• GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie
  • GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie

和田美樹和田美樹  - ,,,  11:00 PM

他人のことなんて気にしなくていい。私が独りで行動することを薦める理由

他人のことなんて気にしなくていい。私が独りで行動することを薦める理由

160717boat1.jpg


私は、夕食、ゲーム、映画など、物事を独りでするのが好きなのですが、それはみじめだとか、悲しいとか、独りぼっちの人がすることだと感じている人も少なくないようです。でもそんな考えはナンセンスです。独りで物事を行うことで、自立性が養われ、率直な内省の時間ができ、多少は自分を好きにならざるを得ない。あるいは少なくとも、なぜ好きになれないのかがわかるようになるのです。


つまらない理由ですばらしい体験を逃すことがなくなる


独りで行動するときの目を気にすればするほど、あなたは大きな損をします。つき合ってくれる人が見つからなかったばかりに、やりたかった楽しいことができなかったことがこれまで何回あったでしょう? 「独りで映画を見に行くわけにもいかない」「それじゃあ楽しくない」と自分に言っていませんか? ところが、人は、自分が単独行動を実際どれだけ楽しめるかを正確に想像できないため、躊躇してしまうということが研究でわかっているのです。

メリーランド大学でマーケティングを教えるRebecca Ratner教授は、人々が単独行動をためらう理由を長年にわたって研究しており、独りで行動するのを躊躇すると、人生全般において喜びの経験が少なくなると考えています。消費研究専門誌『ジャーナル・オブ・コンシューマー・リサーチ』に掲載された、Ratner教授による「独りボウリングができない」という表題の研究では、人々が、独りでの観劇や美術鑑賞、映画鑑賞、外食などを自分がいかに楽しめるかを常に過小評価していることがわかったのです。

自分がやりたい楽しい活動を、独りでは楽しめないと自動的に否定するようになったら、本当に問題です。楽しいことが限られてしまうだけでなく、 Ratner教授が言うように、先送りするほど厄介なのです。 時間は限りある資源ですから、独りでするのが嫌だからという理由で今日やらなかったことを、後でできると思ってはいけません。独りであれ誰かと一緒であれ、できなくなってしまうことが少なくないのです。

おひとり様で食事をしたり、暗い劇場に独りで座ったりしたときに人からどう思われるか気になる人は、この言葉に救いを見いだしてください:誰も自分のことなど気にしていない。人は、あなたが思うほどあなたのことを気にかけていないのです。独りで泣きながら食べているとか、劇場の後ろから自分がいかに寂しいか叫んでいるのでもない限り、誰もあなたになど注目することはありません。それに「独り」の時間を持とうとしたのはあなた自身の選択です。人にそうされたわけではありません。自分の好きでやっていることに対しみじめに感じることなどないのです。


単独行動は、自由とコントロールと振り返りの時間を与えてくれる


独りの時間は、人との関係における民主的意思決定に気を遣う必要もなく、自分の都合だけ気にすればよいのです。自分が食べたい時に食事を頼み、自分の都合のよい時に映画を見て、と、なんでも好きなようにできます。

また、人をもてなす必要もありません。見た目を気にする必要もなければ、いい人である必要もないし、人が楽しんでいるかを気にかける必要もありません。そして、自分のことだけを気にかければいいということは、精神的エネルギーを節約でき、次に人と一緒に過ごすときに存分に使えるということです。

何より、独りで行動するときは、いろいろ考えたり振り返ったりする時間があります。誰でも、自分で思うより多くの考えを抱いているもので、独りの時間があると、それらと向き合うことができます。内省には瞑想のような効果があり、心を自由にさまよわせると、心に重くのしかかっていたストレスが軽くなるのです。また、独りの時間は、本当の自分になれる時間でもあります。本当の自分がどんな人間なのかまだわかっていない人は、この時間を使ってそれを探ればよいでしょう。


自立性は究極のスキル


自立することほど、力のつくことはありません。人に頼らない人ほど、最終的に多くのことが達成できるでしょう。独りで行動すれば、否が応でも、すべてに自分で対処することを覚えなくてはなりません。社会的にも、人生の他の面においても、自立性を高めることができます。友達や同僚に頼れないような環境を作れば、あなたは対処法を自分で考え、いちいちストレスを感じずに自分で処理できるようになります。そして、本当に助けが必要になったときに、無理をせずに人を頼ればよいのです。

さらに、独りでなんでもできると、自分のやることに責任を持つようになります。単独行動が苦でなくなれば、海外旅行や習い事、好きなバンドのコンサート、ずっとやりたいと思っていたことなどが、つき合ってくれる人がいないせいでできないというようなことがなくなります。もちろん、自由というのは両刃の剣です。自分が主導権を握るということは、人のせいにすることもできなければ、人を頼ることもできません。でもそれが、自分で前に進む原動力ともなり得るのです。


独りが心地よい=反社会的ということではない


何事もバランスです。独りでいるほうが楽だからといって、他の人と過ごすのが苦手というわけではないです。私は独りの時間が大好きですが、友人と会ってゲームやチャットをしたり、「ゲーム・オブ・スローンズ」を観たりもします。毎週水曜日にはランニング・クラブに参加していますし、独りで出かけても、そこにいる他の人たちに自分から話しかけて会話を楽しんだりします。実は、単独行動をすることで、社交術を磨くこともできるのです。自分と違う人と出会うことは良いことですので、親しい仲間内にとどまらずに積極的に社会経験を積みましょう。

とは言え、私は、少々引きこもり気味の時間も好きです。誰でも、たまには社会から距離を置く必要がありますが、いつも注意深くバランスをとるよう計画しなければなりません。いつも人と一緒でもいけませんし、いつも引きこもりというのもいけません。社会的交流は誰にとっても必要ですが、それに依存するようではいけないのです。

私は、人から、なぜ独りで行動するのが好きなのと聞かれたら、理由を説明した上でこう聞き返しています。「あなたはなぜ自分がやりたいことに他人をつき合わせなければならないの?」 すると「人と一緒のほうが楽しいから」「そうする必要があるから」あるいは「変わっていると思われたくないから」といった答えや、他のあいまいな答えが返ってきます。

時には、その質問が相手の痛いところを突いてしまうようで、答えられない人もいます。独りでいろいろなことをするのがみじめだとか変だと思う人は、よく考えてみてください。自分自身と充実した時間を過ごすことがなぜ問題なのでしょう?  自分には副操縦士のサポートが必要だと思っているのかもしれませんが、初めての単独飛行を試してみたら、意外な結果が待っているかもしれないのです。


Patrick Allan(原文/訳:和田美樹)
Illustration by Angelica Alzona.

MORE FROM LIFEHACKER

powered by
    
    
    
  

Kotaku

Recommended

© mediagene Inc.