinder」みたいなイメージで進める予定です。

また、特に動きのよいニューヨークでのマーケティングをより細分化して力を入れていきます。たとえば東京で言うと「渋谷から」というように絞って出した方が流行るだろうと思っていたのですが、そのように立てた仮説がローンチ後に立証された実感があります。今後はオンライン上で絞るだけ絞っていきたいです。

── 細分化してターゲットを絞ると、ユーザー数が減りませんか。

:最初は減ると思うんですけど、減ってもその中で反応のいいユーザーがいれば、そこから広がっていくと思うんです。僕らのロードマップではTinderがやっているように、「このサービスがここで盛り上がっている」感という、ブランディングが重要だと思っています。

── Tinderはどのようにブランディングされてきたのですか?

津元:彼らがどのように世界一のデーティングアプリとして広がっていったかというと、CEOのショーン・ラッド氏がアメリカ西海岸にある南カリフォルニア大学で、イケてる人だけのパーティーを開きました。そのパーティーの参加者だけにまずTinderを紹介して限定感を出し、そしてその人たちから徐々に広がっていったそうです。このようにして彼らは一つひとつ大学を制覇していき、今では全米中の大学キャンパスで使われるようになったのです。(編注2*)

僕らの戦略も同じように、流行に敏感な人たちがいる場所から話題になって、徐々に広げられたらと思っています。人気アプリのSnapchatは出会いのために作られたものではないので、そのユーザーからVEATが流行ってくれるのが一番理想です。

(編注2*)Huffington Post誌「Tinderがよく使われている大学」

── 新たなソーシャルディスカバリーの時代を牽引することになるかもしれないアプリがVEATというわけですね。今後の展開を教えてください。

:多種多様な使い方とつながりを求めている人たちが、iOS版だけでたくさんいることに驚いています。日本語版やAndorid版を進める際は、iOS版でたまったナレッジを反映していき、さらにユーザー数を伸ばしていきたいと考えています。




アメリカでは、友人のみならず家族や同僚らとオンラインデートの話をするのは特段珍しいことではなくなってきています。新しもの好きのニューヨーカーをはじめ世界中の人に日本製のVEATがどこまで受け入れられるのか、今後の展開が楽しみです。


(文/安部かすみ)

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    香川博人

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