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itou  - ,,,  11:00 PM

「全部やる」じゃなくて、「トレードオフの現実に向き合うこと」

「全部やる」じゃなくて、「トレードオフの現実に向き合うこと」

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99U:世の中で最も明白な真実は、人生がトレードオフの連続だということです。チーズバーガーに10ドル使えば、その10ドルを貯金に回すことはできなくなります。学生時代の恋人と結婚すれば、少なくとも当面の間は、別の人とは結婚できません。

同じことが仕事にも当てはまります。あるプロジェクトに費やした時間を、別のプロジェクトに回すことは不可能です。それなのに、多くの人が、意識的、あるいは無意識的に、この事実を否認しています。私たちは、トレードオフという現実から目を背けるために多大な労力を費やしているのです。その結果、クリエイティブなキャリアを最大限に充実させるチャンスを自ら台無しにしています。最初はそう思えなくとも、真実を受け入れることで、人生の混乱が鎮まり、本当にフォーカスすべきことが見えてきます。


人生は限られているからこそ、タイムマネジメントが必要


仕事の依頼や、クリエイティブなチャンスが重なったとき、また、やらねばならないことがいくつもあるとき、全部をこなせる方法を探そうとしない人がいるでしょうか? マネジメント系ライターのグレッグ・マキューン氏が指摘するとおり、「定義上、トレードオフとは欲しいものが2つある状態を指します。お金と休暇どっちをとる? メールに返事を書くか、会議に時間通りに行くか?」。 もちろん、両方できるのがいいに決まっています。そこに、生産性エキスパートが、効率化テクニックを手に登場するというわけです。ときにはそれも助けになります。しかし、ほとんどの場合は、生産性向上という美名のもとに、トレードオフに向き合うことを避けているに過ぎません。結果、焦点があいまいになり、最重要の仕事に取り組むかわりに、他のことに時間を費やすはめになります。

おおげさに聞こえるかもしれませんが、なぜトレードオフが問題なのかと言えば、人には死があるからです。シリコンバレーの億万長者たちが「死を解決」でもしてくれないかぎり、私たちの生は有限なのであって、人生で達成できるのは、無限にある可能性のなかのほんの一握りでしかありません。時間が無限にあるのなら選択など必要ありません。人は必ず死ぬからこそ、タイムマネジメントが必要となるのです。



私たちにとって死は恐ろしいものです。「限界はない」、「不可能はない」、という現代に特有のメッセージをこれほど頻繁に聞くのも、死を恐れているから、と考えることができるでしょう。私たちは、小説家で環境保護主義者のウェンデル・ベリー氏が「無限という病」と呼ぶものに冒されているのです。「限界という現実から目をそらし、いつまでも時間があると思い込んでいる人は何かを最大限に活用するということを知らない」とベリー氏は書いています。

自己の有限性やトレードオフの現実に向き合うことは、必ずしもがっかりするような体験ではありません。1955年に出版された「Teach Yourself to Live」と題する本の中で、チャールズ・ダンカンという名の上流階級の英国人法律家は、「トレードオフの現実に向き合うことは、冷たいシャワーを浴びることに似ている」と答えています。


冷たいシャワーを浴びれば、初めはショックを受ける。だが、しばらくすると活力がみなぎってくる。自分が今どこにいるのかがハッキリしてくる。もはや、自分自身や人生に関する間違った幻想に惑わされることはない。


常にトレードオフを念頭に置いていれば、友人から新しいビジネスに誘われたり、メールでフリーランスの仕事の依頼が来たとき、それをとれば何をあきらめることになるのかが、ハッキリとわかるようになります。そうして決断したことであれば、別の選択肢を選ぶべきだったのでは、と後から思い悩むことはありません。

トレードオフをリアルに感じるための方法はたくさんあります。たとえば、タイムマネジメントのコーチであるマーク・フォースター氏のアドバイスに従って、やりたいことをなんでもかんでも詰め込んであるToDoリストの中から、5つだけを選び出してみます(5つだけに絞るのは困難な決断です。一方、すべてを詰め込んだToDoリストは、すべてを達成できるという幻想を助長します)。または、ウォーレン・バフェット氏の言うとおり、人生で達成したいことを25個書き出し、その中から特に重要なものを5つだけ選びます。そして、残りの20は「今後一切考えないリスト」に入れます。この残りの20こそが危険なものなのです。こうした魅力的なゴールこそが、本当に優先順位が高いゴールから目をそらさせる誘惑となります。

とはいえ、これはテクニックの問題ではなく、考え方の転換の問題です。何かをすることを選ぶのは(先延ばしも含めて)、ほかの何百万もの選択肢を選ばないということなのです。やりたいことをすべてやり遂げるなど不可能です。不可能じゃないと言う生産性エキスパートは、治療中のアルコール中毒患者に、ジントニックを飲んでリラックスしなよと言う「友人」に似ています。目を覚ましてください! 人生は短いのです。そのことを理解すれば、人生や仕事がスリリングなほどに有意義なものとなります。


Stop Trying to "Do It All"|99U

Oliver Burkeman(訳:伊藤貴之)
Photo by PIXTA

  • ,,,,, - By

    香川博人

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