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印南敦史  - ,,,  08:15 AM

「やりすぎる」傾向をなおせば、日々の暮らしはより快適になる

「やりすぎる」傾向をなおせば、日々の暮らしはより快適になる

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「やりすぎ」をやめれば全部うまくいく。』(西脇俊二著、PHP研究所)の著者は精神科医。「僕の歩く道」「半落ち」「相棒」「フリーター、家を買う。」「ATARU」などテレビドラマの医事監修、バラエティ番組への出演や雑誌への寄稿も多いという人物です。

そんな実績をもとに本書で訴えているのは、「およそすべての行為は、『やりすぎると毒になる』ということ。お酒やタバコはもちろん、仕事や運動、人づきあいなども、がんばりすぎたり熱中しすぎるのは危険。場合によっては、身体を壊したり精神を病んでしまうこともあるといいます。なお「やりすぎ」には、大きく分けて2つの種類があるのだとか。

1. 最初は一生懸命やっていたのに、いつの間にかやりすぎて疲弊していた。
(例:仕事、家事、運動、ダイエット、恋愛、人間関係など)
2. 最初は軽い気持ちでやっていたのに、気がつけば、やめようと思ってもやめられなくなっていた。
(例:タバコ、飲酒、暴飲暴食、間食、過度の買い物、その他のクセなど)
(「はじめに」より)

どちらにも共通するのは、本人が焦燥感や自己嫌悪、あるいはそれに近い"負の感情"を抱いてしまいがちなことで、それが問題なのだといいます。なぜなら焦燥感や自己嫌悪などのストレス感情は、「やりすぎ」をさらに加速させるから。その結果、「やりすぎてストレスを感じた結果、もっとやりすぎる」という負のスパイラルに陥ってしまいがちだというのです。

そこから抜け出すための策を紹介した本書から、きょうは人間性に焦点を当てた第3章「誰もが悩む、『私は○○すぎる人』」に焦点を当ててみたいと思います。



いい人すぎる人


人間の根底には、「嫌われたくない」という思いがあるもの。気の進まない誘いを断れなかったり、苦手な相手とも無理してつきあったりしてしまうのはそのせいだということです。しかも、器用な人が上手に断る術を持っている一方、やさしい人や真面目な人ほど、そんなときに「嘘をついて断る」という選択肢をためらってしまうのだといいます。しかし著者は、そのような患者さんに対し、自信を持ってこう伝えているそうです。

「嘘も方便です。相手に『会いたくない』と本心を伝えるよりも、『用事があっていけない』といえば誰も傷つきません。人を騙したり、傷つけるわけではないのですから、それであなたが疲れてしまうのを防げれば、何も問題ないでしょう」
(126ページより)

個人対個人の場合、相手を傷つけない程度の嘘ならば、ついたところでなんの問題も起きないということ。誘われたことで疲れてしまうくらいなら、適当な理由で断ってしまえばいいというわけです。

また、それで嫌われるようなことはないもの。理由は明白で、他人は多くの場合、こちらが思っているほどこちらのことを気にしていないものだから。(126ページより)


人目を気にしすぎる人


「いい人すぎる人」のなかには、少なからず「人目を気にしすぎる人」がいるそうです。しかし、ここで著者はひとつの指摘をしています。「人目を気にしすぎる人」は、「自分が変わる予定がない人」だというのです。

「いまの自分を最大限認めてもらわないと、あとがない」「今後、自分が成長する予定や、変わる自信がないから、いまの自分が嫌われてしまったらおしまいだ」というような意識が根っこにあるということ。

しかし自分が成長過程にある人や、「こうなる」という理想図を持っている人は、いまの自分がどう思われようとも関係なし。自分は先を見ているから、人になにをいわれても、気にして落ち込んだり、立ち止まったりしないというわけです。

日本は、人目の気になる社会です。(中略)しかし何も、成長しようと思っていることや、成長したぞということを、人にいう必要はないのです。黙って心に決めて、実行すればいいのです。あなたが変われば、周りの人の態度も変わりますし、出会う人や付き合う人も変わってきます。これは、待っていては訪れない変化です。自分から変わる必要があります。(129ページより)

