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堀込泰三  - ,,,  10:00 PM

ダイバーシティって難しい。私が「女性技術者」を自称しない理由

ダイバーシティって難しい。私が「女性技術者」を自称しない理由

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Buffer:私は、「女性技術者」としてのキャリアを通して、ダイバーシティ(多様性)についての言及を避けてきました。

マリッサ・メイヤーがGoogle唯一の女性エンジニア(当時)だったことについて「気付かなかった」と言ったのを模したのです。私はこの発言を妄信しています。気付かないことは、とても便利なのです。

彼女の盲目さは自然のものかもしれません。ですが私は「Slack channel」の唯一の女性であることを気付かないように訓練しました。なぜなら、気付くことが辛かったから。自分が女性だと意識することは、文字通り仕事に悪影響だったのです。


ステレオタイプ脅威


黒人と白人にテストを受けさせる有名な研究があります。テストの内容が知的能力を測るものであると言われない場合、黒人も白人も互角の成績でした。しかし、黒人生徒が知的能力を評価するテストであることを認識すると、成績が大きく悪化したのです。

これは、ステレオタイプ脅威という心理現象です。自分たちを(事実に反するものの)知的能力が劣るステレオタイプを持つグループの一員と認識することで、無意識にその特徴を身につけてしまったのです。

自身が属するグループをネガティブなステレオタイプと認識した場合、自分がそのステレオタイプをさらに裏付けるのではないかと不安になります。その結果が、成績の悪化につながります。

次の図は「認知デザインのためのステレオタイプを理解する」というプレゼンテーションからの引用で、ステレオタイプ脅威について説明しています。


160520diversity1.jpg



ステレオタイプ脅威の仕組み

ステレオタイプ脅威の認知プロセスモデル

ステレオタイプに関連する状況
↓(経路1)         ↓(経路2)
ステレオタイプの活性化    自己カテゴリー化

ステレオタイプ脅威

覚醒

能力の制限

成績低下

女性開発者である私は、技術者であることよりも女性であることを先に認識すると、これと同じことが起こります。

自分を技術的な能力で劣っていると思われているステレオタイプのグループの一員と認識すると、技術的な問題に直面したときに悪い結果になってしまうのです。これは詐欺師症候群や、それよりひどい結果をもたらします。


160520diversity2.jpg



(左のイラスト)お前、数学が苦手だな。
(右のイラスト)女子は数学が苦手だな。

これを回避するために、私は女性であることを重要視しないことにしました。つまり、ダイバーシティについての話題を避けてきたのです。


ダイバーシティを語るのは難しい


ダイバーシティはモラル的には正しいと思います。利益を重視する人には、ビジネスとしても意味をなすでしょう。

ただし、その「多様な人」にしてみれば、ダイバーシティを語るのは難しいのです。この例一つだけでも、過小評価されたグループのメンバーが有害なステレオタイプの一員と認識し、さらにはそれをうっかり裏付けてしまう可能性があることがわかります。

「多様でない人」にとっても難しいことでしょう。自分の名前の横に「多様でない」という印があることも、とても脅迫的なことだと思います。白人男性の開発者はその人種と性別ゆえに貴重なのです。

今の段落でさえ「多様」と「多様でない」に二分され、熊手を振りかざし戦場で向かい合っているような気がして落ち着きません。

それでも、この対話を止めてはいけません。これは必要なことであり、好む好まないを問わず、今後も続くことなのです。

「ダイバーシティ」と呼ぶのをやめて、「帰属意識」と置き換えて話をしたらどうでしょう? 私の頭の中では、それが真の問題です。同僚には、テック業界への帰属意識を感じられない人がいます。私は「多様である」ことを望んでいるのではなく、ただ存在したいだけなのです。


「帰属意識」について話そう


私は、開発者の仲間に属していると感じたい。同様に、私も仲間に(それが誰であっても)この仲間に属していると感じてほしいのです。

「帰属意識」について話すことで、何かに盲目な状態やノルマから離れ、なぜ多くのグループがこの業界に属せないと感じているのか(そして多くの人が本来の自分でいられないと感じるのか)、そしてどうやったらそれを変え、皆に歓迎されていると感じてもらえるようになるのかを議論していけるのではないでしょうか。

Facebook のダイバーシティ担当グローバルディレクター、マキシン・ウイリアムズさんが、そんな私の気持ちを美しくまとめてくれています。

私は毎週月曜日、新入社員を前にこう言います。「ここでは接尾語として"盲目"を使う必要があるとは思わないでほしい。『ただの同僚』『人種/性別/肌の色/性的指向で他人を判断しない』などと、わざわざ言う必要はないのです。そうすることでその人の強みを消してしまいます。皆さんには、そのような個性を認識し、価値を加えるものとして見てほしいのです。


あなたの経験は?


ステレオタイプ脅威を経験したり心配したことはありますか? そのとき、どう対応しましたか? どのような環境において帰属感を感じますか?

当社「Buffer」でも、インクルージョンを大切にしています。読者の皆さんの経験を教えてください。


'I Didn't Notice:' Why I Trained Myself Not To Be a 'Woman in Tech' | Buffer Open

Katie Womersley(訳:堀込泰三)
Photo by WOCinTech Chat/Flickr (CC BY 2.0).

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    香川博人

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