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matonomatono  - ,  08:00 PM

なぜか広まっているコーヒーにまつわる4つの誤解

なぜか広まっているコーヒーにまつわる4つの誤解

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朝起きたらどうしてもコーヒーを飲みたくなるし、コーヒーを飲むためだったら長蛇の列にだって並びます。そして、今これを書いている間もコーヒーを飲んでいます。コーヒーは生活のいたるところにあります。しかしそれは、コーヒーに関する間違った情報もいたるところにある、ということでもあります。たとえば、ですが、コーヒーで脱水症状になったり、酔いが醒めたり、子供の成長が止まったりはしません。今回は、このようなコーヒーについてまことしやかに言われている、神話のようなウソや誤解を暴いていきましょう。



誤解その1:コーヒーで脱水症状になる


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コーヒーで脱水症状になるというのは、かなり広まっている誤解です。「コーヒーとお水ください」と言われて出したのに、結局手付かずの水のグラスを下げることになった、というやり切れない思いをしたことがあるウェイトレスは多いはずです。コーヒーの主成分であるカフェインに利尿作用があるから、もしくはそのせいでトイレに行く回数が増えるために、このような誤解が生まれたのでしょう。

この論理でいくと、トイレに行く回数が増えるとそれだけ、体内の水分が失われるということです。しかし、この論理は、コーヒーを飲むことに関する大事な部分を見逃しています。私たちは「コーヒーに含まれる水分を飲んでいる」のです。

カリフォルニア大学デービス校メディカルセンターの公認栄養士Marie Baroneは、1日数杯のコーヒーを飲むくらいでは、脱水症状にはならないと言っています。コーヒーの大部分は間違いなく水分で、その水分は毎日の水分摂取量に含まれます。「the Journal of Human Nutrition and Dietetics(栄養学に関する冊子)」に載っていた研究では、カフェインを含む飲料の適度な摂取によって、摂取した以上に体内の水分が消失されるという証拠はないことがわかりました。

基本的に、水分は摂取した分だけ出て行くものです。「PLOS ONE」に載っていた他の研究では、水分補給の観点からすると、1日3杯のコーヒーは、3杯の水に相当すると言っています。カフェインの利尿作用というのは取るに足らないもので、すぐに補える程度のものです。


誤解その2:コーヒーで酔いが醒める


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お酒を飲んでいる友だちが「コーヒーちょうだい!そうすれば運転できるから」といったら、すぐにイスか手すりに縛り付けて、何でもいいですが、とにかく運転させないようにしてください。コーヒーには酔い醒ましの効果が無いだけでなく、酔っ払っている自覚を持つのがさらに難しくなります。

「the journal Behavioral Neuroscience(行動神経科学の冊子)」に載っていた研究によると、カフェインを摂取することで起こる覚醒状態は、実際にはそうではないのに、家に運転して帰れるような錯覚を起こします。その研究の共同執筆者であるThomas Gould博士は、米国心理学協会にこのように説明しています。

カフェインとアルコールを同時に摂取すると、悲惨な結果を引き起こすような決断をする可能性があるので、コーヒーの覚醒作用に関する誤解は特に暴かなければなりません。アルコールだけを摂取している人は、疲れや酩酊状態を感じて、自分は酔っ払っているということを認識しやすいです。一方、アルコールとカフェインを両方摂取している人は、酔っ払い運転や社会的に危険な状況下でも、自分は覚醒しているから大丈夫だと思う可能性があります。

では、どうすれば酔いを醒ますことができるのでしょう? 水分補給のために水を飲み、少し何かを食べることで、アルコールの吸収速度を抑え、排出しやすくなります。酔いを醒ます魔法のような万能薬はありません。そんなものがあると信じていると、自分や周りの人を危険な目に遭わせることになります。


誤解その3:コーヒーは成長を止める


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信じていてもいなくても「コーヒーは成長を止める」と謳っていた広告は、責めてもいいと思います。このような広告は、20世紀初頭に、焙煎した小麦と糖蜜などからできているコーヒーの代替飲料「Postum」が、コーヒーは特に子供の健康に良くないと責め立てたネガティブキャンペーンに端を発します。このキャンペーンには効果がありました。コーヒーは子供の成長を止め、神経質にしたり、学校で勉強ができなくさせると訴えている、1933年の上の画像のような広告で、親たちはおびえていました。

しかし、骨量の減少やカルシウム吸収の低下とカフェイン摂取には相関関係がある、という研究が複数ありました。「The American Journal of Clinical Nutrition(米国臨床栄養ジャーナル)」に載っていたハーバード大学医学大学院の医学博士Douglas Kielの研究では、カフェイン入りの飲料は年配の女性の骨密度を低下させると言っています。しかし、その明確な根拠となる証拠は不十分です。

また、同じ冊子に載っていたクレイトン医科大学の医学博士 Robert Heaneyの別の研究では、骨量とカフェインの関連性を調査しているほとんどの研究が、常日頃からコーヒーや炭酸飲料をたくさん飲んでいて、他の飲料をほとんど飲まないカルシウム摂取量が低い老人を対象としています。

要するに、コーヒーが成長を止めるという主張にはいかなる証拠もなく、すでに成長が止まっている人に対しても、カフェインの骨の健康に関する影響はなさそうです。カフェインは刺激物なので、大人でも子供でもほどほどにした方がいいとは思います。アメリカではカフェイン摂取のための正式なガイドラインはありませんが、カナダ保健省には子供や大人や妊婦のカフェイン摂取量の推奨があります。


誤解その4:エスプレッソはレギュラーコーヒーよりもカフェインが多い


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エスプレッソ1ショットと、平均的な量のコーヒー1杯(約230ml)を比較すると、後者の方がカフェインが多く含まれています。「Coffee Chemistry」では、230mlのコーヒー1杯には、65〜140mg(平均92.5mg)のカフェインが含まれており、20mlのエスプレッソ1ショットには、30〜50mg(平均40mg)のカフェインが含まれています。したがって、エスプレッソに含まれるカフェイン量の平均は、コーヒーの2.3倍です。つまり、コーヒー屋さんでアメリカーノ(エスプレッソをお湯で薄めたもの)を注文すると、香りのためにそうしているだけで、カフェインをより多く摂取しているわけではありません。

つまり、量で比較するなら、コーヒーには20mlあたり8~15mg、エスプレッソには20mlあたり40mgのカフェインが平均して含まれているということです。エスプレッソにはレギュラーコーヒーよりもカフェインが多く含まれているというのは、エスプレッソの豆の焙煎がかなり深く、味も濃いので、カフェインも多いのだろうという思い込みです。事実ではありません。


Patrick Allan(原文/訳:的野裕子)

Illustration by Angelica Alzona. Photos by waferboard, Mike Kniec, Pen Waggener.

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