「人目が気になる人」のなかには、やたらと見栄を張ったり、実力以上に自分を大きく見せようとしたり、なかには嘘をついたりする人もいます。あるいは、他人を悪くいうことで自分を大きく見せたりする人もいたりするものです。しかし、そういう人は、一見、気が強いように見えるけれども、本人はとても疲れているものなのだそうです。でも、ものの力を借りたり、人とくらべるのではなく、自分が変わることがもっとも効果的なのだと著者はいいます。(128ページより)


がんばりすぎる人


「いつもがんばりすぎて疲れてしまう」とか、「ついがんばりすぎて、燃え尽き症候群になりがち」だとか、そのような人に対して著者は、次のようなセリフをよく口に出していないか考えてみてほしいそうです。

「あれだけがんばったんだから、いいじゃない」
「結果より過程が大事だよ」

いずれも、過程重視の人がよくいうセリフ。つまりは、「物事の"結果"よりも、"過程"で努力している姿勢が大事」だという人。ところが実は、「自分はがんばりすぎる」と感じている方のなかには少なからず、こうした過程重視対応がいるのだとか。そして過程重視の考え方というのは、本来の目的である「結果」よりも、手段としての「過程」でがんばることが目的になっているといいます。いってみれば「手段が目的化している状態」だということ。

もちろん、「結果よりも、過程の姿勢が大事なんだ」という考え方もあるでしょう。著者も、それ自体は認めています。しかし本来的には、やはり結果は結果として追い求めるべき。

それに過程重視の人は、自分が「どう思っていたか、どう感じていたか」で自分自身を評価するものなのだそうです。たとえば「俺は毎日、毎晩、必死にがんばった」などという理由で自分を評価するということ。しかし問題は、その際、結果について語られることがないという事実。

ところが他人がその人たちを評価するときは、どうしても「結果」を基準にするもの。だから結果的に、「自分から見た自分の評価」と、「他人から見た自分の評価」との間にギャップが生じてしまうわけです。

手段(過程)は、結果(目的)を得るためにあるもの。でも、がんばりすぎる人が陥りがちなのは、本来の「目的」よりも「手段」に力を入れることに熱中し、「結果はどうあれ、がんばったのだから」という思考になってしまうこと。しかしそのままでは、いつまでたっても身を粉にしてがんばるだけで、結果を出すことはできないかもしれない。それどころか、評価されたい人から見て、そのがんばりは「無駄」とみなされるかもしれない。

いつもきちんと結果がついてくるというのならまだしも、がんばっているのに結果が出なかったり、人からの評価が芳しくないという方は、一度「がんばり方」を見なおしてみる必要があるといいます。(133ページより)


好き嫌いが激しすぎる人


好き嫌いが激しい人は、ひとつ気に入らないことがあると、その人やモノを丸ごと嫌いになる傾向があるのだそうです。なにごとにも白黒をつけたがり、グレーゾーンがないというのです。「トータルリジェクション(全拒否)」といって、アスペルガー症候群の人なども、ひとつ嫌なことがあると、相手も状況もすべてを拒否するのだとか。

たとえば家を出るときに履こうと思っていた靴がないと、「きょうは会社へ行かない」とか、音楽室に飾ってある絵が嫌いだから「音楽の授業がある日は学校へ行かない」とか。極端な性格の人は、大なり小なりこういう部分があるというのです。でも、こういう人こそ、曖昧さを受け入れる練習が必要だと著者。

もし、なにか嫌なことをいわれて上司のことが大嫌いになってしまったのなら、ひとつでもいいから上司のいいところを見つけてみる。できれば、いくつも紙に書いてみるべきだといいます。訓練なので、「嫌いなものは嫌い」と決めつけてしまっては無意味。上司を丸ごと憎んでいたのでは自分が辛いだけですから、「少しでも嫌いだという感情を和らげたい」という気持ちが必要とされるわけです。その結果、「案外いいところもあるな」と感じることができれば、「口をきくのも嫌」という状態は脱せられるといいます。(141ページより)




なにかを「やりすぎ」てしまうことは、少なからず誰にでもあるもの。だからこそ、本書のどこかに"自分自身に似た傾向"を見つけ出すことができるかもしれません。そして、そこまで到達できれば、あとは自分次第だということ。


(印南敦史)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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