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itouitou  - ,,  09:00 PM

すべてのクリエイターに贈る、お金に関するベストアドバイス

すべてのクリエイターに贈る、お金に関するベストアドバイス

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99U:クリエイティブな仕事をしている人が絶対に忘れてならないのは、自分がやっていることはあくまでビジネスだということです。いくらその仕事が「クリエイティブ」だからといって、基本的なことは金融サービスや会計などの「真面目な」仕事と何ら変わりはないのです。


それなのに、フリーランスであれ、デザイン企業の経営者であれ、あまりに多くのクリエイターが、自分の仕事のビジネス的側面に対して、及び腰か無頓着、あるいはその両方の態度をとっています。おそらく、クリエイターは、自分が作るものを自分自身の反映だと感じているため、正当な報酬を訴えることに臆病になるのでしょう。あるいは、アフリカのサバンナで写真を撮ったり、ブランドロゴをデザインすることに比べると、契約書や請求書をいじくるなんて退屈でやってられないと感じているのかもしれません。

しかし、その作品がイラストやグラフィックデザイン、そのほかどんな形態のアートであれ、自分がやっていることがビジネスであることを、すべてのクリエイターは思い出す必要があります。私たちクリエイターは、作品を創ることではなく、売ることで収入を得ているのです。いかなる作品であれ、ビジネスと無関係ではありません。今回は、こうした観点から、すべてのクリエイターに贈る、お金に関するベストアドバイスをまとめてみました。


絶対に無報酬で仕事をしてはいけない


クリエイティブな業界に入る一番いい方法は、まず無報酬で仕事をすることだ、と言う人たちがいます。一方で、この考えに真っ向から反対する人もいます。そんなことをしていると、クリエイターが正当な報酬を受け取れなくなるというのがその主張の根拠です。

テキサスの看板職人、ノーマ・ジーン・マロニーさんもそっち側の意見です。「コーヒーショップに絵を飾ってもいいから、とか言ってくる人には本当にうんざりします。どんな作品にせよ、『展示』を交換条件に出してくる人たちには要注意です」とマロニーさん。「これは、正当な報酬を受け取るべき人にお金を払わずに済ます常套手段なんです。自分の過去を振り返れば、もっと強気に出ていればよかったと思う場面がたくさんあります。現在では絶対に無報酬の仕事はしません。ほかの人にも絶対に勧めません。作品を無料で渡すのは危険な罠です。必ず、『彼らには無料でしたのに、なぜ私にはしてくれないの?』となるからです。無報酬で働く人だと思われてしまうと、いつまでたっても正当な報酬を請求できなくなります」


自分にとっては簡単な仕事でも、請求額を下げてはいけない


自分にとっては当たり前にできてしまうことだと、高い料金を請求するのが間違ったことだと感じてしまう、とエリザベス・グレース・サウンダーさんは話します。経験を積んでいくと、同じことでもより簡単にできるようになり、つい料金を低くしてしまいがちになります。たとえば、初心者の頃は4時間かかったパッケージデザインが、今では2時間でできてしまうかもしれません。たとえそうだとしても、料金を決めるときは、自分のスキルや経験を決してディスカウントしないでください。あなたにとって短時間しかかからないことでも、クライアントにとっては自分ではできないことなのです。また、医師から配管工に至るまで、多くの専門職では、その仕事の難易度にかかわらず、一定のレートで支払いを受けるようになっています。同じように、あなたの仕事があなたにとってどれほど容易なのだとしても、それ相応の報酬を受け取ってしかるべきなのです。


クライアントが何を受け取るのかを基準に、料金を決めること


仕事の報酬を設定するときに、1時間あたりいくら、とか、1プロジェクトあたりいくら、などの基準を使うことが当たり前になっています。このやり方の問題点は、その報酬額が、あなたがプロジェクトにつぎ込んだ労力だけに基いていて、クライアントがそこから何を受け取るかが考慮されていないことです。そうではなく、自分をクリエイティブな問題解決者だと定義し、この問題を取り除けることでクライアントはどれくらいの価値を得るのだろうか、と考えるようにします。そのほうが、「私はこれこれをします、料金はこれこれです」的なものよりも、ずっと説得力のある提案書を作ることができる、とブレナン・ダンさんは話します。たとえば、世界中の人の目に触れる世界的企業のブランドロゴをデザインするなら、地元のレストランのブランドロゴをデザインするよりも高い料金を請求していいはずです。


