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ライフハッカー編集部ライフハッカー編集部  - ,  11:00 PM

ソロモン諸島の水没は気候変動だけが原因ではない

ソロモン諸島の水没は気候変動だけが原因ではない

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Popular Science:気候変動に関連する海面上昇によって太平洋に浮かぶソロモン諸島の5つの島が消えたというニュースを聞いて、驚いた人も多いことでしょう。ところが、1947年から2014年にかけて、ソロモン諸島にある33のサンゴ礁でできた島々の形状変化を記録し、世界的に大きく報じられた報告書の著者、サイモン・アルバート博士によると、「気候変動」の側面が誇張されているとのことです。ガーディアン紙に掲載されたアルバート博士のインタビュー記事の中で、博士は複数のメディアが、博士の最新の研究におけるソロモン諸島の5つの島の水没と気候変動の関連を「大げさに伝えていた」と語っています。実際、博士の報告では気候変動は懸念要因ですらありませんでした。




アルバート博士は、「これらの記事の全ての見出しが、『気候変動で島が海に沈んだ』という角度に少しよりぎみであるのは確かです。私なら、単なる『気候変動』ではなく、海面上昇が要因であるという点に注視した、もう少し穏やかな見出しをつけたと思います」とガーディアン紙に語っています。

博士の研究では、島の水没は海面上昇と高波のエネルギーの組み合わせによって起きたとしています。メディアが誤解した背景には、ソロモン諸島での海面上昇が世界平均の倍以上のレベルである年間7ミリという事実と気候変動を関連づけたところにあります。一般大衆レベルでは、海面上昇と地球温暖化はほぼ同義だと考えられているからです。博士は、1990年代以降に太平洋の貿易風が特に強くなったことも指摘しています。その理由の一部は地球温暖化ですが、太平洋十年規模振動といった気候サイクルも関係しているのです。

博士の知見がメディアによって誤解されていたのかもしれませんが、だからといって、それで問題が解決するわけではありません。今世紀後半までに、太平洋一帯の海面上昇は最近数十年の間にソロモン諸島で起きた上昇レベルに近づいていくのです。博士の研究チームは、現地での海面上昇と合わせて波のエネルギーの増加という気掛かりな傾向も観測しています。別の言い方をすると、外洋に面している島々は消えたのです。この点からするとアルバート博士の報告は将来に対し、どちらかと言うと暗い見通しを提示しています。つまり、私たちが気候変動から予想する海面上昇の規模でも、風景全てが変わってしまうだろうということが明らかになったのです。

博士はこのように追加しています、「私が主張している主な論点は、ソロモン諸島でのこれらの観察結果は来るべき将来への警鐘であることです。それが気候変動だけで起きているのか、さまざまな要因が影響しているのかは無関係です」。


Don't Blame The Solomon Islands Sinking All On Climate Change|Popular Science

Christine Jun(訳:コニャック
Photo by Shutterstock

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