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itou  - ,,,,  11:00 PM

小さめの家に引っ越すつもりになって考えてみたこと

小さめの家に引っ越すつもりになって考えてみたこと

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私が育った家はかなり小さく、実家に帰るたびにこんなに小さかったのかと驚かされます。寝室が2つと、いざというときに寝室にもなる物置部屋が1つあります。リビングはとても狭く、キッチンも本当にこじんまりしています。

私はこの家で両親と2人の兄と一緒に育ちました。また、母の弟たちが同居していた時期もあります。控えめに言っても、かなり窮屈な環境です。

とはいえ、振り返ってみても、嫌な思い出は1つもありません。家が狭いことで嫌な思いをしたという記憶がまったくないのです。どんなに家が狭くても、それなりにプライバシーは確保できたし、家族が集まって何かをするスペースもありました。また、個人的なプロジェクトに取り組む場所もちゃんと見つけられました。

それに比べると、私が今住んでいる家はずっと大きいのですが、だいたい似たような状況です。私はこの家に妻と3人の子どもと暮らしています。ここに住んでいることで嫌な思いをしたこともなく、すごく困ったという記憶もありません。プライバシーを確保するスペースは常に見つかるし、自分のことをする場所もあります。

ではなぜ大きい家にしたのか? 私が育った小さな家が提供してくれない何かを大きな家は提供してくれているのか? 正直言って、大きい家に住む最大のメリットは、物をたくさん置けるということです。今の家には物置部屋が12もあり、大きなロフト付きのガレージがあり、収納家具が置ける部屋もたくさんあります。

ご存知のとおり、物を置くための場所は、自然と物で満たされてしまうものです。2007年にこの家に引っ越してから、少しずつ物が増えてきました。着古した子供服や使わないおもちゃが詰まったケースがいくつも積んであります。ボードゲームなど、趣味で集めているコレクションもかなりの量になっています。子どもたち自身の所有物も増加の一途をたどっています。引っ越してきたときは、よちよち歩きの赤ちゃんが1人いただけですが、いまではその子も10代の若者になろうとしています。

最近、育った家のことがよく頭に浮かびます。リタイアしたらまたあんな家に住みたいなと思うんです。ただし、ゲストが泊まれる素敵な部屋と、もう少し広いキッチンがあるほうがいいな、などと考えています。まだ子どもたちが家にいますが、もし完璧な条件をそろえた小さめの家が見つかれば、今すぐにでも引っ越そうかなと思ったりもします。



どうして小さい家に住みたいのか?


どうして家のダウンサイジングを検討しているのか? 大きく3つの理由があります。

1つめの理由は、私たち家族にこんなに広いスペースは必要ないということです。今より30%ほど狭くなっても、まったく問題ありません。間取りさえ良ければ50%狭くなっても困らないでしょう。

2つめの理由は、大きな家は、小さな家よりもメンテナンスに時間がとられるということです。家が大きければ、故障する箇所もそれだけ多くなるわけで、修理に余計な時間がとられるわけです。

3つめの理由は、大きい家は小さい家よりも諸経費が多くかかることです。固定資産税も高くなります。保険料も高くなります。メンテナンスコストも高くなります。もちろん、大きな家は資産価値もそれだけ高くなりますが、かといって、その価値を諸経費の支払いに回せるわけではありません。個人的には、資産価値の増分が、税金や保険料、メンテナンスコストの増分を埋め合わせているとは思えません。

逆から言えば、小さい家に住めば、家にかかる諸経費を低く抑えられて、自由時間も増えるということであり、私にはどちらも魅力的に聞こえます。


小さい家と社会的ステータス


世の中には、家をステータスシンボルだと考える人たちもいます。彼らにとって持ち家は、家族や友人はもちろん、通りすがりの人びとにも自分の成功をアピールできるものなのです。

この場合、家の大きさが重要となります。大きな家はそれだけお金がかかります。すなわちそこに住んでいるのは成功者だというわけです。私自身も、かつてはこのロジックにとらわれていました。しかし、自分の人生をよく見つめるようになり、自分にとって本当に大切なものは何なのかを考えるようになると、こうしたステータスに意味を感じなくなってきました。

