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印南敦史印南敦史  - ,,,,  06:30 AM

「不機嫌な人」に振り回されないための7つのコツ

「不機嫌な人」に振り回されないための7つのコツ

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いつも不機嫌そうにしていたり、いまにもキレそうだったり...。そんな、声がかけづらく、周囲の空気を乱す人はどこの職場にもいるものです。では、そんな人たちとはどう接すればよいのか? いやな気分にならなくてすむ対処法は? 誰もが知りたいそうした疑問に答えてくれるのは、きょうご紹介する『職場にいる不機嫌な人たち』(西多昌規著、KADOKAWA)。

きょうはそのなかからChapter 4「『不機嫌な人』と、どうすればうまく仕事ができるの? ――不機嫌に感染しない7つの対処法」を見てみたいと思います。



対処1. とにかく動じない、流されない


まず大切なのは、相手がどんなタイプの不機嫌を示していたとしても、対する基本姿勢は「とにかく動じない」「なにがあっても流されない」ことだと著者。

共感できる方も少なくないと思いますが、不機嫌な人は、自分が悪いとは思っていないもの。多かれ少なかれ、「自分の考えを推し量れない相手が悪い」と考えているわけです。つまり不機嫌の底には「早く俺の意図を見抜けよ」というような要求があり、相手にイライラをぶつけることで要求を通そうとしているというのです。

しかし、だからといってこちらが要求をのまなければならない理由はどこにもありません。自分に非がないのであれば、相手の要求に動じず流されないことが大切。そこから対応がはじまるわけです。逆に動じたり流されたりしてしまえば、相手から「このまま不機嫌な態度を続ければ、自分の要求は通る」と思われ、相手の不機嫌さがますます高じることになるだけ。

不機嫌な相手にムッとして、自分まで不機嫌になる。あるいは相手の機嫌をとろうとして、不自然にヘラヘラする。それらはありがちな対応ですが、いずれも相手の不機嫌に感情が乱されている証拠。だとすればそれは、相手の思うツボです。とはいえ不機嫌な相手が上司であれば、「動じない」「流されない」ことに徹するわけにもいかないかもしれません。でも、そんなときにも、せめて動じない、流されないように相手に「見せる」。そうすることで、それ以上無理な要求を突きつけられなくなるといいます。(152ページより)


対処2. 道筋をはっきりさせ、建設的な意見を述べる


不機嫌な相手と仕事について話をしなければならないとき、いちばんやってはいけないのは、動揺してオロオロすること。感情でぶつかってくる相手には感情で対応しないということです。たとえば不機嫌な上司に指示を仰ぎたいとき、オロオロと混乱し、考えがまとまらないところを見せると、相手はますます不機嫌になるわけです。

ただし考えの方向性、つまり「道筋」が大まかにでも決まっていれば、相談されたほうも「解決のめどはついているんだな」と多少の安堵感が得られるもの。そこで不機嫌な上司に相談するときには、自分なりの根拠を持った仮説や見込みを提示すれば、少なくとも頼りない印象を与えることは免れるはず。あるいはいくつかの選択肢を提示し、「どれが効果的でしょう?」と相談すれば、感情的になっている相手を、理性的なコミュニケーションの土俵に引っぱり込むことができるといいます。

同時に必要なのは、毅然とした態度で、不機嫌な人になめられないようにすること。なぜなら弱みを見せると、「こいつには不機嫌な態度をとっても大丈夫」となめられ、相手の不機嫌がさらに増してしまうから。

なお、こういう場合に「毅然とした対応をとる」べきだといわれることがありますが、正論でバッサリと切り捨てるような毅然さは、相手をムダに傷つけるだけ。結局はお互いに不機嫌の連鎖を大きくしてしまうので、もう少しゆるく、「自分の弱みを見せすぎない」くらいのさじ加減が大切だそうです。(154ページより)


対処3. 相手に関心があることを示す


相手の不機嫌に感染しないようにと、不機嫌な人を無視したり、関心がなさそうな態度をとる人がいますが、不機嫌であろうがなかろうが、そんな態度をとられれば、誰でもいい感じはしないもの。そもそも不機嫌は、「自分の要求を、誰かに知ってもらいたい」という表現方法なのですから、いい効果を生まなくても当然です。

だからこそ不機嫌な人を相手にする場合は、「相手に関心のある態度」をとることが重要。不機嫌な人から距離をとれず、近くにいて対応しなければならないときはなおさらだといいます。心のなかで思っていることは、どんなに隠したとしても、顔や声など外部に出てしまうもの。だとすれば心のなかで相手になんらかの共感を示すだけで、その共感が相手にも伝わるということでもあるはずです。

「相手の立場になれ」とまではいわないにしても、不機嫌な相手や状況に関心を持つことは、自己の客観化にも役立つのだとか。もし自分が不機嫌に囚われてしまったとき、客観視ができれば自分を悩ませている本質を突き止めやすくなるわけです。(157ページより)


