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春野ユリ春野ユリ  - ,,  10:00 PM

生産性を高めたいなら週休3日にしてみよう

生産性を高めたいなら週休3日にしてみよう

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Inc.:キャリアの成功を望むなら、ビジネスの目標達成に一心不乱に頑張らなくてはいけないと一般的に思われています。ということは、普通に考えれば、睡眠時間や自分のための時間、愛する人と過ごす時間を削ってでも週に60時間は働かなければならないということになります。

労働時間の長さが成功の決め手になった時代にはそのような犠牲も必要だったのかもしれませんが、現代ではそれはもはや通用しないと思います。

労働時間を20%増やしても生産性は20%しか向上しません。しかし思考やエネルギーの充電に費やす時間を20%増やして、その時間が画期的なアイデア、素晴らしい選択、一緒に働く全ての人の志気向上につながれば、結果として生産性は1000%向上するかもしれません。

これを実証しているのが私の会社O2E (Ordinary to Exceptional) Brandsです。O2Eは4つのブランドを世界的に展開していて、中でも1-800-GOT-JUNK?が有名です。我が社は2.5億ドルの収益を上げ、年に24%の成長を遂げています。しかし、私はこの20年間というもの金曜日は仕事とテクノロジーから完全に離れることにしてきました。

さらに社員には5週間の年次有給休暇を与え、毎週金曜日には仕事を早めに切り上げて社内のスペースでFirst Round Fridaysと称する気軽な集まりを催しています。この5週間の有給休暇の消化の仕方は人それぞれで、一度に全部消化する人もいれば、数日ずつ消化したり毎週1日ずつ消化する人もいます。このように、各人に一番あったエネルギー充電の仕方を自由に選択できるようにしています。


なぜ労働時間を減らした方が多くの仕事をこなせるのか


毎週金曜日には、私は子供たちとスキーに行ったり、ロードサイクリング、料理、フランス語とイタリア語の学習、マッサージなど自分の魂に栄養を与えてエネルギーを充電できるようなことをします。ヘルシーなライフスタイルを楽しみながら良い父親や良い夫になることは私にとって大切なことです。しかし仕事の時間を週に40時間にとどめている理由はそれだけではありません。

私の場合は週40時間が一番多くの仕事をこなせる労働時間数だからです。もし私が週に50時間も60時間も働いていたらO2E Brandsは決して成功していなかったでしょう。さらに、長年の貴重な諸研究により、労働時間が週40時間以上になると生産性が著しく低下することが実証されています。

人間はエネルギーが高いと、高揚感や生産性が高まりより良い選択ができるようになるものです。

逆もまた真なりです。エネルギーが低いと仕事への興味が無くなり、こなせる仕事量は減り、ミスが増え、最後は転職を繰り返すことになります。私が同じ会社で20年も働いている理由の1つは、私が意識的に自分の好きなライフスタイルで生きていてそれを手放したくないからです。その結果、我が社のビジネスは一貫性のあるリーダーシップを維持しており、年ごとに勢いを増しています。2021年には収益は10億ドルを超えると予想されます。3年から5年で会社を辞めたり売却してしまう起業家の多くは仕事のし過ぎで燃え尽きてしまうからだと思います。

結局のところ、エネルギーは生産性に影響を及ぼすだけでなく、自分が接する人全てに影響を及ぼすのです。燃え尽き症候群の人は、イライラしているだけでなく、一緒に働くと不愉快ですし、そういう人のネガティブな態度やエネルギーの低さは周囲に伝染します。だから、一人一人のエネルギーレベルが総じて企業文化に大きな影響を与え、企業文化は最終収益に大きな影響を与えます。


労働神話の罠


より少ない労働時間でより多くの仕事をこなして人生をもっと楽しむことができるのに、そんな長時間労働にしがみつく人がこれほど多いのはどうしてでしょうか。それは、よくある極めて非生産的な2つの労働神話の犠牲になっているせいではないかと思います。

まず挙げられるのが、マルチタスキング神話です。一度に2つのことをしようとすることの弊害についてはずいぶんたくさんの記事が書かれていますが、1日に大きく異なる2つのことをしようとすることについての記事はそれよりはるかに少ないようです。

私たちは未完了の仕事のことを一時的に忘れて別のことに移れると思うかもしれませんが、それは基本的に不可能であることが科学的に証明されています。脳はオープンループに意識が行ってしまうので、パフォーマンスに影響が出て生産性が損なわれます。オープンループの例としては、気が重い会話、意味不明なメール、悪い知らせ、嫌な問題や作業など、手を付けたはいいけれど、決して終えることができないもののことです。これは心理学の分野ではツァイガルニク効果と呼ばれ、人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象のことです。

