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堀込泰三堀込泰三  - ,,,,  12:00 PM

安全を守るバブルから一歩踏み出そう

安全を守るバブルから一歩踏み出そう

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Crew Blog:たいへん申し上げにくいのですが、あなたはバブルの中にいます。

それは、あなたがやっている仕事だけでなく、友人、これまでに読んだ本、日々のルーチンによって作られたバブルです。

毎週作っている料理によって作られたバブルです。

月水金のジム通いもそう。

仕事に向かう道順や、日曜日に物書きをするお気に入りのカフェもそう。

それらのすべてが、あなたのバブルなのです。

そのバブルが、毎日のあなたを包囲するセーフティネットになっています。それは、日々の生活を安定化し軌道に乗せるためのルーチンであり、スケジュールです。

そして、バブルはあなたの幸福や意義、さらにはクリエイティビティの構成要素でもあります。一方で、凡人と偉人を隔てる壁にもなっています。壁を高くするほど、それを越えるのは難しくなります。

日本の作家、村上春樹氏はこう述べています。


皆と同じ本ばかり読んでいたら、皆と同じ考え方しかできない。


バブルはあなたの心を鈍らせます。型を破って世界を変えたくなったら、バブルを壊すための、とがったナイフを手にしましょう。


もっと面白い人間になろう


私たちがバブルの安全地帯から飛び出す必要性を示す、こんなエピソードがあります。

米国の小説家バリー・ハナ氏は、学生が書いてきた物語に、「面白くない」というコメントを付けて返却しました。学生はハナ氏に「では、もっと面白くするにはどうしたらいいですか?」と聞きます。もっといい作家になりたいと言う学生の願いに、ハナ氏は「もっと面白い人間になりなさい」と答えました。

確かに、それは厳しいアドバイスです。私たちは、作品と自分を切り離して考えたいもの。面白くないのは、文章のスタイルや構成や内容であって、学生自身ではないはずです。その逆を受け入れることは、自身の作品に対する全責任を受け入れることになります。それは、スキルの問題ではなく、学生自身のキャラクターに問題があることを意味します。

これをもう少し温かい視点で見てみましょう。作家でありアーティストでもあるオースティン・クレオン氏は、著書『Show your work』において、作家ローレンス・ウェシュラー氏のように「面白い人間であること」を考えることを勧めています。

彼にとって「面白い人間であること」とは、好奇心と注意力を持つことであり、「継続的に関心を示す」練習をすることです。もっとシンプルに言うなら、「面白い人間になるには、いろいろなことを面白がれ」と。


ここでクレオン氏が言っている「面白がる」という言葉は、身の周りの世界に興味を持つことを意味します。それは、常に疑問を持ち、新しい情報を入手することでもあります。J. モーリーン・ヘンダーソンさんは、学生にこのように述べています。


面白い人になるには、多くの道のりがあります。でも、そのすべてに共通するのは、自分や他人、周囲の世界に好奇心を持ち、それらを知って理解することに情熱を傾けることです。


これらの例からもわかるように、好奇心は、人生や周囲の人々、そして自分自身への理解を深めるための性格の1つです。とりわけ、誰もが同じ本を読み、同じマントラを唱えているような業界では、ときどき立ち止まり、地平線のかなたを見ることが極めて大切です。

人々の人生を変えるような考え方、つまり世界を変える思考は、コンフォートゾーンの中だけでなく、広い世界に好奇心を持つことでしか生まれません。


未知に立ち向かう

このソリューションには、1つだけ問題があります。それは、私たちが感じる、未知への恐怖です。

人間は性質上、既知の悪い結果よりも、未知の結果に恐怖を感じます。そのため、未知の結果を避けるために、自分を傷つけることも厭いません

悪習慣を断ち切れないのはそのため。私たちは、既知の悪魔を好むのです。

自分のバブル外のシチュエーションに出くわすと、不安とプレッシャーを感じるでしょう。この不確実性が、ネガティブな体験への反応を強めます。ですから、思い切ってバブルの外に飛び出したにもかかわらず、何か間違いを犯すと、ポジティブな体験とは違う記憶として後に残ります。既知の安全地帯に戻って、そこにとどまっているほうがいいという思いを強めてしまうのです。

でも、その恐怖をそのままにしていると、コンフォートゾーンがしぼんでいきます。そして、境界を押し広げて新しいことに挑戦する機会が失われていくでしょう。

馴染みのない未知のことにも好奇心を持ち、積極的に関与することで、私たちは賢くなるだけでなく、人生とうまく付き合う術を手にすることができるのです。

2002年に学術誌『Journal of Personality and Social Psychology』に掲載された論文では、新しいことを求める(つまり好奇心のある)幼児は、そうでない幼児よりも後のIQが高くなると予測されています。この研究では、2000人の子どもを対象に、3歳時とその8年後の追跡調査を行い、認知能力の相関を調べました。その結果、好奇心の高かった子どものIQは、そうでない子どものIQよりも平均12ポイント高かったそうです。

