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ライフハッカー編集部ライフハッカー編集部  - ,  10:00 PM

ファルコン9がドローン船に垂直着陸成功!これって何がスゴいの?

ファルコン9がドローン船に垂直着陸成功!これって何がスゴいの?

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Popular Science:宇宙開発を行うスペースX社が開発した「ファルコン9ロケット」は2016年4月9日、これ以上ない理想的な天候の下、発射されました。太陽がさんさんと輝き、そよ風が吹く中、ファルコン9は定刻通り、宇宙へと飛び立ったのです。数キロメートル離れた地点から打ち上げを眺めていた人々にとって、エンジンから噴き出る炎はまぶしすぎるほどでしたが、誰もがその様子に見入っていました。そのまばゆさはまるで、7月4日の独立記念日に子どもたちが振り回して遊ぶ花火のようです。辺りの騒音も、まるで独立記念日を祝って次々に打ち上げられる花火のようでした。ドーンという低音の響きと空気が震える感覚を残して、ファルコン9は「音速の壁」を越えてゆきました。


ファルコン9に搭載され打ち上げられた補給機は、無事に軌道に乗り、国際宇宙ステーション(ISS)へと向かっています。けれども、それ以上にすごいのはこのあとです。ファルコン9は人類史上初めて、海上に浮かんだ無人のドローン船へ垂直に軟着陸することに成功したのです(英文記事)。この偉業は、再利用が可能なロケットで比較的低コストの宇宙飛行を実現する上で、きわめて重要な意味を持ちます。

「宇宙へとまた一歩近づいた」。スペースX社の創業者イーロン・マスク氏は記者会見でそう述べました。

打ち上げロケットはこれまで、発射後に海へと落下し、再利用はできませんでした。けれども、マスク氏はたびたび、それではフライトを終えた航空機をすぐに捨ててしまうようなものだと言っています。打ち上げロケットを再利用すれば、莫大な打ち上げ費用を節約できる可能性があり、そのためにはまず、ロケットを地球まで無事に帰還させなければなりません。

スペースX社は昨年12月にロケットを地上に着陸させることに成功(英語記事)。していましたが、ドローン船の上への着陸こそが、同社のロケット再利用戦略にとってのカギでした。

というのも、発射されたロケットのうち、およそ半数は海上に戻ってくるのですが、ロケットに十分な燃料が残っていないため、そこから自力で陸地を目指すことはできないのです。自動制御のドローン船なら、移動可能な着陸パッドとして使えます。ところが、そこへロケットを着陸させるのが大変でした。航空母艦へジェット機を着陸させるようなもので、着陸目標が小さい上に動いています。おまけに、ロケットが地上に降下してくる速さは時速1万7000マイル(約2万7000km)と、ジェット機とは桁違いなのです。

昨年、地上への着陸に成功した打ち上げロケットと違って、今回ドローン船に着陸したファルコン9は再利用される予定です。ドローン船の「Of Course I Still Love You」号(訳注:SF作家イアン・バンクスの作品中に登場する宇宙船の名前が由来がファルコン9をフロリダ州ポート・カナベラルに連れ帰ったら、同社はファルコン9のエンジン燃焼試験を10回ほど行い、問題がなければ、5月か6月にでも再び打ち上げることになっています。

マスク氏は、いずれは各ロケットを、数週間のうちに「きれいにし」、チューンナップして、再び打ち上げたいとしています。ある程度決まった間隔でそれができるようになれば、打ち上げにかかるコストを大幅に削減できるかもしれません。

打ち上げのたびにロケットを建設する場合、1基およそ6000万ドルの費用がかかりますが、燃料を補給するだけなら20万ドルから30万ドルで済みます。打ち上げロケットの毎回の検査と整備にも多少の時間と費用がかかるものの、再利用できれば、コストを100分の1ほどに削減できる見込みだと、マスク氏は述べています。

とはいえ、スペースシャトル計画も似たような目標を掲げていたことを忘れてはいけません。機体を再利用して打ち上げの頻度を増やし、長期的なコストの削減を目指していたのです。ところが残念なことに、毎回の発射にかかる費用は約4億5000ドルのまま、変わることがありませんでした。

でも、スペースX社はすでに、宇宙飛行ならびにISSへの補給作業の様子を一変させています。スペースX社では現状、打ち上げ1回にかかる費用が6120万ドルですが、ライバルのユナイテッド・ローンチ・アライアンス社(ULA)は2億2500万ドルもかかります。

マスク氏の思惑通りにロケットを再利用できれば、コストは100分の1に抑えられ、打ち上げにかかる毎回の費用を、現状の約6000万ドルから、60万ドル程度にまで削減できるはずです。

この数字には、新しいロケットの建設費用は入っていません。ロケット1機は10回から20回ほどの発射に耐えられるだろうとマスク氏は踏んでいます。再利用できる回数をその程度にざっくり考えたとしても、それだけ大幅にコストが削減できれば、宇宙へのアクセス手段が革命的に変わり、ビジネスや研究、さらには観光分野での利用に門戸を開くことになるでしょう。そうなれば、ファルコン9は宇宙開発における「フォード・モデルT」のような存在となるに違いありません。

とはいえ、それが実現するまでにはまだ、数々の問題が待ち受けていそうです。

スペースX社は年内にも、打ち上げの頻度を2週間に1度に上げる予定です。また、発射されるほぼすべてのロケットで、着陸が試みられることになっています。ロケットの再利用計画が順調に進んでコストが削減されるかどうかは、意外に早くわかりそうですね。


Why SpaceX's Rocket Landing On A Drone Ship Is A Big Deal | Popular Science

Sarah Fecht(訳:遠藤康子/ガリレオ)
Photo by Phil Plait/Flickr (CC BY-NC-SA 2.0).

  • ,,,,,,,, - By 香川博人LIKE

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