運転中にテキストメッセージを送信するのはとんでもないことだとたいていの人は思うでしょう。しかし、毎日全く異なるタイプの仕事を混ぜて行うことで、集中力に恐ろしいダメージを与えていることを理解している人はずっと少ないようです。思考する時間、自由時間、仕事の時間をそれぞれ別の日にすれば、今より少ない時間ではるかに多くのことがこなせます。これによりスケジュールにたっぷり余裕が生じるので、人生を楽しめるようになります。

長時間労働に関して多くの人が信じているもう1つの神話は、自分が燃え尽き症候群になったらそれに気づけると思っていることです。

私もかつて燃え尽き症候群になったことがありました。そのとき学んだことは、燃え尽き症候群について誤解している人が多いということです。すなわち、仕事が順調か、あるいは、燃え尽きてしまったかの2極化でしかこの問題を見ていないのです。

実際には、そのようなはっきりした境目は無く、連綿とした継続の中で生産性や幸福感に大きな差が存在しています。

恐らくほとんどの人は燃え尽き症候群の症状が出ていてもそれに気づいていないのではないかと思います。本来の生産性や仕事の喜びを失っていても、何の対処もしていません。なぜでしょうか。それが普通だと思っているからです。燃え尽き度合いを確認するには、次の質問に正直に回答してください。

  • 1日の始まりにはワクワクしますか?
  • 仕事をしていると時間を忘れますか?
  • 全力で頑張っていると感じますか?
  • それとも、好きな仕事をしているときでさえ、強い疲労感を感じますか?

回答によっては、スケジュールやルーティンを見直すべきときかもしれません。人生は短いのでほどほどで妥協している暇はありません。バーをもっと高くセットしましょう。


成功の秘訣はワークライフバランス


私の話は特殊ではありません。ワークライフバランスを極めたセレブな起業家の例は多くないかもしれませんが、成功している起業家でワークライフバランスがうまく取れている人は山ほどいます。

例えば、Netflix創始者のReed Hastings氏は、年に6週間の休暇を取ります。Jason Fried 氏のソフトウエア会社である37 Signals社では全社員が5月から10月までは週に32時間、週休3日制で働きます。さらに、私は次の3人の起業家と毎月連絡を取り合って、お互いに助言しあいます。3人とも私と同じで、バランスが大切だと主張しています。

  • Damon Gersch氏はMAXONSという2500万ドル規模の障害回復会社を経営しています。彼も週に1日休みを取ります。
  • Rick Sapio氏はMutual Capital Alliance社を経営しています。同社は過去20年間に100件以上の投資をしており、多数の会社を所有しているため、累計収益は何億ドルにも上ります。彼は、月曜日の夜には決して欠かさず妻とデートをして、年に4週間の休暇を取ります。
  • Michael Maddock氏は世界的イノベーション・コンサルティング会社であるMaddock Douglas社の共同創業者です。「非正規雇用労働市場」の急成長にあたり、彼の会社は自分の時間や家族との時間を増やすために毎日午前10時から午後2時の間だけ働くことを希望する質の高い人を積極的に採用しています。

こうした例により、スケジュールに区切りをつけることは可能であるだけでなく、やり方もたくさんあることがわかります。私の場合は金曜日を休みにするとうまくいきます。でも、人によってはそれはできないかもしれませんし、性格に合わない可能性もあります。金曜日の午前中だけにしておいた方が良い人もいるでしょう。是非自分にあったやり方を見つけてください。


自分に合うやり方を見つける


多くの人にとって、さらなる成功を見込んで仕事の時間を減らす方向に移行することは困難な飛躍だと理解できます。個人的には、ほとんどどんな人でも週に5日より4日働いた方が生産性が高くなる方に賭けます。でも、私の言うことを言葉通りに取らないでくださいね。

次のような簡単な実験をしてみましょう。毎日2週間、1日の終わりに日記を取り出して次の質問に答えてください。

  • 私はどの程度幸せか。
  • 私はどの程度リラックスしているか。
  • 私は自分のチームにポジティブな影響を与えているか。
  • 私はどの程度良いアイデアを思いついているか。

最初の5日間を基準にして、自分に一番あったやり方でスケジュールに自由時間と思考する時間を増やしていきましょう。新しいルーティンの影響を確認するために毎日同じ質問を自分に問い続けてください。

私は今でも毎日上記の質問を自分に問いかけています。

スタートアップの創設者であろうと大企業のCEOであろうと、原則は同じです。自分に少しでも燃え尽き症候群の兆しがあるなら、そのままでは自分のためにも会社のためにもなりません。労働時間を減らしていけば、すぐにより多くの成果を上げられるはずです。


Want to Be a Lot More Productive? Work 4 Days a Week | Inc.

Empact(訳:春野ユリ)
Photo by Shutterstock.

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