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itou  - ,,,  10:00 PM

あなたの会社がAmazonの企業文化をまねしてもうまくいかない3つの理由

あなたの会社がAmazonの企業文化をまねしてもうまくいかない3つの理由

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Inc.:AmazonのCEOジェフ・ベゾス氏が最近公表した株主向け年次書簡をまだ読んでいないなら、ぜひ目を通してみてください。書簡の中でベゾス氏は、Amazonの企業文化に対する自身の考えを切々と訴えています。これはおそらく、昨年2015年8月に米誌「New York Times」が発表した批判記事への反論だと思われます。

問題の記事は、Amazonが、社風による強化と独特の人事管理システムをとおして、従業員を同社の生産性理念にいかに従わせているかが書かれていました。この記事が公開されやいなや、ソーシャルメディアはこの話題で持ちきりになり、私が尊敬するビジネスリーダーのなかにも、Amazonのやり方を支持すると発言する人が大勢いました。

この状況は、ウォルター・アイザックソンがスティーブ・ジョブズの伝記を出版した直後とよく似ています。成功した企業の内幕が明らかにされるたびに、みんながそのやり方をまねようとします。2011年当時は、まるで誰もがスティーブ・ジョブズになりたがっているように見えました。

私は、人びとがApple製品を「メチャクチャすごい」と評し、ジョブズの、人を怒らせるようなひどい振る舞いさえもまねしようとしたのをよく憶えています。ですので、今回もAmazonに影響を受けた企業家たちが、Amazonの独特な企業文化を自社に取り入れようとするにちがいありません。僭越ながら私の意見を言わせていただくと、そんなことをするのはまったくの愚行です。

とはいえ、それは私だけの考えではありません。株主向けの書簡の中で、ベゾス氏自身が次のように語っています。

私たちのやり方が唯一正しいと主張するつもりはありません。ただ、それがAmazonのやり方だと言っているだけです。私たちは、20年以上かけて、同じ志を持つ人びとを集めてきました。私たちのやり方にやりがいと意義を見出した人たちです。

ジェフ・ベゾス氏は正しいことを言っています。企業文化とは、長い時間をかけて出来上がるものであり、簡単には変わらないものです。そしてもちろん、そうした文化は長所にも短所にもなりえます。重要なポイントは、企業文化は自然に出来上がるものであり、その組織自体と切り離すことはできないということです。他社の企業文化を安易に自社に持ち込んでも、うまくいくはずはありません。


あなたはジェフ・ベゾスではない


重要な事実が1つあります。おそらくあなたは天才ではありません。別にそれが悪いことだとは言っていません。ただ、そうだというだけです。アメリカには数千万人のビジネスリーダーや企業家がいますが、ジェフ・ベゾスのように、世界を変えるようなビジネスを創りあげられるのはほんのひと握りの人間だけなのです。

Amazonの企業文化は、ベゾス氏のパーソナリティからにじみ出てきたものであり、同社の発足当時からすでにそこにあったものです。まったく別の企業が、Amazonの究極なまでにデータ中心主義のやり方を採用したとしたら、社内の調和は乱れ、生産性は低下し、本物さが失われるでしょう。

本物さ(Authenticity)はビジネスにおける最重要の要素です。企業の文化や管理スタイルは、その企業のパーソナリティから自然と出来上がるべきものです。まったく別の企業を表面上だけまねても、うまくいくはずはありません。


あなたの会社はAmazonではない


伝え聞くところによると、Amazonは相当過酷な職場のようです。そうした話を聞くと、下位10%の社員を毎年追い出していた、かつてのゼネラル・エレクトリック社を思い出します。従業員離れが起きたのは、過度の締め付けにより、燃え尽きが蔓延したからです。しかし、Amazonにとって従業員離れは心配の種ではないようです。職を求めて同社の門をたたく人があとを絶たないからです。

それが、Amazonが大企業だからなのか、待遇が良いからなのか、私にはわかりません。わかっているのは、従業員を自由に入れ替えられたら、経営側はかなり楽だということです。

もっとも、大半の企業は、Amazonほどの知名度もリソースも持っていません。また昨今では、有能な人材を呼び込み、社内に留めておくことが、非常に難しくなっているのが現状です。ですので、他社がAmazonの管理手法を安易に取り入れても、悲惨な結果に陥るだけです。

不可能なほどの要求をつきつけて、社員を追い出すのは簡単です。しかし、代わりの人材を見つけるのは容易ではありません。ほとんどの企業にとっては社員こそが最大の資産なのです。とくに中小規模の企業は、社員を大切に扱うべきであり、すぐに替えがきく部品のように扱うべきないのは言うまでもありません。


予想外の結果に対処できない


Amazonの人事管理システムのなかでも特徴的なのは、従業員がお互いの評価をマネージャーに報告する「Anytime Feedback Tool(随時フィードバックツール)」の存在です。理論的には優れたコンセプトなのかもしれませんが、このツールは予想外の結果を招いています。

New York Timesによると、Anytime Feedback Toolは、競争相手を陥れる手段としてよく使われ、さらには、政治活動の道具にさえなっているとのこと。たいていの企業は、このようなネガティブで嫉妬深い企業文化をうまく扱うことなどできないでしょう。

数字を見れば、Amazonが非常に成功している企業なのは明らかです。年始の決算発表により、史上最速で年間売上高1000億ドルを達成した企業となったことがわかりました。Amazonは世界中の買い物習慣を変えてしまったわけであり、その革新は現在でも絶えることなく続いています。おそらく、Amazonの企業文化はAmazonにはぴったりなのでしょう。ただ、ほかの企業がAmazonのまねをしても、うまくはいかないということです。

ですので、企業家やビジネスリーダーは、他社のやり方を安易にまねすることなく、自らの手でソリューションを築きあげねばなりません。あなたとチームにとって最適のバランスを見つけてください。その結果できあがった企業文化が本物さ(Authenticity)を持っていれば、まちがいなく根づいていくことでしょう。


3 Reasons Amazon's Culture Won't Work for You, According to Jeff Bezos|Inc.

Chris Myers (訳:伊藤貴之)
Photo by James Duncan Davidson/Flickr (CC BY 2.0).

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    友清哲

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