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印南敦史  - ,,,,,  06:30 AM

「数字をよむ力」=計数感覚が、仕事を効率化する

「数字をよむ力」=計数感覚が、仕事を効率化する

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たとえば、「クライアントからの評判はいいのに、会社は評価をしてくれない」、あるいは、「営業成績No.1になっても昇進させてもらえない」というような思いを抱いている人は決して少なくないはず。

しかし、その原因は「経営者と当人の計数感覚の不一致」なのだと主張するのは、『1%の人は実践している ムダな仕事をなくす数字をよむ技術』(前田康二郎著、クロスメディア・パブリッシング)の著者です。

いくらクライアントからの評判がよくても、売上30万円の仕事に給与30万円の社員が1カ月張りついていたら、会社は評価をしてくれないでしょう。いくら営業成績No.1でも、売上至上主義にこだわっていたら、昇進する機会はなかなか得られないかもしれません。なぜなら「経営者はそのように考えていない」からです。(「まえがき」より)

会社から高い評価を受けている人は、「会社の数字」というものをうまく自分の仕事に取り入れ、活かしているということ。そこで本書では、経営者の計数感覚と自分自身の計数感覚、両者を一致させるために必要なコツやノウハウが明かされているわけです。

ちなみに「会社の数字」に関しては、意識しておくべきポイントがあるようです。売上や利益だけに限らず、期日や勤務時間、スケジュール管理など、「数字」が入るものはすべて会社の数字だということ。その点を踏まえたうえで、第1章「『計数感覚』がある人とない人ではこんなに違う」を見てみたいと思います。



計数感覚を理解すると、とるべき行動がわかる


計数感覚とは、著者によれば「数字」と「行動」を関連づけて物事を正しく推察できる能力。そして重要なのは、「自分の計数感覚=他人の計数感覚」ではないと認識すること。

「あれなら大丈夫そうだろう」という上司の感覚と、上司の望む結果を出せなかった部下の感覚との間にズレがあった場合、上司は「自分の伝えたいことが伝わっていない」「自分と感覚を合わせてもらわないといけない」と思うもの。しかし上司の計数感覚は上司自身の経験を数値化したものであるため、人それぞれ感覚の基準が異なるわけです。

そこで感覚のずれを調整するために、上司は部下に対して「自分の計数感覚の基準」を明確に伝え、部下も、上司が是とする計数感覚の基準を理解したうえで仕事に取り組むべき。そうすれば、進捗確認などのコミュニケーションを円滑に進めることができるわけです。

たとえば、納期が一週間後の作業があったとき、上司と部下の感覚が同じであれば、上司からの「50%くらいやったところで一度見せてほしい」というリクエストどおりに報告が上がるはず。しかし、「50%」に対する感覚がずれていたら、30%の状態のものが出てくることになるかもしれないわけです。

そのような場合は「2日間作業をした時点で報告をしてくれますか?」と、より明確な数値基準を使えばいいのだとか。そして内容を見たとき、「もう50%くらいできているね」というように、自分の感覚を伝えていく。仕事をこうして数字に置き換えれば、計数感覚を共有できるようになるということ。(12ページより)


「できる人」は行動を数値化して管理している


会社における行動は、数値化することが可能。そして事業計画やノルマ、スケジュールなど、できる人はその数字の管理が上手な人なのだと著者はいいます。

また、できる人は会話やメールのやりとりをしていても、時系列(タイムライン)がしっかりしているのだそうです。3日後が締め切りの仕事があったとしたら、「予備日として1日とり、その前日までに終わらせるためには、現場から明日までに情報をもらう必要がある。だから、きょうは『明日までに情報をください』とメールで連絡しなければいけない」というように、「時間の足し算引き算の感覚」が優れているということ。

つまり特別な能力や学歴、職務経歴がなくても、計数感覚、計数管理がしっかりしている人であれば、日ごろの行動の積み重ねによって十分「できる人」になれるというのです。

もし何から始めたらよいかわからないという人がいたら、まず朝、(中略)今日は、これと、これと、これをやる、と、カレンダーやスケジュール表を見て唱えてください。(中略)優先順位をつけるという行為も、計数感覚を養う一環です。(17ページより)

正しい計数感覚を備え、計数管理をすることにより、自然なかたちで周囲から「仕事ができる人」と認識され、頼りにされるのだと著者はいいます。(16ページより)


データが本物か否かを「よむ」技術で差が広がる


私たちの問題は、「統計への過剰な信頼、依存」だと著者は指摘しています。「実際にアンケートをとって集計しているらしいから、まあそうなんだろう」という意識が心のどこかにあるということ。しかし本来であれば、統計への過剰な信頼・依存をしないことが大切だというのです。

ビッグデータの時代と言われていますが、ビッグデータということは、裏を返せば簡単に人間が手作業でデータの確認ができないほどの量だということです。なおさらその前提条件、抽出条件などをチェックする能力、そして、算出された数値、結果内容が現実とあまりに乖離していないかを想像できるかの能力が問われます。(27ページより)

人間は、自分に不利なデータを見聞きしたときには疑ってかかるのに、自分にとって理想の結果や、有利になるデータが出てきたときには、それを鵜呑みにしてしまったりするもの。そして、会社の数字に関しても同じことがいえるのだそうです。「それが正しいか」というチェックは、数字の良し悪しに関わらず必要だということ。

いわば「本物かどうか」を「よむ」技術があるか、確認する手間をかけられるか、それが可能な人であるか否かによって、データの使い方の判断も大きく変わってくるというわけです。だからこそ著者は、これからはデータの信ぴょう性よりも、データを操る人間の信ぴょう性を問われる時代になっていくだろうと推測しています。(26ページより)


あと一息のところでなにをすべきか


計数感覚のある人とない人との違いは、「期限まであと数日」となったときの行動に表れるといいます。計数感覚のある人がまずするのは、「あと3日」「あと300万円」「あと3人」「あと3%」と数値化すること。そして、それを達成するためには、「きょう」「あした」「あさって」に自分がなにをすべきかを検討し、周囲に伝えて実行するというのです。

対して、ただ「どうしよう」という気持ちのまま、結局は普段どおりに過ごしてしまうのが計数感覚のない人。そうして最終営業日を迎え、目標が未遂のまま終わってしまうということです。

計数感覚のある人は、砂漠のなかにいたとしても、手にしっかりとコンパスを持っていて、「いま自分がどの位置にいるのか」を把握しているもの。「あと3日、ここをこうあるけばオアシスにたどり着くはずだ」と考え、残っている飲み水の量を計算し、毎日どのくらい飲んでも大丈夫なのかを計算しているわけです。

一方、計数感覚のない人はコンパスも持たず、ただ勘を頼りに砂漠をさまよっている状態。飲み水の量も計算せず、本能のおもむくままに飲み干してしまい、砂漠のなかで立ち尽くしてしまうというのです。

なお計数感覚のある人は、「残り数日」「最後のひと押し」のところで本領を発揮するのだとか。それは、「1日から末日までの1カ月の会社の数字の流れ」「きょう現在の売上状況」「月末までに予算を達成するため、あしたはなにをすべきか」などを、数字を一瞬で確認することによって頭に入れているからだというのです。(30ページより)




「計数感覚を理解する」と聞いただけだと、専門的で難しいことのように思えるかもしれません。しかし本書を読んでみれば、決してそうではないということが理解できるはず。いわば、それは数字のメリットを有効活用するということであり、誰にでもできることなのです。


(印南敦史)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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