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印南敦史  - ,,,  06:30 AM

4歳〜9歳の子どもに対して困ったときの対処法

4歳〜9歳の子どもに対して困ったときの対処法

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いつか親は先にいなくなるのですから、いつまでも親の庇護のもと、生きるわけにはいかないのです。「親がいなくなっても立派に生きていける」ように子どもの「生きる力」を育まなければなりません。(「刊行に寄せて」より)

そう主張するのは、『4歳~9歳で生きる基礎力が決まる! 花まる学習会式 1人でできる子の育て方』(箕浦健治、高濱正伸著、日本実業出版社)の著者。上記のような問題意識をもとに、「生きる力」を育み、「メシが食える大人=自立・自活できる人」、「モテる大人=魅力的な人」を育てることを最終目標にしているというユニークな学習塾、「花まる学習会」を1993年に立ち上げた人物です。

そんな立場から、教育の現場において幼児から大学生まで数多くの子どもたちを見てきたといいますが、その結果として実感していることがあるといいます。それは、生きる力を育むうえで最良の時期は「4歳から9歳」のよう時期だということ。

たとえば、日本には「つのつくうちは神の子」という言葉があります。「ひとつ、ふたつ、みっつ......やっつ、ここのつ」です。「つ」のつくうちの子は「忘れやすい」という特性があります。だから、親が「しまったな」と思う叱り方をしても、「忘れて」くれます。つまり「許して」くれるのです。(「刊行に寄せて」より)

しかし10歳以降だと、口答えをしたり、ケンカにつながったり、関係性がうまく築けていない場合は恨みに発展することも。だからこそ、1人の人間として「人となり」ができあがる前に、うまくいかないことがあってもへこたれない、人のせいにしない、逆境こそ楽しむなど「生きる力」を育むためには、9歳までの時期にいかに鍛えるかが勝負だというのです。

きょうは、子どもに関する悩みにQ&A形式で答えた第4章「こんなときどうする? 花まる学習会式 子どもの困った! 解決法」からいくつかを抜き出してみたいと思います。



6歳の息子の友だちがちょっと悪い子です


6歳の息子は素直な、いわゆる「いい子」です。(中略)でも、そんな息子が幼稚園から仲よくしている同級生のY君は、少しどうかと思う子どもなのです。(中略)友だちのおもちゃを壊したり、同級生の女の子をいじめたり。お父さんはおらず、お母さんだけで子育てをしていて、しつけもあんまりされていないようです。そんな子とつきあっていると、うちの息子まで悪い子の仲間入りをしないか、心配です。(165ページより)

「あそこはシングルマザーだから」「親がなんの仕事をしているのかわからないから」「あの子は不良だから」など、子どもに向かって、その友だちのことを悪くいう親はいるもの。しかし子どもの立場で考えてみれば、自分の好きな友達を否定されるのはとても悲しいことです。

しかも、親が「あの子と遊んではいけない」ということは、子どもに対しての「あなたのことを信用していない」というメッセージになってしまうのだと著者は指摘しています。なかには本当に素行の悪い友だちがいるかもしれませんが、そんなときは一方的に否定するのではなく、まずは子どもに素直に聞いてみることが大切。

「○○ちゃんと友だちだよね? お父さん(お母さん)は心配なんだけど、どんな子なの?」と聞いてみればいいということ。そうすれば、「みんなは悪くいうけど、私にはすごくやさしいよ」とか、「僕をかばってくれるんだよ」というような答えが返ってくるかもしれません。周囲から見れば悪い子でも、我が子にとっては本音を打ち明けられる唯一の友だちだという可能性もあるわけです。

だからこそ、そんなときは信頼して見守ることが大切。「一緒に悪いことをしていないでしょうね」など、疑っていることを前提にした聞き方は厳禁だといいます。親がその友だちを否定してつきあいを禁止してしまうと、子どもは行き場がなくなるもの。すると、その友だちに関する情報を親に話さなくなってしまうので、そのほうが危険だというのです。(165ページより)


子どもがアニメばかり見ています


7歳の娘と5歳の息子、気がつけばアニメばかり見ています。一度見始めると楽しいようで、何度怒っても聞かずに見つづけます。(中略)このままアニメを見つづけてアニメのキャラクターに恋をするような大人になっても困るし、この際、「アニメ禁止」としてしまったほうがいいのでしょうか?(175ページより)

子どもがアニメを好きだと、お母さんはとても心配されるのだそうです。でも、意外とお父さんは心配しないもの。それは、お父さん自身が子どものころにアニメにはまったことがあるからかもしれない。そう分析する著者も、アニメ好きは心配の必要はないと考えているそうです。

