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印南敦史印南敦史  - ,,,,  06:30 AM

ビジネスにも応用できる! メダリストたちの言葉から学ぶ、「結果」を出すためヒント

ビジネスにも応用できる! メダリストたちの言葉から学ぶ、「結果」を出すためヒント

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メダリストに学ぶ 前人未到の結果を出す力』(松原孝臣著、クロスメディア・パブリッシング)の著者は、スポーツ総合誌「Number」編集部に10年間勤務したのちに独立し、以後はノンフィクション、スポーツをメインとしたライター兼編集者として活躍している人物。

本書ではそのような経験を軸として、多くのスポーツ選手や指導者50名の言葉を選び抜き、それが生まれた背景とともに記しているわけです。しかし、なぜ"言葉"に焦点を当てているのでしょうか? そのことについては、こんな記述があります。

スポーツは、あらゆる要素が凝縮された世界だ。(中略)そんな世界で生きている彼らの言葉には、あらゆる体験や心情が凝縮されている。(中略)翻って言えば、言葉を通じて、語り手である選手や指導者に迫ることができる。その言葉に込められている、積み重ねてきた数の経験や努力、培ってきた心情に触れることができる。(「はじめに」より)

成功も失敗もくぐり抜けてきた彼らの言葉は、だからこそ、失意にあるとき、仕事で壁にぶつかったとき、人間関係に悩むときなどさまざまな局面を打開するヒントになり得るというのです。第1章「自信を積み上げる」から、いくつかを引き出してみたいと思います。



陸上/室伏広治


オリジナルを作り上げなきゃ、世界では勝てない
(18ページより)

オリンピックや世界選手権での活躍を引き合いに出すまでもなく、室伏広治はハンマー投げの第一人者として長年にわたり活躍してきた人物。パワーが重要な意味を持つハンマー投げは、小柄な日本選手にとってハードルが高い種目。そのため長らく国際大会で上位に入ることは困難だと思われていて、実際、トップを争う場面もありませんでした。

しかし、そんな「常識」を覆したのが室伏だったわけです。彼は日本の選手のなかでは大柄ですが、海外の選手とくらべれば、やはり小柄な部類。にもかかわらず世界一の座につくことができた理由は、創意工夫にあったといいます。練習に際しても、自らどのような強化をすればよいかを考え抜き、数々の独自メニューを生み出し、輝かしい実績を積み重ねてきたというのです。

その根底にあったのは、「オリジナルでなければ勝てない」という信念。日本も海外もなく、体はひとりひとり違うもの。だとすれば、投げ方もひとりひとり異なって当然。そこで、自分の体に合った自分なりの動きを追求し、投げ方を考えていかなければいけない。そう考えたからこそ、室伏独自の練習方法を編み出したということです。

人は得てして一流を手本とし、模倣し、そこに学ぼうとするもの。たしかに、そこからは多くのものを得ることができます。けれども、最後まで模倣に終始したとしたら、手本を超えることは不可能。そもそも、手本とする存在と自分とでは、長所や短所などの特性、性格などは当然異なるもの。同じでないのに真似ても、自身に生きるわけがないとも考えられるわけです。

そしてそれは、ビジネスの場においてもいえると著者は主張しています。基本はあったとしても、それぞれに適したやり方があるもの。短期集中で取り組むのが得意な人がいる一方には、コツコツと積み重ねるのが得意な人も。そこで自分を知り、そのなかで自分なりの工夫を重ねることが最善の道になるという考え方です。(18ページより)


マラソン/高橋尚子


何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く
(22ページより)

これは、女子マラソンを牽引してきた高橋尚子が、高校の恩師から送られた言葉だそうです。「どんな人であっても、うまくいかない、厳しい時期はある。そんなときは、地力をつけることに集中する。地道に努力を重ねていれば、やがてその努力が日の目を見るときがくる」というような内容。

