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印南敦史印南敦史  - ,,,,  06:30 AM

「自分軸」をつくり、ブレない人生を歩むためには?

「自分軸」をつくり、ブレない人生を歩むためには?

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はじめての野心 - 夢を最短最速でカタチにする方法』(中村慧子著、ワニブックス)の著者は、「女優という名のフリーター」から「野菜ソムリエ」に転身し、「出版したい」という野心に燃えるも、「失敗」「離婚」「スランプ」「絶望」を繰り返してきたという人物。しかしその結果、「これからは自分の『野心』を認め、『野心』に生きる」と決めたのだそうです。

なにを野心と定義づけるかによって意味は変わってくるでしょうが、「いつか、絶対叶えてみせる」「いま、チャレンジしてみよう」というエネルギッシュな気持ちこそが、著者の考える野心なのだとか。

『はじめての野心』を認めるのは、誰だって怖い。でも、この本を読んでいるときだけは、あなたの中に在る気持ちを「分析」して向き合ってあげて欲しいのです。
なぜなら、"自分を知ること"は「根拠のない自信」を手に入れることだから。
「根拠のない自信」さえあれば、叶わない「野心」は何1つないからです!(「はじめに」より)

第2章「自分軸をつくる」から、いくつかのポイントを引き出してみたいと思います。



「強さ」と「ワガママ」の境界線


「強さ」と「ワガママ」の間に境界線はないのだと著者は主張します。強さとワガママ、それぞれのなかに「ネガティブ」と「ポジティブ」の境界線があるのだとも。どういうことなのでしょうか?

野心を叶えるためには、ポジティブな強さとワガママが必須だというのです。ネガティブに揺れ動くことは誰にでもありますが、自分のなかに1本の芯を通すことで気持ちは安定するもの。そんなとき、強さとワガママのどちらからもポジティブな面を引き出していけるということ。そして、これを「自分軸」というのだそうです。

自分軸がないと自分そのものがなくなってしまうような危機感にさらされるため、誰かに頼ることができなくなるのだとか。その結果、他人からの意見も「否定」だと勘違いしてしまう。そのため「でも」「だって」と論破しがちになり、つまりはネガティブな強さになってしまうということです。

しかし本来、ポジティブな強さとは、自立していながらも、柔らかくてしなやかなもの。傷つく言葉もひらりとかわし、痛みを感じたときもちゃんと癒すことができるようなスタンスが大切だということ。そして著者は、ワガママは「主張」だとも記しています。それは、「私はこう思います」と、自分の意見を伝えられるということ。

ネガティブなワガママとは、「好き」「嫌い」という私情で周囲を振り回すこと。しかし当然ながら、多くの人が関わり、意見を揃える場面で「それ、私は嫌いだからイヤです」というようなワガママは通用しないわけです。一方、「ポジティブなワガママ」には、感情論ではなく理論が存在するもの。仕事やプライベートのあり方を、「もっとよくしたい」というポイントで主張することなのだといいます。

野心を持って歩くと、譲れない場面も出てくるもの。そのとき理論を軸に交渉することができることが重要。誰に対しても「そのとき、その瞬間に感じたこと」を伝えるべきで、「あのとき、実はこう思っていたんです」という後出しジャンケンは「野心道に反する」のだそうです。

そして、もし自分の意見が通らず、相手の主張を受け入れ、その結果がよいものでなかったとしても、すべては自分が決めたことだと納得して進むべき。「選んだのは自分なのだ」と潔く認め、人のせいにしない。もし納得できないのであれば、納得できるまで主張すべきだという考え方です。いわば、「自分軸」「しなやかな強さ」「潔いワガママ」を持っていることが重要だということ。(90ページより)


直感には理由がある


著者いわく、直感は「野心の道」を進む際になくてはならない感覚。そこから生まれた「ポジティブ」と「ネガティブ」には法則があり、それを見つけるためには、すべてにおいて「なぜ?」を考えることが大切だといいます。そして直感に従った結果としていいことが起きたとしたら、「ラッキー!」とそのまま通りすぎるのではなく、「なぜ?」と考えてみる。そうすることで、その状態をキープできるようになるということ。

