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印南敦史印南敦史  - ,,,  06:30 AM

人生に「意味」を見出すな。「つまらない」状態を脱却するためにすべきこと

人生に「意味」を見出すな。「つまらない」状態を脱却するためにすべきこと

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1.「自分は忙しくて退屈とは無縁だ」と思っている人ほど、「つまらない」人生を送っている
2. 「つまらない」は、大切なことを教えてくれる、ありがたいものである
3. 「人生がつまらない」ときに、人生の意味を探そうとすると、逆効果である
(「はじめにーー学校で教えてくれない『つまらない』解消術」より)

「つまらない」がなくなる本』(鶴田豊和著、フォレスト出版)の最重要ポイントは、これら3つなのだそうです。著者は、行動心理コンサルタントとして、いままでに1万人以上の人々の悩みを解決してきた人物。そんなキャリアを軸とした前著『「めんどくさい」がなくなる本』も話題となりましたが、その進化形というべき今作では、「つまらない」に焦点を当てているわけです。

きょうはそのなかから、「つまらない」と上手につきあうために知っておきたいポイントを解説した第3章「『つまらない』にうまく対応するために」に焦点を当ててみることにしましょう。



2種類の「つまらない」に、どう対応するか?


私たちは、「つまらない」と思ったら、そこから逃げるという選択を瞬間的に取りがち。なぜなら、「なにもしないこと」は悪いことであり、害だと思っているから。しかし、実は「なにもしないこと」はすばらしいことなのだと著者は主張します。「自分は理由なく幸せを感じる」ということを知っていると、「つまらない」状態から「逃げない」ことができるようになるというのです。(56ページより)


「一時的な退屈」に対応する3つの方法


なにかに対応するには、原因を見つけ、その原因に働きかけるのが得策なのだとか。そして一時的な退屈の原因は、いま経験していることに「意味や楽しみがない」と考えているから。では、長いスピーチ、掃除、展開の先が読めるドラマなどの"一時的な退屈"にはどのように対応したらいいのでしょうか?

この問いに対して、著者は3つの対応法を挙げています。

1. いま経験していることをやめる

いま経験していることに「意味や楽しみがない」と考えているわけなのだから、いま経験していることをやめればいいという単純かつ明快な考え方。やめたら、一時的な退屈を手放すことができるわけです。

とはいえ、もちろん簡単に止められないものもあるはず。その場合は、次の2つの対応法を検討してみるといいそうです。

2. いま経験していることに意味を見出す


つまらない仕事だと思っていたけれど、上司から「いまやっているこの仕事は会社全体の目標にこのようにつながっている。ひいてはそれが世の中にこういう価値を与えることにつながっているんだよ」という話を聞いて、急にやる気が出るということは十分にあり得る話。


「いまここでの下積みの経験が3年後、5年後にこういう意味を持って、こういうチャンスにつながってくるんだよ」という話を聞いて、自分の仕事に意味を見出し、「仕事がつまらない」と思わなくなることもあるでしょう。

また、「会社の会議はつまらない」と思っていても、プレゼンが上手な人の「話し方」に注目してみたり、自分にはなかった考え方を取り入れようとすると、会議をおもしろいと感じることができるようになるかもしれません。つまり、いま経験していることを本来の目的から少しだけずらし、新たな意味を見出せばいいわけです。

3. いま経験していることを楽しむ工夫をする

これについては、気楽に考えることがポイント。「掃除がつまらない」のであれば、自分の大好きなキャラクターの掃除用具を使ってみる。それだけでも立派な工夫であり、一時的な退屈が去っていく可能性が高いといいます。

また「つまらない仕事」は、ゲーム感覚で取り組んでみるのもひとつの策。たとえば派遣社員として、データ入力という単純作業を任されたとします。その際、自分の1日あたりのデータ入力数をスコアとして日々記録し、スコアアップを狙うゲームだと想像するわけです。

単純なことのようですが、ゲーム感覚で取り組むことによって、自然と主体的に仕事に取り組めるようになり、生産性が上がるのだそうです。するとチャンスがやってきて、もっとおもしろい仕事を任されるようになったりするということ。(57ページより)


間違いだらけの「慢性的な退屈」対応法


ほとんどの人が人生のどこかのタイミングで、「なんか毎日つまんないな」「自分の人生つまんないな」と思ったことがあるものだと著者。ちなみに退屈には「一次的な退屈」と「慢性的な退屈」があり、それぞれに対応方があるのだそうです。

一時的な退屈の対応法1.「いま経験していることをやめる」

慢性的な退屈の対応法1. 「人生をやめる」


一時的な退屈の対応法2.「いま経験していることに意味を見出す」

慢性的な退屈の対応法2. 「人生に意味を見出す」

一時的な退屈の対応法3.「いま経験していることを楽しむ工夫をする」

慢性的な退屈の対応法1. 「人生を楽しむ工夫をする」
(65ページより)

一時的な退屈と同じようなやり方で、慢性的な退屈に対応しようとしたら、うまくいかないわけです。当然ながら「1.人生をやめる」は、あるべきでない選択肢。しかし「2.人生に意味を見出す」をやろうとすると、慢性的な退屈がさらに強まるそうです。理由は、人生み意味を見出そうとすると深みにはまるから。対応しようと思って一生懸命やっているはずなのに、逆に慢性的な退屈がさらに強まってしまうといいます。

「3. 人生を楽しむ工夫をする」も、おすすめできない手段であると著者。いま目の前のことであれば楽しむ工夫はいくらでも出てくるでしょうが、人生を楽しむ工夫となると、そんなに簡単に出てくるものではないからだといいます。(66ページより)


「人生の意味」は、見つけようとしてはいけない


では、「慢性的な退屈」には、どのように対処したらいいのでしょうか? このことについて考えるにあたり、著者はまずこう主張します。「私たちが生きる現代社会には、普遍的な『人生の意味』は存在しないといっても過言ではない」と。

しかしそれは、私たちに人生の意味がまったく存在しないという意味ではなく、誰にでも当てはまるような「普遍的な人生の意味」こそ存在しなくても、各個人の人生の意味は存在しているということ。

いまは「私たち一人ひとりが、自分の人生の意味を持つ時代」。つまり、神の教えや、所属する部族や地域社会の教えがあった昔とは異なり、人によって「自分の人生の意味」が違うということ。だからこそ、一人ひとり自分の人生の意味は存在するのです。

ただし、人生の意味を見つけようとすると、慢性的な退屈になりやすくなるのだそうです。それを見つけようとするから、苦しくて疲弊していくというわけです。

人生の意味は、見つけようとするものではなく、気づくものなのです。(71ページより)

だとすれば、「つまらない」がなくなる生き方を実践することにより、やがて自然と人生の意味に気づけるようになるはず。そして、慢性的な退屈に対応するために、私たちがいちばんやってはいけないのは、人生の意味を見つけようとすることなのだと著者は主張しています。たしかに、むしろ大切なのは意味を見つけることではなく、「自分の心に正直でいる」ことなのかもしれません。(70ページより)




こうした考え方に基づき、以後の章では「つまらない」がなくなる生き方が紹介されています。つまらないか、つまらなくないかは、あくまで気持ちの持ち方。そんな基本に立ち返るためにも、本書を熟読する価値はありそうです。


(印南敦史)

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