たしかに「アニメ好き」と「アニメオタク」との線引きは、なかなか難しいかもしれません。しかし、子どもがアニメを好むのは、ごく当たり前のこと。そもそも、「アニメだから悪い」というのは大人の偏見だといいます。

むしろ問題なのは、無制限にダラダラとテレビを見てしまうこと。しかも、見はじめてから「テレビを見るのをやめなさい!」と怒鳴っても、いうことを聞かなくて当然。何故なら4歳~9歳の子どもは、夢中になると大人の声が聞こえなくなるものだから。大人だって、楽しいことを中断して楽しくないことをやるには強い意志が必要なのだから、子どもにとってはさらに難しいわけです。

大切なのは、見はじめたものを叱るのではなく、見る時間をきちんと決めておくこと。「アニメを見ていいのは1日30分だけね」「アニメは1日2本だけ見てもいいよ」など、親の権限としてしっかり宣言することが大切だということです。

ただし最近はテレビだけでなくパソコンでもアニメが見られるので、子供が隠れて見ることのないようチェックすることも大切。そして、きちんと約束させて、子供に守らせることが大切だと著者は主張しています。(175ページより)


子どもがなんでもすぐにあきらめます


5歳の娘ですが、あきらめが早いように思います。5歳だからこんなものか、と思う反面、保育園のほかの子とくらべても、とにかく我慢が続きません。(中略)お友だちと遊んでいて気に入らないことがあるとすぐに泣いて自分の要求を通そうとします。正直なところ、ほかのお母さんや保育士の先生の手前恥ずかしい、という気持ちもあり、どのようにしつけたらいいか悩みます。(187ページより)

あきらめが早く、我慢が足りないかもしれないと感じたら、すぐにでも「我慢する訓練」をはじめることを著者は勧めています。大人になって社会に出れば、我慢することだらけ。だからこそ社会で生き抜くための基礎力は、幼児期に身につけておくに越したことはないという考え方です。

そして我慢を身につける手段のひとつが、剣道や柔道などの武道を習わせることだともいいます。武道には「礼に始まり、礼に終わる」スポーツ。挨拶や上下関係などの礼儀に明確な基準があるだけに、人との接し方を学ぶという意味においては最適だというわけです。また、子どもが大人の強さを知ることができるという点においても、幼児期に武道を学ぶのはよいこと。武道を通じ、「大人にはかなわない」と知ることが重要なのです。

4歳~9歳の幼児期の子どもは、「領域を広げる生き物」。親をはじめとする周囲の大人が甘やかすことで、無制限に自分の領域を広げてしまい、「自分は人と違って特別だ」「自分はなんでもできる」とかだ評価してしまうというのです。

このような「誤った万能感」を矯正するのは、思春期に入ってからでは一苦労。そういう意味で、なんでも素直に吸収する4歳~9歳までの幼児期こそが軌道修正の時期としてうってつけだというわけです。(187ページより)


ひとり親家庭で、「両親の役割分担」ができません


30代のシングルマザーです。父親である男性とは完全に縁が切れており、子どもたちは父親の顔も覚えていません。いろんな教育書を読んでも、学校の先生のお話を聞いていても、まだまだ「父・母・子」というユニットが基本なのだなあと思い知らされる毎日です。(中略)ひとり親の家庭では、一般的な教育を与えるのは難しいということなのでしょうか?(200ページより)

この問いに答えるに際して著者は、「子ども1人を育てるのに、村1つ必要だ」という言葉を引き合いに出しています。この村には「1人の子ども」に対し、お父さんとお母さんが「たくさん」いるというのです。

・お料理を教えてくれるお母さん
・お化粧を教えてくれるお母さん
・つらいときに抱きしめてくれるお母さん
・畑仕事を教えてくれるお父さん
・ちょっと危ない遊びを教えてくれるお父さん
・いけないことをしたときに本気で叱ってくれるお父さん
(201ページより)

お義父さん、お母さんは「誰か1人」である必要はないということ。何人いてもよく、多くのお父さん、お母さんに愛された子どもは、愛してくれたお父さんお母さんの数の分だけのやさしさと生き方を学ぶというのです。

だから、ひとり親家庭だからと不安になる必要はないと著者。その時々に応じて愛してくれる人がいれば、子どもはすくすく育つもの。そこで、おじいちゃんおばあちゃん、親戚のおじさんおばさん、学校や習いごとの先生など、子どもにたくさんのお父さん、お母さんをつくってあげるべきだといいます。(200ページより)




「生きる力」を重視する花まる学習会らしく、著者の考え方にはしっかりとした筋が通っています。もしかしたら、それを昔気質だと感じる方もいるかもしれません。が、「叱ってくれる」大人が少なくなった時代だからこそ、強く、ときにはきつく感じる主張も受け止める必要があるのではないでしょうか。


(印南敦史)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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