まず第1に、私は通りすがりの人によく見られたいとはまったく思いません。通りすがりの人は私の人生の一部ではありません。彼らにどう思われようと何ら影響はないのです。

第2に、私の友だちは「私の」友だちであり、私の家の友だちではありません。私の友だちは、私の家が大きいからでも、高級な家具が置いてあるからでもなく、私に会いたいから訪ねて来てくれるのです。今訪ねて来てくれる友人や親戚は、かつて住んでいた小さな家にも同じように訪ねて来てくれていました。

第3に、大きな家に住んでいることは、私にとっての成功の証ではありません。私は成功を別の指標でとらえています。楽しいと思える仕事をしているか? 遊びやリラクゼーションのための時間を持てているか? 周りの人々と良好な人間関係を持てているか? こうしたものが私にとっての成功なのです。

このように、私はステータスのために大きな家に住む必要性を感じていないわけです。とはいえ、数年前の私は違いました。だから大きな家を買ったのです。ところが、だんだんと、家がステータスであるという感覚が消えていき、それに従い、大きな家を所有したいという気持ちもしぼんでいきました。


適切なバランスを見つける


そんなわけで、実際にもう少し小さな家に引っ越そうと思い立ったとします。現在の家を売って、小さめの家を買い、その差額をポケットに入れます。そのうえ、さらに諸経費や時間を節約できるのです。いいコトずくめですよね?

ここで、最初の課題に直面します。それは、適切なサイズを見つけることです。今より小さい家にすることは決めていますが、どのくらい小さければいいのでしょうか?

今回は、いわゆる「スモールハウス」のことは忘れましょう。「スモールハウス・ムーブメント」が起きていることは知っていますが、私にとって、「スモールハウス」の多くはちょっと行き過ぎに思えます。

多くのスモールハウスは、洗濯や皿洗いなど基本的な家事をするための十分なスペースがないように見えます。おそらく、日常的な家事の多くを屋外でしなければならず、そのためには余分な費用がかかるでしょう。それは私の望むところではありません。日常生活に必要な作業はすべて家の中ですませ、かつ時間とお金を節約できなければ意味がありません。また、そうしたスモールハウスには地下室やちゃんとした基礎がないことが多く、もしあなたが暴風雨にさらされる地域に住んでいるなら、そこは決して過小評価できないポイントです。

ですので、いわゆる「スモールハウス」よりは大きな家になるはずです。機能的な地下室と、ちゃんとした基礎がある家が必要です。また、料理や皿洗い、洗濯などの基本的な家事が屋内でできて、ある程度の収納スペースがあって、ときどきやってくる訪問客に窮屈な思いをさせなくて済むような空間も欲しいところです。

一方、今住んでいる家はちょっと大き過ぎます。めったに使わないスペースや、めったに使わない物が置いてあるだけのスペースがたくさんあります。ガレージには、ガレージセールに出すつもりの不要品が山積みになっていて、一向に減る気配を見せません。家の物置部屋にはさらにたくさんの不要品があるはずです。

言い換えれば、多少の収納スペースと、ふだんから本当に使っているスペースだけを残して、あとは無くしてもいいということです。

では、本当に使っているスペースとは何でしょうか? いまのところ、4つある寝室のうち3つを使っており、子どもたちが大きくなったら4つ目も使うことになりそうです。とはいえ、絶対に使わなければならないかというと、そうとも言えません。実際、私は何年もの間、兄弟と1つの部屋を共有していましたが、何の問題もありませんでした。また、リビングが2つありますが、実際は片方しか使っておらず、トイレも4つあるうちの2つしか使っていません。物置スペースもたくさんありますが、不要品を整理すれば、今の30~40%のスペースで事足ります。

つまり、寝室は3つ、トイレは2つあればよく、リビングも1つで十分です。物置スペースもずっと少なくていいので、全体で40%程度のスペースは削減できる計算となります。