有利な条件で交渉する


あなたの将来を変えてしまうような巨大企業からお声がかかったら、無料で仕事を受けたい誘惑にかられるかもしれません。しかし、ここは気を強く持って、相手から先に数字を言わせるようにしましょう。

写真家のエイドリアン・ウィルソンさんは、自分から料金を言わずに、クライアントの予算を尋ねることから交渉を始めます。2012年、Oakleyから仕事の依頼メールが届いたとき、全国10〜12の店舗を撮影するために34,000ドルの予算を準備していると書いてあったそうです。そして、その予算でやってくれるなら、仕事を依頼するつもりだと伝えられました。ウィルソンさんは、できますと答え、普段よりかなり割のいい報酬を手にしました。すべては、Oakley側に先に数字を言わせたおかげです。「クライアント側は低い数字を言えないが、私のほうで高い数字を受け入れることはできる」と彼。


当初の業務範囲を超えた場合の請求方法を明確にしておく


業務範囲を明確に伝えてあったのに、クライアントが要求を変えてくることがたまにある、とビナイ・ジェインさんは話します。追加料金なしで、追加の仕事をやらせようとしてくるのです。そんなときは、書面で交わしておいた契約書が役に立ちます。契約書の中で、業務範囲が変わったときは、追加料金が発生すること、また、その際にどのような手続きをとるかを明確に記載しておきます。基本料金の中にリビジョン(改訂)分の代金も含まれている場合は、何ラウンド分のリビジョンが含まれているのかをはっきりと書いておきます。「ラウンド」や「リビジョン」などの言葉に解釈の余地がありそうなら、用語の定義も付記しておくこと。たとえば、次のような感じ。



デザイン料には、1ラウンドのリビジョン代金が含まれる。ただし、リビジョンはこの契約書で定められた業務範囲を超えないものとする。デザイナーは、デザイナーが業務範囲を超えると判断した業務を断るか、追加料金を請求することができる。


支払いを受けるまで、最終成果物を渡さない


Behance社の一員であるムスタファ・アスランさんは、クライアントに送る支払条件書の中に、成果物が完成したら、まず低解像度のプレビュー版を送り、クライアントの承認を受けることとする、と書いておくそうです。クライアントがプレビュー版を承認したら、高解像度の最終成果物を送る前に、支払いを済ませてくれるように頼みます。「これが支払いを安全なものにする一番いいやり方です」とアスランさん。「お互いに安心できるんです。こちらも支払いを確実に受けとることができるし、クライアントも成果物がきちんと完成していることを確認することができます」


月給制にして、収入を安定させる


1年の中で収入の多い月、少ない月の波があると、安定した予算計画を立てることが難しくなります。顧客のラインナップがだいたい固定しているなら、年間の総収入を12等分した額を、毎月の給与として自分に払うようにしましょう。そうすれば、一般の会社員のような安定収入を受け取ることができます。

Target、Lexus、Appleといったブランド企業をクライアントに持つ、JUCO Photography社の共同創設者であるジュリア・ガルドさんとコディ・クラウドさんは、自社にこのシステムを採り入れています。会社に入るお金は、さまざまな事業支出(エージェントフィー、税金、諸経費)に振り分けられた後、残りが給与用口座に振り込まれます。その口座から、自分たちに毎月一定額の給与を支払います。たとえその月の売上が1万ドルだろうと5万ドルだろうと、毎月の給与額は変わりません。「口座には常に4万ドル以上あるようにしないと」とガルドさん。「自分たちに給料を払えなくなると困りますから」


お金関係の作業で手を抜かない


契約書、請求書、税申告書、経費報告書、予算書...。クリエイターと呼ばれる人たちはこうした書類にあまり時間をかけようとしません。しかし、これらはみな、ビジネスをつなぎ留めておく接着剤だと考えてください。定期的にレビューを行い、適切に保管しておきましょう。私は毎週金曜日の午後を、請求書の送付、出費の確認、契約書の精査など、お金関係の作業にあてています。

あらゆるミーティングの中で、財政を健全に保つためのものが最重要であることは間違いありません。少なくとも月に1度は、じっくりと腰を据えてレビューを行い、お金の出入りをチェックしてください。あなたも私のうように数字や法律に弱いタイプなら、会計士や税理士を雇うことも考えましょう。そうすれば、クリエイティブなことに使う時間を十分に確保しながら、大切なお金のこともきっちりと抑えることができます。


Career-Propelling Money Advice for Creatives|99U

Matt McCue(訳:伊藤貴之)
Photo By Shutterstock.

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