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庄司真美庄司真美  - ,,,,,  11:00 AM

ICTが変える保育業界、新時代のサービス「kidsly」とは? 開発者に話を聞いてみた

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ICTが変える保育業界、新時代のサービス「kidsly」とは? 開発者に話を聞いてみた

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共働き世帯がますます増える昨今、都内をはじめ都市部では、いまだ保育園の待機児童問題は解消されていません。そして、いざ保育園に入ることができてもそこからがようやくスタート地点。

たとえば、子どもが保育園で熱を出したりケガをしたりしたら、仕事を中断してでもすぐに迎えに行かなければならないということもでてきます。早朝から夕方までの長い時間我が子を預けるからこそ、保護者と保育園はしっかりと連携し、コミュニケーションをとる必要があるのです。

保育園を利用する保護者の多くが口にするのは、保育園とのコミュニケーション手段がアナログで大変だということ。多くの保育園では、いまだに手書きの「連絡ノート」で保護者に毎日の子どもの様子を報告するケースが一般的です。

そんな中、リクルートマーケティングパートナーズが開発した、保護者と保育園をつなぐコミュニケーションサービス「kidsly(キッズリー)」が多くの保育園・保護者から注目を集めています。

「kidsly」はメッセンジャーアプリの感覚で、登降園連絡や連絡ノートの代わりとして保護者と保育士がコミュニケーションを取ることができるサービスです。


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「kidsly」のアプリ画面。


今回は、開発者であるリクルートマーケティングパートナーズの森脇潤一(もりわき・じゅんいち)さんに、開発の経緯や今後の展望等について伺いました。


家族みんなで子どもの貴重な成長の記録を共有できるサービス


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リクルートマーケティングパートナーズ 保育支援推進リーダー 森脇潤一(もりわき・じゅんいち)さん


── サービス開発のきっかけを教えてください。

森脇:自分の周りの子どもがいる友人などを見ていると、忙しい日本社会では、たとえば仕事で多忙なお父さんは、育児を中心的に担っているお母さんが日ごろ感じていることや子どもの情報などを、あまり知ることができていないことが多いと感じていました。

しかし、その時々の子どもの成長の記録や情報というのは、非常に貴重なものです。だからこそ夫婦で等しく知りたいはずですし、そうした情報を共有できることでみんなが幸せになるようなサービスをつくれないかと考えたんです。


── 開発にあたり、250園も保育園を回られたそうですね。

森脇:まずはリサーチをとってみようということで、園の状況や保育士の課題を探すために保育園をとにかく回ってみたんです。実際に保育園を回り、保護者や保育士からヒアリングしてみましたが、夫婦で子どもの情報を細かくシェアできていないケースは確かに多く見られました。こうした課題を子育て世帯が抱えているということは、社会全体の問題でもあると考えました。

さらに、驚いたのは、保育園から保護者への連絡手段が、僕が子どもの頃とまったく変わっていないこと。連絡ノートや掲示板は手書きだし、紙のプリントを配布して保護者に連絡するというスタイル。これだけインターネットやスマホをはじめとしたさまざまなデバイスが普及しているのに、それが有効活用されることなく30年前とまったく同じことが行われていたのです。

保護者にヒアリングしても、デジタルのコミュニケーションで情報共有をしたいと答えた方はかなり多い結果となりました。

一方で保育園側からは、保護者といかに円滑にコミュニケーションを取るかということを、大きな課題意識として持っているという話もでてきました。そこが健全でスムーズであれば、保護者とより強い信頼関係を築くことができると思いました。

そこで、子どもが保育園で長時間過ごす中で保育士によって細かく記録される「連絡ノート」をデジタル化することで、上記のようなさまざまな問題を解決しよう、というアイデアから「kidsly」は始動しました。


超多忙な保育士にとっても業務効率化となる「kidsly」


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「kidsly」のパンフレット


── 「kidsly」を使っている保育士や保護者の方からの反応はいかがですか?

森脇:実際に導入いただいた保育園の保育士からは、普段使っているメッセージアプリのような感覚で使えることから、保護者とコミュニケーションが取りやすくなったと好評です。これまで何冊もの連絡帳に手書きしていたのが、今はその3分の1の時間で記入できるようになったと報告をいただいています。

保育士はやることが無数にあるので、その分空いた時間をほかの仕事にあてることができるとの声をいただいています。また、多くの保育士から「保護者と会話がすごく弾むようになった」という報告もいただいています


── 会話が弾むようになった要因はなんだと思われますか?

森脇:大きな理由は、お迎え時間の1時間前に自動的に連絡ノートがスマホに届くようにしていること。保護者はお迎えの途中で、1日の子どもの出来事をすでに読んでいる状態で保育園に来ることができるので、必然的に話が深まるわけです。

また、園内で撮った画像をリアルタイムで共有できる機能もかなり好評です。メッセージや画像は共有範囲を夫婦だけでなく、祖父母などにも広げることができます。なので、離れて暮らす祖父母から「いいね!」が押されたり、熱い喜びのコメントを受けとったりすることもあるそうです(笑)。

コミュニケーションの質も量も増やすことができれば、保育士と保護者の関係性をより良好なものにできるのではないかと考えています。既存のスタンプ機能のアップデートなど、コミュニケーションの質と量を上げるための施策を今後も構築していく予定です。


保護者の満足度約97%! 「kidsly」の今後の動向は?


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「kidsly」使用シーン


── 今後の展開について教えてください。

森脇:3月にローンチして以来、現在、保育園、幼稚園、学童保育を含めて導入実績は60件ほどあり、北海道から九州まで、全国から問い合わせをいただいています。熊本の保育園からは地震が起こった後に導入のご相談がありましたが、平時にコミュニケーションの基盤を整えておくことが大切だということを実感されたようです。

おかげさまで、保護者の方からの満足度も約97%という高い数字が出ています

また、今年1月からは、鎌倉女子大学との産学連携プロジェクトを実施しています。保育士を養成するにあたり、「kidsly」を実際に保育園で使ってみて、有効性や効率性などを大学の研究論文としてまとめてもらう試みです。

── 今後の開発機能について教えてください。

森脇:現在首都圏の保育士の有効求人倍率は5倍以上ともいわれています。非常に離職率が高い業界でもあり、採用コストが上がっているそうです。そうした採用面で、保育園の経営や課題に寄り添えるサポートができるような機能を考えることができればと思っております。

── 最後に一言お願いします。

森脇:ゆくゆくは、子供がすくすくと元気に育っていける環境を世界中に作っていければと思っています。まずはその最初のステップとして、kidslyのさらなる改善に力を入れていければと思っています。




単純に保育園の連絡機能のデジタル化・効率化というだけでなく、育児の記録を夫婦で共有し、家族の絆づくりをサポートする「kidsly」。

リクルートグループ全体で推進する「iction!(イクション)」のプロジェクトのテーマの1つである「育児と仕事の両立によるストレスを減らす」を進めるだけに留まらず、子ども、保護者、保育園を通じ、社会全体を健全にしていくような役割も担ってくれそうです。


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kidsly(キッズリー) |リクルートマーケティングパートナーズ

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iction!(イクション)

(写真/木原基行、文/庄司真美)


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