ポイントは、たまに使うかもしれないスペースのことは考えずに、実際によく使っているスペースだけを考えることです。難しいのは、本当によく使うスペースと、たまにしか使わないスペースをどうやって切り分けるかです。いくらたまにしか使わないとはいえ、使っている情景が頭に浮かんでしまうと、なかなか不要だとは思えなくなるものです。

たとえば、ゲーム専用のテーブルが置いてある部屋がいい例です。ごくたまにその部屋を使うことはあります。ですが、ダイニングのように日常的に使うかと言えば、そんなことはなく、せいぜい1日がかりのゲームをするときに使うぐらいです。

こうして冷静に考えてみると、いかに素敵な使い方が思い浮かんだとしても、めったに使わないスペースを維持するために余計なコストをかけているのは、馬鹿らしく思えてきます。ほとんど使わない部屋を持つために、保険や税金、メンテナンス費を余計に払うなんて、どう考えても馬鹿げています。

ですので、日常的に本当によく使うスペースだけを考慮に入れてください。つまり、食事、料理、家族のだんらん、睡眠、休息、それから重要な物を保管しておくスペースのことです。めったにしないことをするためのスペースなど考える必要はありません。どうしても必要になったときは、無料で借りられるスペースを探せばいいのです。


物を減らす


もう1つの課題は、何年もかけて溜めこんだ物をいかに処分するかということです。物置部屋に積み上がった、不要品入りのケース。めったに使わない部屋にあるめったに使わない家具。ガレージのロフトや棚に居並ぶ大量の物たち。

これらの物をどうすればよいでしょう?

ガレージセールや「Craigslist」で売ればいいとすぐに決断できる物もあります。子どもが赤ちゃんのときに使っていたアイテムは明らかに不要品です。ガレージの棚や食品庫の奥にしまってある、使っていないもらい物も売ってしまえばいいでしょう。

物置部屋にある物は一度全部外に出して、整理し直す必要があります。さまざまな種類の物があるので、カテゴリごとにやり方を見ていきましょう。

古い書類はシュレッダーにかける必要があります。特に2009年以降の請求書類は電子化されているので、紙の書類を保管しておく必要はありません。必要なのはシュレッダーにかけて適切に処分することです。もっとも、それだけでも結構大変ですが...。

使わないアイテムを冷静に見極める必要があります。我が家のほぼすべての物置スペースは、めったに使わない物でぎっしりです。でも、いざ処分しようとすると、将来使うイメージが目に浮かんでしまってブレーキをかけられてしまいます。でも、冷静かつ正直になって考えれば、たとえ使ったとしても、それは本当にごくたまにしかないことなのです。

難しいのは、そうしたイメージを振り払い、実際にはまず使わないという現実を直視することです。やってみれば、あなたもこの難しさがわかるでしょう。

私は、物置部屋にある物を選り分けるごくシンプルな方法を見つけました。ひとつひとつについて、「過去1年以内にこれを使ったか?」と問いかけます。答えがイエスなら、そのままにしておきます。答えがノーなら、処分します。答えが不明瞭なときは、マスキングテープを貼って今日の日付を書いておきます。以後、マスキングテープが貼ってあるアイテムを使ったら、テープを剥がすようにします。1年後に物置部屋にあるものを再度調べ、まだテープが貼ってある物があれば処分します。

とっておくことにした物はきちんと整理する必要があります。整理されていないと、スペースを無駄に消費したり、必要な物を取り出しづらくなったりします。きちんと整理されていれば、スペースも最小限で済み、取り出すのも簡単です。残念ながら、我が家の物置部屋はあまりきちんとは整理されていませんが。

より分け作業が終わったら、残された物を整理しなおしてください。一時的に物を置く棚やワイヤーラック、ラベル付きケースなどがあると便利です。

なぜ物を減らすのか? ゴールは、日常で使うスペースを減らして、小さな家に引っ越しやすくすることです。小さな家に暮らすための実証実験だと考えてください。


引っ越さない理由


これほど綿密な作業計画があるのに、どうして小さな家に引っ越さないのかって? 個人的にはいつでもそうしたいと思っています。でも、そうできない理由がいくつかあるのです。