それだけではありません。幅広い好奇心は、幸福度にも寄与します。ハーバード大学で心理学を教えるダニエル・ギルバート教授は、著書『Stumbling on Happiness』において、人は未来の幸せを得るために何が必要かを知っているかのように思いがちだが、実際に計画通りに得られた喜びよりも、つまづきながら得た喜びのほうが大きいと解説しています。

バブルの中にいれば、不安から身を守ることはできるかもしれません。でも、予期せずに人間の深い真実を発見することこそ、人生を魔法のように変えてくれるのです。


身からにじみ出るほどに吸収する


人生を価値あるものにするため、すなわちハッピーでクリエイティブで生産的、かつ費やす時間に意義を見出せる状態にするためには、そのあらゆる側面を経験する必要があります。

発散的な経験と思考なくして、新しくて面白い芸術やアイデアは生まれません。

スウェーデンの作家、Dorothe Norsさんは、私たちは人生が提供するすべてを経験することで、意味のあるものを生み出せるアーティストや人間になれるのだと説明しています。


すべての人に、チューブから歯磨きを出すように、自らの「魂のボリューム」があふれ出る状態を感じる瞬間が訪れます。

誰もがそれを感じますが、アーティストはその感覚をアートを通じてとらえ、永久に残る形で表現します。いい文章や映画、あるいは芸術作品に触れると、そこからにじみ出る人としての経験や人間らしさを見つけることができるのです。


優れたアートには、人間らしさがにじみ出ます。それは、抑えきれない大きな経験の絶頂です。すべてのこと、特に自分のバブルの外の出来事やアイデアに心を開けば、世界に共鳴する何かで心を満たすことができるでしょう。あなた自身が、人間の真実を求める船になるのです。

Crewでは先日、「Makers」(創造者たち)というポッドキャストとインタビューシリーズをローンチしました。その背景にあるアイデアは、上に記したエキスパートたちのアドバイスに従うものです。すなわち、コンフォートゾーンの外の人と話すこと、現状よりも知識を広げること、作家、ファッションデザイナー、アーティスト、あらゆる信条の思想家など、まったく異なるキャリアや人生を選んだ人の考えを知ること。

どのエピソードでも、私たちとまったく異なる人生を歩んでいる人を取り上げています。日々のルーチンの中では、ほとんど出会うことのないような人たちです。

最初のいくつかのエピソードでは、「m0851」のデザイナーであり、高い評価を受けているFrederic Mamarbachi氏に、子ども心と好奇心を持って世界と向き合うことで、いかにして数百万ドルのファッション会社を築き上げたかを聞いています。

アマゾンを守る企業「Sambazon」の創設者たちには、不可能に思えようとあらゆるチャンスをものにする方法を聞きました。

Twitterのハッシュタグを発明したクリス・メッシーナ氏には、黎明期のインターネットが、いかにして大企業による抑圧・統制を受けずに行動主義と開放性を保ってきたか、そして彼のアイデアがいかにしてコミュニケーションに変革をもたらしたかを語ってもらいました。

また、起業家だったエリオット・ペパー氏が、フルタイムの作家に転身した2年間を追跡しています。彼は、24カ月で3本の小説を刊行するために、どんなことをしたのでしょう。

「Clark Street Mercantile」のオーナーであるスコット・メレスキー氏には、広告コピーライターというデジタルの世界から一変、物理的な店舗とブランドを構築した経緯を聞いています。

企業を買収しながら新しい子どもをこの世に迎えたCat Noon・ Benedikt Lehnert夫妻には、その試練と苦難を語ってもらいました。

Makers」のビジョンは、読者の皆様がバブルの外に踏み出すお手伝いをすること。ふだん足を踏み入れることのない領域で、インスピレーションや真実を求めること。そして、快適なお城の城壁を、簡単に越えられるようにすることです。




バブルはあっても構いません。いや、ほとんどの人にとって、生きるためになくてはならないものでしょう。

でも、ときにはそこから出る必要があります。ふだん得ることのできないような啓示、インスピレーション、喜びを見つけるために。私たちには毎日のように、バブルの外に出て人生を最大限に体験し、最終的には身からそれがにじみ出るようになるチャンスが与えられています。

あなたが想像できることはすべて、この世のどこかに存在しているはずです。あなたがすべきことは、ただ目を開けて、それを探すことなのです。


Get out of your damn bubble|Crew Blog

Jory Mackay(訳:堀込泰三)
Photo by PIXTA.

  • ,,,,,,,, - By 香川博人LIKE

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