高橋は、のちの活躍からすれば、もともと無名といってよいランナーでした。高校時代に全国大会への出場経験はあるものの、上位の成績を残していないのです。大学入学後も、トラック種目などで少しずつ実績を積み上げたとはいえ、それでも大きな注目を集める選手では決してなかったといいます。

ただし走ることが好きで、大学時代には、大阪の白地図を用意し、走ったコースを塗りつぶしていたのだとか。陸上部の練習で熱心に走っていただけでなく、そのうえ、さらに走っていたのです。もちろんそこには、ただ走りたいというだけではなく、もっと早く走れる選手になりたいという思いもあったわけです。

社会人選手になってからの豊富な練習量も知られているところですが、それだけではなく、それ以前からの"地道に走り続けてきた蓄積"が土台となって、オリンピックでの金メダル獲得をはじめ、世界でもトップクラスのマラソンランナーとなったということ。つまり、先に挙げた座右の銘とする言葉を、まさに実践したのです。

生きていれば、なにをやってもうまくいかない時期を過ごした経験は誰にでもあるはず。でも大切なのは、そこで腐ることなく、地道に努力を続けていけるかどうか。それが、のちに生かされることになるということ。たとえいまが不遇だったとしても、自分のスキルアップを着実に重ねていけば、いつかそれが花開く日は来るというわけです。(22ページより)


スキージャンプ/葛西紀明


40代の選手がメダルを獲って、あきらめなければできることを証明できた
(42ページより)

2014年に開催されたソチ五輪のノルディックスキー・ジャンプのラージヒルで銀メダルを獲得し、団体でも銅メダルを獲得したことで、葛西紀明は大きな注目を集めました。ジャンプは、20代後半までが第一線で活躍できる競技であるだけに、41歳でのメダル獲得は異例。そのため、日本のみならず海外でも大きく取り上げられたのです。

ソチのあとも、日本のエースとして、日本代表選手のなかでもっともよい成績を残し続けているのが葛西。国際大会で表彰台に上がることも珍しくありませんが、こうした常識はずれの活躍を続ける原点は、1998年の長野五輪にあるのだそうです。このとき葛西は団体戦のメンバーからはずれ、チームメイトが金メダルを獲るのをただ見つめるしかなかったため、以来、「自分も金メダルを」と執念を燃やし続けたということ。

どれだけ執念があったとしても、どこかのタイミングであきらめてしまったとしても不思議はありません。ところが葛西には、あきらめるという選択肢はなかったということ。それどころか、若手選手が驚くほど徹底した自己管理を行い、トレーニングに手を抜くことなく、飛び続けてきたわけです。

そして、そんな日々を十数年も続けてきた結果、常に日本代表として大会にも出場し、現役であり続けたのです。メダル獲得の裏には、常人とは思えないほどの時間があったともいえるでしょう。

そんな葛西がクローズアップされるようになったのは、国内ではソチ五輪から。しかし海外ではそれ以前から注目され、尊敬を集めてきたといいます。たとえば2010年のバンクーバー五輪では、メダルを獲ったわけでもないのに、海外の記者が葛西を取り巻く場面があったほど。それだけ、葛西が歩んできた過程の尊さが理解されていたということになるでしょう。

葛西ほどの常人ならざる努力の日々を容易に真似ることはできないかもしれません。ただ、あきらめなければ、その先になんらかの可能性が生まれるのは事実。仕事でも同じで、「いまは無理だ」としか思えないプロジェクトの構想も、技量が上がっていけばやがて実現できるかもしれない。組織にとっても、個人にとっても、可能性を信じることは大切だという考え方です。(42ページより)




50名のエピソードがそれぞれ簡潔にまとめられているため、とても読みやすい構成。しかも各人の功績や考え方をビジネスと紐づけているので、スポーツに関心がないという人にとっても有効な内容であるといえます。仕事に疲れや限界を感じている人の背中を、しっかりと押してくれるような一冊です。


(印南敦史)

  • ,,,,,,,, - By 香川博人LIKE

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