まず第1に、家族が今の家をものすごく気に入っていることです。おそらく一番大きいのは家の立地です。子どもたちの仲の良い友人が家から歩いて行ける場所に何人か住んでいます。たとえば、娘の親友3人のうち2人の家が文字通り石を投げれば当たる距離にあります。また、我が家から道を1本隔てたところに遊技場と大きな広場、400メートルのトラックのある公園があり、彼らのいい遊び場となっています。さらに、妻の親友も石を投げれば当たる距離に住んでおり、そのほかの友人も1マイル圏内にいます。

引っ越しをして、親しい友人たちと離れ離れになるのは、家族にとって喜ばしいことではありません。私個人としてはこの場所にこだわる理由は特にないのですが、家族にとって大事なことは私にとっても大事なことなのです。

第2に、小さな家に住んでお金と時間を節約すること以外には、とりたてて引っ越すべき理由がないことです。仕事上の理由もありません。学校関係の理由もありません。交友関係の理由もありません。文化的なものへのアクセスにも何ら問題はありません。つまり、今の家は立地的には大満足なのです。

第3に、今の家は、この地域の住宅の中ではそれほど大きいわけではないことです。もう少し小さい家がベストだとはいえ、近隣の新興住宅に比べれば控えめな部類に入ります。電気代もそれほど高くないし(引っ越し当初よりかなり削減された)、税金や保険も、かなり田舎に引っ越さない限りはそれほど変わらないと思います。

最後に、引っ越しは大変な作業ですが、私たち家族には時間の余裕がありません。これはどちらかというと言い訳ですが、引っ越しをする決定的な理由がない状況では、言い訳も大きな力を持ちます。


ではなぜ引っ越しを検討するのか?


結局引っ越さないのなら、ここまで検討してきたことにどんな価値があるのか?

誰の人生も変化しない保証などありません。時が経てば、引っ越しを思いとどまらせてきた要因にも変化が起きる可能性があります。子どもたちが成長し、巣立っていけば、今の家に住む理由の多くが消滅するでしょう。あるいは、今後、経済的、またはそのほかの理由で小さな家に引っ越す必要が生じたときのために、あらかじめプランを練っておくのは悪いことではありません。

また、実際には引っ越さないとしても、小さな家に移る準備をしておくことにはさまざまなメリットがあります。ガレージセールやCraigslistで不要品を売り払えば、いくらかのお金も入ります。物置部屋をきれいに整理すれば、物を取り出しやすくなります。

「より良い」家とはどんな家かを考えることで、今住んでいる家を「より良く」することができます。小さい家に住むための戦略を考えることで、よりシンプルな生活様式を実践できます


最終結論


もし、過去に戻って、家を買う前の自分に会えたとしたら、もう少し小さくて、違う間取りの家を買うようにとアドバイスすることでしょう。

そうすればコストも下げられたはずです。税金や保険料も安くなったはずです。メンテナンスにかかる時間も労力も削減できたはずです。それでいながら、日常生活に何ら不自由を感じることはなかったでしょう。

私は耳を貸したでしょうか? たぶん貸さなかったでしょう。当時の私が、住宅購入についてもっと慎重に検討し、家族にとって本当に必要なものは何なのかをよく考えてくれればよかったのにと思います。それが、この記事を書いた理由でもあります。

もしあなたが家を買おうとしているなら、なるべく小さい家を買うとしたらどんな家が適当か、という角度でも考えてみてください。小さい家にすれば、お金も時間も節約でき、それでいて日常生活で使うスペースに不自由することはないでしょう。

幸運を祈ります。


The Challenge of Moving to a Smaller Home|The Simple Dollar

Trent Hamm(原文/訳:伊藤貴之)
Image by mhatzapa (Shutterstock).

  • ,,,,, - By

    香川博人

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