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ライフハッカー編集部ライフハッカー編集部  - ,,,,,  12:00 PM

米国オリンピック委員会が「エアウィーヴ」にお墨付きを与える理由

米国オリンピック委員会が「エアウィーヴ」にお墨付きを与える理由

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Inc.:日本生まれの高級マットレスブランド「エアウィーヴ」は、2014年に開催されたソチ冬季オリンピックでメダリストの3人に1人に使用されていた実績があります。聞いたことのない人もいるかもしれませんが、エアウィーヴのマットレスは、米国オリンピックチームのトレーニングセンターや、サッカーのブラジル代表チーム、さらには世界的なスポーツ選手養成学校であるIMGアカデミーでも使われています。

米国ではまだあまり知られていないこのマットレスメーカーはさまざまな取り組みを行っており、米国オリンピック委員会の公式マットレスサプライヤーになっているほか、米国の競泳およびバレーボールチームの公式パートナーも務めています。さらに現在は、2016年8月に開催されるリオデジャネイロ夏季オリンピックに向けて、全米9都市を回るキャペーンも展開中です。これらは、2015年にニューヨークのソーホー地区に旗艦店をオープンしたエアウィーヴにとって、これまで未開拓だった米国の消費者へ自社のブランドを売り込むプロセスの一部と言えるでしょう。


リソースを費やして米国オリンピック委員会のスポンサーになった理由


エアウィーヴの会長兼社長を務める高岡本州氏は、「睡眠でしっかりと休養を取り、快適な目覚めを得ることは、エアウィーヴの基本理念です。今日の睡眠が次の日のパフォーマンスに大きな影響を与えることから、究極的に高い水準で身体のパフォーマンスを追求している人々、すなわちオリンピック選手の手助けをしたいと考えたのです」と説明しています。「オリンピックに出場する選手は、常に最高レベルでのパフォーマンスを要求されます。快眠と朝の快適な目覚めは、パフォーマンス維持に不可欠な要素なのです」

エアウィーヴが事業を米国に拡大するにあたり、同社がこれまで結んできたオリンピック選手とのパートナーシップを継続するのは、高岡氏にとって理にかなっていました。高岡氏によれば、競泳選手のライアン・ロクテやプロゴルファーのバッバ・ワトソンのような米国のトップクラスのアスリートも、エアウィーヴを活用して、良い睡眠が自らのアドバンテージになると実感しているとのことです。

高岡氏は、2012年のロンドン夏季オリンピック直後の日本と同様に、2016年のリオ夏季オリンピックが米国でのエアウィーヴの売り上げ向上や事業の成功につながることを期待しています。ロンドンオリンピックの際にはエアウィーヴが大いに話題となり、入荷まで4カ月待ちという事態が発生したほどでした。また、アンダーズのような大手ホテルチェーンや日本航空(国際線の長距離フライトに採用)との提携も後押しになっています。

高岡氏は、なかでも米国オリンピックチームとのパートナーシップを特に誇りに感じているそうです。これからの課題は、睡眠の質の向上によるメリットはオリンピック選手に限られるものではなく、エアウィーヴがあらゆる人に向けられた製品であることを、どうやって視聴者に訴えっていくかという点にあります。


キャンペーンに起用するアスリートの選択


オリンピック選手を宣伝に起用する場合、幅広い選択肢が存在しますし、出演料も、米国の人気プロスポーツのチームに属する選手よりかなり安く済みます。ここでエアウィーヴにとって最適な人選だったのが、ジェシカ・ロング選手です。ロング選手はロシア出身の米国代表としてパラリンピックに出場し、これまでに12個の金メダルを獲得している競泳選手です。

ロング選手は、競泳の大会に臨む準備段階では、ぐっすり眠れるよう特に気をつけていると語っています。大会中も、予選と決勝の間には必ず仮眠を取っているそうです。しっかりと休んでから万全の態勢で金メダルをかけた決勝レースに臨むうえで、仮眠は欠かせないとのことです。

ロング選手は、愛用しているエアウィーヴのマットレスパッドをリオにも持っていく予定です。また、コロラドスプリングスでは宿舎のベッドがすべてエアウィーヴを備えていることから、そこでの練習をとても楽しみにしているといいます。米国オリンピック委員会では、コロラド州コロラドスプリングスとカリフォルニア州チュラビスタにあるオリンピック・トレーニングセンターのベッドにエアウィーヴのマットレスパッド130枚を導入しました。これが同社とロング選手との関係につながり、今や彼女の声は、エアウィーヴというブランドにとって非常に心強い支援となっています。


米国進出に臨むエアウィーヴ、そのパフォーマンス向上能力は


高岡氏は、慶應義塾大学大学院とスタンフォード大学修士課程を修了。日本でのビジネス、さらにはエアウィーヴの米国展開においても、それまで学んだことが大きな役割を果たしているといいます。

「IMGアカデミーの若いアスリートを対象に、エアウィーヴを使って行った睡眠に関する最初の研究でも、こうした経験がモチベーションになりました」と、高岡氏は語っています。同氏は、釣り糸メーカーだった叔父の会社が製造する釣り糸用の樹脂を応用して、エアウィーヴのマットレスを開発しました。「この研究から、運動のパフォーマンスが向上する傾向があることがわかり、これが米国の消費者の間に信頼感を築く土台となったのです」

IMGアカデミーで行われたこの研究は、51人の健康な男性アスリートを対象に8週間にわたって行わました。ランダム化されたクロスオーバー法を用い、交互に高反発あるいは低反発のマットレスパッドを使用してもらうというものでした。それぞれのマットレスを使った最後の2週間は、1週間につき2回、運動パフォーマンスと主観的な睡眠の質の評価が計測されました。運動パフォーマンスの測定には、40メートル走、幅跳び、スタードリル(星形にコーンを置いてその間を往復する運動)が用いられました。

その結果、高反発マットレスパッド(この研究ではエアウィーヴを使用)を使用した場合に、客観的な3つの基準すべてにおいてパフォーマンスが向上する傾向が認められました。そして今、2016年のリオデジャネイロ夏季オリンピックをきっかけに、自らの会社が前回の2014年に匹敵する、あるいはそれを上回る業績を上げられるのではないかと、高岡氏は期待しているのです。


Why a Japanese Mattress Brand Is Rooting for U.S. Gold in Rio|Inc.

Darren Heitner (訳:長谷 睦/ガリレオ)
Photo by ShutterstockVerveridis Vasilis / Shutterstock.com

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