チャンスをつかむたびに、きっかけとなった「モノ」「コト」「ヒト」を分析する。言葉にしておくことによって、自分の幸せになるものだけを選択することができるようになるわけです。ここでいう「言葉にする」とは、感覚的なものを誰にでもわかる形にすること。直感には必ず共通点があるので、分析すればそれを磨くことができるというのです。

チャンスを掴みポジティブに移行した経験があれば「なぜ、掴むことができたのか?」をしっかり「分析」しておくことが必要です。
逆に「トラブル」「失敗」などネガティブな経験があれば、「共通点」を見つけて「言葉」にしておくことで、二度と同じことを引き寄せないようにできます。(98ページより)

「野心の道」は、可能性を目一杯広げ、無数の情報を集めるところから徐々に、選択された1つの方向へと絞られていくのだそうです。そのときに大切なのは、ひとつひとつに時間をかけることなく、直感を拠りどころにして進むこと。そうすれば、人生は加速するといいます。(96ページより)


失敗とは階段である


失敗は学問のひとつ。著者はそう表現しています。失敗とは「自分のやり方は違ったんだ」ということを学ぶこと。つまり、「次はこうしよう」ということを知る機会だというのです。そして失敗とは、野心を叶えるための階段。もし途中で転がり落ちたとしても、階段を用意しておけば、またゆっくりと登ることができるという発想です。さらにいえば、失敗のない挑戦は無謀。パラシュートなしで飛べるかどうか実験するようなものなので、その結果は挫折につながるといいます。(110ページより)


ピンチで本性がわかる


ピンチとは、人間の本性が出るとき。それは追い詰められた状況なので、そのときにしている選択は本能的なもの。だからこそ、ピンチに追い詰められたときに自分が選択する行動を知っておけば、1歩を踏み出すときの安心感につながるそうです。

著者自身も数え切れないほどのピンチや、細いロープを渡るようなギリギリの選択を迫られたことがあるといいます。その結果として見えたことは、ピンチのときに「なんとかなる」を口癖にしてすべてを乗り切っているということ。「なんとかなる」といいながらなんとかしてきているから、諦めることもないわけです。(116ページより)


無償な人生を送る方法


「いい人」も「悪い人」もいない。
「いいとき」と「悪いとき」があるだけ。
(124ページより)

著者はそう考えているのだそうです。自分自身に波があるように、他の人にも波はあるもの。だとすれば、その人のどの時期に出会うかによって印象は大きく変わってくるわけです。そういう意味でも、ハッピーな毎日を過ごすうえで大切なのは、「誰が嫌いなのか」ではなく、「どのような状態の人が嫌なのか」を知っておくこと。

また、自分に対して傷つく言葉を放った人の多くは、向上心よりも競争心の強い状態の人だったそうです。「どの時期に出会うか」という観点でいえば、激しい競争社会のなかに身を置いているときに遭遇していたということ。そのことに気づいて以来、少しでも否定的なものを感じたら、著者は猛ダッシュで離れるようにしているそうです。傷つく環境から、とことん身を守るようにしているというわけです。

しかし大切なのは、「厳しい言葉」と「傷つく言葉」は違うということ。厳しい言葉はキツく刺さることもあるけれど、人格や存在を否定する内容ではなく、行動にかかってくる言葉が多いもの。だから噛み砕いていくと、隠れアドバイスや改善点が見つかり、必ず自分の成長につながっていくわけです。そして厳しい言葉は、自分が変化できれば忘れてしまえるもの。

一方、傷つく言葉は、なかなか忘れることが困難。だからこそ、いつまでも刺さったままの言葉があった場合、「傷ついた一言」「我慢してきたこと」などを書き出すことを著者は提案しています。そして反論を書いてみたり、自分に非があった場合はお詫びの言葉を書いてみたりし、過去のひとつひとつにけりをつけていくべきだというのです。そうすれば、自然と足は前を向き、ゆっくり一歩を踏み出すから。(124ページより)




ひとつひとつの考え方やメッセージは、いたってシンプル。肩肘が張りすぎた印象も否めませんが、読者はそこから、自分自身にとって必要なもの、共感できる部分だけを引き出していけばいいのかもしれません。


(印南敦史)

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