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ライフハッカー編集部ライフハッカー編集部  - ,,,  10:00 PM

転職50回の私から緊急提言:憂鬱だからと会社を辞める前に「3つの棚卸し」を!

転職50回の私から緊急提言:憂鬱だからと会社を辞める前に「3つの棚卸し」を!

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はじめまして。私は、ネガポジ先生こと黒沢一樹と申します。今は苦しい経験を武器へと変える思考法「ネガポジ・メソッド」の伝道者として、就職に悩む人たちへのキャリア相談を主に行っています。また、作家や人材コンサルタントとして全国を飛び回る日々でもあります。そんな私の最終学歴は実は中卒。しかも転職を50回以上も経験しています。

今回は、数多の転職失敗経験をもつ私からから今転職を考えている方に向けて、「転職前に絶対にやっておいてほしいこと」についてお話ししたいと思います。


行き当たりばったりな転職で年収ダウン?


転職サイト「DODA(デューダ)」のこのグラフを見ていただくと、転職後の給与はダウンする割合のほうがやや多いことがわかります(給与ダウン49%、給与アップ46%)。日本の給与体系はまだまだ年功序列が基本なので、転職して勤続年数が短くなり、そのぶん給与も下がってしまうことが多いと考えられます(もちろん、職種によって違うこともあるので、ご自身の状況と照らし合わせてみてください)。

また、転職後のビジョンや転職戦略もなく、行き当たりばったりで転職してしまうと給与ダウンを引き起こしやすいです。

たとえば、今の会社には自分が成長する機会がないという不安を感じ、勢いだけで転職を決めてしまうとどうなるかを考えてみましょう。焦っていると転職予定の人事担当者から査定について足元をみられたり、妥協するラインを自身の市場価値以下に下げてしまったり。給与ダウンや無理なタスクを担当するといった残念な結果になってしまう可能性があります。


不満を転職活動の原動力に昇華させよう


そもそも転職を考えるということは、何かしらの「不満」があなたの中に渦巻いているから。言ってしまえば、今ある何かしらの「不満」を解消するために、転職という言葉が頭をよぎったのではないでしょうか?

実際、enジャパンが行った以下の意識調査を見ると、転職理由の上位には「給与への不満」「勤務時間・休日休暇への不満」が来ていますね。

20代の転職理由
順位 理由
1位 給与に不満がある
2位 勤務時間・休日休暇に不満がある
3位 雇用形態を変えたい

30代の転職理由
順位 理由
1位 給与に不満がある
2位 会社の将来に不安がある
3位 職場の人間関係が良くない、上司や同僚と合わない

「不満の原因から逃避したい→転職しようかな?」と考えるのは、自然なこと。人間が許容できる不満には限界があり、その限界を超えれば、心身に異常をきたしてしまいます。私自身も飲食専門のコンサルティング会社に勤めていたときに、給与と勤務時間数への不満が限界に達し、鬱のような症状があらわれ、鼻血が止まらなくなってしまったことがあります。

その一方で、不満や怒りは、とても強いエネルギーを持っており、転職活動の強力な原動力となってくれます。私も先に述べた会社から転職したときは、自分の不満や怒りをバネにしたことで、死にものぐるいで転職活動ができました。実際に転職活動に入るなら、ぜひうまく活用したいところです。

転職活動における大事なポイントは、転職後の明確なビジョンや転職戦略をもたなければ、成功はありえないということです。それらを設定するときには、「自分の不満」を見つめることがカギとなります。


転職活動の前に絶対必要な3つの「棚卸し」


ではさっそく、「自分の不満」を整理し、転職後のビジョンや転職戦略をどのように設定していくべきかを、一緒に見ていきましょう。


1. 自分の不満を徹底的に追及する

まずは自分の転職活動のエネルギー源となる不満にどんなものがあるかを確認しましょう。

  • やりがいのある仕事ではない
  • チームメンバーとうまくいかない
  • 役割に比べて給与が少ない
  • 会社の成長性が乏しい
  • 自身を成長させる仕事かが不安

大枠としては、だいたいこんなところではないでしょうか。あとは、それらをより具体的なものに落とし込みます。たとえば、うまくいかないメンバーがいるのが不満の原因だと思うなら、「いつから/なぜ」うまくいかなくなったのかを考えます。もしかしたら、自分の誤解かもしれないし、関係を改善できることがあるかもしれません。

給料に不満があるなら、社内(外)の誰を基準にして自分の給与を評価しているのかを考え直してみてください。世間的な評価として、今の仕事のレベル感はどれくらいなのか? それに対して今の給与は適切なのか? といったことを冷静に評価し直してください。

「不満がある点」は、そのまま「転職目的」になります。今の会社の給与に不満があるなら、転職の目的はもちろん「給与アップ」になりますよね。不満な点をしっかりと整理し、転職の方向性を大きく見誤らないようにしましょう。


2. 社内転職や会社の制度を利用したリフレッシュを検討してみる

メンバーとの不仲や仕事内容が不満の原因なら、ほかの部署に異動したり、会社の新規事業に参加するという選択肢もあるのではないでしょうか? 異動届けは意外と受理されます。

その一方で、異動することで出世が望めなくなる可能性もあります。そのため、会社にとどまってまでやることがあるのかを整理しておく必要があります。

また、会社によっては留学制度や休暇制度、資格取得制度があるので、それらに応募し心機一転を図るという手もあります。今ある不満が、会社のリソースを利用することで解消できるかもしれません。異動先や会社の制度を徹底的に調べなおしてください。


3. 転職後の負担も検討しておく

転職後は、さまざまなことをゼロから作り直さなければなりません。たとえば、人間関係は最たる例。異業種への転職ならば、業界用語を学ぶところから始めることになります。給与が下がることだってあるかもしれません。転職後の負担は、転職後のデメリットともいえますので、それらを考慮し、今一度、「本当に転職すべきなのか」を考えましょう。


転職に傾いたなら行動するのみ!


整理した結果、やっぱり転職をしたいと思うなら、実際に転職に向けて動き出すべきです。

「3つの棚卸し」をすることで、給与ダウンの可能性がある転職だけが選択肢ではないことがわかったり、逆に転職しかないと確信して自分の不満をエネルギーに変えて邁進することができるようになるはずです。また、自然と転職後のビジョンや転職戦略も見えてくるでしょう。

【転職が頭によぎったら行うべき3つの棚卸し】

1. 自分の不満を徹底的に追及する
2. 社内転職や会社の制度を利用したリフレッシュを検討してみる
3. 転職後の負担も検討しておく


160518kurosawa_profile.jpg黒沢一樹(くろさわ・かずき)

ネガポジ流キャリアコンサルタント/NPO法人若者就職支援協会 理事長

母が17歳のときに生まれ、姓は4回変わる。食うにも困る極貧生活を10人兄弟の長男として支えるために高校を入学式で辞め、上場企業から零細企業、俗にいうブラック企業も経験し、さまざまな職業と会社を渡り歩く。就業した会社の数は50を超え、起業にも2回失敗

自らのさまざまな不幸経験をもとに編み出した「ネガポジ思考法」をメソッド化し、カウンセリングや企業研修、キャリア教育に応用。2015年度からは、都立高校のキャリア教育プログラムとして本格的に「ネガポジメソッド」が導入される。

現在は、研修講師として全国を飛び回る傍ら、NPO法人『若者就職支援協会』の理事長として、日々、就職に悩む若者の相談業務にあたる。

著書には、『最悪から学ぶ 世渡りの強化書』(日経新聞出版社)、『ネガポジ就活術』(鉄人社)、他。

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(黒沢一樹)

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