対処4. 同意は慎重に


相手の関心を持つことが大事だとはいっても、それは相手のいうことすべてに「イエス」ということではないはず。不機嫌な人は、しばしば他人の悪口をいったり、悪い噂話をしたりするもの。そして自分の悪口の内容を、相手にも同意してもらいたいと思っているもの。しかし同意してしまったら、こちらも悪口をいった共犯者になってしまいます。

「好事門を出でず」「悪事千里を行く」ということわざどおり、よいことがなかなか世間に広まらない反面、悪い評判はすぐに遠くまで広がってしまいます。話に尾ひれがついて、自分が主犯のように思われる可能性も十分にあるのです。

とはいえ部下には、上司の悪口を"受け止めなくてはならない"状況もあるでしょう。そんなときには「大変だったんですね」など共感を示しつつも、悪口の対象となっている人物に対しては意図的にこちらから触れないようにすべきだといいます。共感はしても、同意には慎重になるということ。(160ページより)


対処5. 「〜べき」「〜はず」という思い込みをやめる


不機嫌な相手に対して、関心を持つのはいいことだといいます。しかし、「自分のいうことを聞いてくれるべき」「自分のいうことを聞いてくれるはず」などと期待するのはやめたほうがいいそうです。

なぜなら一般的に、「~べき」「~はず」と考えている人は不機嫌になりやすい傾向があるから。「こうあるべき」「こうであるはず」という考え方は、自分の単なる思い込みである場合も多いということです。

不機嫌な相手は自分のことでいっぱいいっぱいなので、固定観念に基づいた期待など考慮してくれなくて当然。むしろ期待とは反対の発言や行動によって、こちらを不機嫌にさせる可能性もあるといいます。そこで不機嫌に感染しないためには、不機嫌な人に対して多くを期待しない、望まないことが重要。

地位が高くても、不機嫌を隠せない人はいます。人生経験豊富な人でも、虫の居所の悪いときはあるものです。そんなときは当然ながら、こちらの固定観念は通用しません。いっぽうで不機嫌な人は「自分の不満を示して、相手になんとかしてもらおう」と期待しているもの。でも、同じ土俵に乗るべきではなく、不機嫌な人には期待しないのがいちばんだと著者は主張しています。(162ページより)


対処6. 「不機嫌」レッテルを貼るのは禁物


不機嫌な人は多くの場合、表情など外見でわかります。とはいえ不機嫌そうに見えるからといって、必ずしも100%不機嫌とは限らないのが難しいところ。機嫌が悪いわけではなく、単に無愛想なだけだという場合もあるからです。だからこそ、不機嫌そうに見えるからといって、「不機嫌にちがいない」と決めつけ、過度に警戒するのはよくないこと。

たしかに「不機嫌な態度」と「愛想がない態度」は似ています。だから、不機嫌そうな人を見ても「不機嫌な態度をとっている」と決めつけて怒らず、「どうして不機嫌そうに見えるのか」「もしかすると愛想がないだけではないのか」と、ひと呼吸置いて考えることが大切だということです。

逆に「この人は不機嫌だから、どうしようもない」と決めつけてレッテルを貼ると、相手を嫌だと感じる拒否感情に左右され、冷静な判断ができなくなってしまうでしょう。不機嫌な人にはなるべく関わらないのがいいとはいえ、冷静に事実を見極めることなく感情的に避けてしまうと、"自分が勝手にレッテルを貼った不機嫌"に感染してしまうわけです。なるべく落ち着いた気持ちで相手の機嫌を判断することが、自分が不機嫌に感染しないコツだそうです。(164ページより)


7. 帰宅時の自分をイメージする


不機嫌な人に対応しているときは、「なんとかこの場をしのぎたい」と、"不機嫌をぶつけられているいま"だけに関心が向かいがち。永遠にそれが続くように思え、絶望的な気分になることもありえます。

しかし現実的には、「いま」が過ぎ去って退社時刻になれば、職場の不機嫌な人からは離れることができるわけです。だからこそ相手の不機嫌に対して絶望的な気分になったときには、「夕方の自分はどうしているだろう」など、不機嫌な人への対応が終わったあとの自分をイメージすることが大切。そうするだけで、気持ちを楽にすることができるといいます。

どんな苦痛であれ、「時間に限りがある」ということがわかれば、人は辛抱できることが多いもの。面と向かって不機嫌に攻められれば辛くて当然ですが、「この時間が永遠に続く」と思う必要はないわけです。「いずれこのつらい時期は終わる」と考えることが大切だということ。

それが難しければ、仕事を終えて家に帰るときの自分を想像するとよいと著者はいいます。ちょっと寄り道をする、電車の中でのんびりするなど、リラックスして楽しむ姿をイメージすると効果的だというのです。(167ページより)




相手が不機嫌であろうが、同じ職場で仕事をしなければならない現実が変わるわけではありません。だとしたら考えるべきは、「いかに穏やかにつきあっていくべきか」ということであるはず。そういう意味で、本書は有効な道筋を示してくれることでしょう。


(印南敦史)

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